Aiuto!の穴

英語の勉強とアニメの感想や日々気になることの日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アニメのBlu-ray Box

1.北米版Blu-ray Disk Box
自分は、気に入ったアニメ作品はできるだけ円盤を購入して自分の手元の残しておきたいと思う方なのですが、それにしても日本のアニメのBlu-rayはやはり高いですよね。
社会人でしかも結構な高齢になってしまった自分にとっては、昔よりはBlu-rayにかける出費に負担を感じなくなって来てはいますが、それでも現在の価格は高いと感じてしまいます。ましてや、おそらく年齢層としてアニメの映像ソフトを一番欲しいと感じるだろう学生さんたちにとって普通に手の届く価格とはとても思えません。

そこで、この価格の壁を打破する存在として、今ではすっかり有名になってしまったのが北米版Blu-ray Boxです。
自分も去年から今年にかけて、結構な数の北米版Blu-rayを購入してしまいました。
購入Blu-ray_small

但し、安いというメリットがある分、やはりデメリットもあります。
そこで、以下に北米版Blu-rayのメリットとデメリットを書いてみたいと思います。

1)北米版Blu-rayの価格
北米版Blu-rayのメリットといえば、とにかく、日本版に比べて圧倒的に安い価格です。
Amazonでの価格を例にとってみると、輸送費込みで日本版のおよそ1/3~1/7程度の価格です。初めて見たときは、本当にびっくりしました

具体的に例をあげてみると、これから買ってみようかなと思う"クラナド"、先日届いた"人類は人類は衰退しました"の場合、現在のAmazon価格は以下になります。

- クラナド
  日本版:約\47,000 北米版:約\6,500

- 人類は人類は衰退しましました
  日本版:約\20,000 北米版:約\6,000

そもそも、日本版のクラナドが高すぎるということもありますが、やはり圧倒的に安いとしか言いようがありません。実は、自分はクラナドを見たことが無いのですが、これだけ安いと、レンタル屋でDVDをレンタルするよりも北米版を買ってしまおうかと考えるてしまう程です。

2)北米版Blu-rayでのトラブル
北米版Blu-rayをまだ買ったことのない方は、海外製の商品がどのような状態で到着するのかを心配される方もおられると思います。
自分の経験から申し上げますと、やはり日本製のBoxと同等の新品感で配達されない可能性というのは、やはりあります。
下の写真は、自分が初めて買った北米版Blu-ray Box("狼と香辛料 1期&2期")ですが、Boxの外側の紙製caseの上部が、最初から破れた箇所がありました。でも、内側のcaseやDiskそのものには特に傷もなく再生に支障はありませんでした。
傷Box_small

しかしながら、実は、上記の"狼と香辛料 1期&2期 Box"以外では外装に傷があったBoxを受け取ったことはありません。ですので、以前に比べれば(たった1年前のことだけれども)、海外製品もこの頃は、外装に気を使い始めたのかもしれません。

特に驚いたのは、Haganai(僕は友達が少ない1期)の限定版で、外箱の作りが実にしっかりしていてぱっとの見ためには日本製品と何ら遜色を感じない仕上がりでした。詳しく見ると、箱の内部はダンボールの表紙むき出しでちゃちいところもあるのですが、外からではわかりませんし、この内容で\5,000程度であれば十分魅力的です。

しかし、上記以外の、例えば再生できない等のトラブルがあった場合、それをAmazonへ言って交換させることはもちろん可能だと思いますが、海外へ電話でクレームを言うのはなかなかハードルが高く、mailでやり取りを行うにしても日本人同士でやるより余程手間がかかることを覚悟したほうが良さそうです


3)北米版Blu-rayの画質
やはり、画質は日本版のものよりも劣ります。
では、それはどの程度のものなのかというと、国内版と北米版のビットレートの比較図をネットで見つけたので、それを使わせて頂くことにします。

例えば、先日届いた"人類は人類は衰退しましました"のビットレート比較は以下のようになっています。
人類ビットレート_small

上図から、国内版は約40Mbpsという高く且つ安定したビットレートで収録されているのに対し、北米版では平均14Mbpsと低く且つ非常に不安定なビットレートで収録されていることがわかります(これは、北米版が収録話数を上げるために可変ビットレート方式を用いているからかもしれませんが、自分は専門知識を持ち合わせていないためよくわかりません)。この図を見る限り、両者の間には圧倒的なクオリティの差があるように見えるのですが、どうやら、この作品の色使いが色の濃淡をあまり使わないパステル調の作品なのが幸いしてなのか、実際に見てみると数値で見るほどの差は出ていない感じです。

次に、国内版Blu-rayの画面の比較が出ていた"ガールズandパンツァー"との比較を見ています。
やはり、国内版に比べて北米版のビットレートは低く設定されていることが下図からわかります。
girls bit rate Japan_small
国内版Blu-ray
girls bit rate North USA_small
北米版Blu-ray

では、実際の画面はどうでしょうか。
akiyama Japan_small
国内版Blu-ray
akiyama NorthUSA_small
北米版Blu-ray
Girls Miho Japan_small
国内版Blu-ray
Girls Miho NorthUSA_small
北米版Blu-ray

上図だけを見た場合、はっきりとしたバウンディング(ビットレートを落としたとき、グラデーション部で自然な濃淡がうまく表現されず段がついた縞模様になってしまう現象)も見られず、あまり大きな差は見られないような気がします。しかし、色調は北米版が明るめに調整されているかもしれません。

結局、画質の評価というものは、個人の感覚にかなり左右される要素が大きいのではないかと思います。数値の上からは、国内盤に画質が劣ることははっきりしているので、あとは、その画質を価格に見合ったものと容認できるかどうかは個人次第ではないでしょうか。

北米版Blu-rayは、日本人の感覚からするとかなりアバウトに作られているように見えてしまうのは確かで、例えば1クール作品を2枚に収録する際は、1枚目に9話、2枚目に3話収録という方法が殆どで、これを均等に6話ずつの収録にして、エンコードの際のビットレートを上げるなどのお客様へいい物を提供しようというようなことは、どうも考えられてはいないようです。
また、例えば、"狼と香辛料1期"などは、HD画質で制作され、国内版Blu-rayもHD制作版をマスターとして作られていますが、北米版Blu-rayでは、SDマスターからのアプコンで作成されてしまうなど理解に苦しむ作成方法が取られたりすることもあります。しかも、同じ日に発売された、"狼と香辛料2期"は、普通にHDマスターから作られるという統一性の全くないやり方で、この辺はちょっと日本では信じられないようなアバウトさを感じてしまいます。

しかし、価格が国内版の少なくとも1/3程度の商品ですので、ある程度のリスクは見込んで手を出したほうが良いようです。

4)国別コードと強制字幕表示
北米のBlu-rayのリージョンコードは日本と同じなので、北米版のBlu-rayは、本来日本のBlu-rayプレイヤーでも再生できるのですが、最近このリージョンコードとは別に、国コードと呼ばれる設定を使って、日本のBlu-rayプレイヤーでは再生できなくしているDiskが出てきています。更にメニューから字幕切り替えを無くして、日本語再生の場合は強制的に英語字幕が出てしまう強制字幕表示仕様の北米版Blu-rayも出てきています。

これは、日本の販売側から、日本への逆輸入を防ぐために圧力をかけられての措置ではないかとの憶測がでていますが、実際そんなところのような気がします。何しろ、アメリカ側の業者にとってもこのような措置が販売上の利点になるはずが無いのですから。もし、本当にそうならば、えげつないことするなぁと思ってしまいます。
しかし、国コードに関しては、設定機能のあるBlu-rayプレイヤーで、設定を変更すれば問題ないようで、PS3ならば最初から国コードがアメリカに設定されているので大丈夫のようです。実際に、国コードが設定されていた"人類は人類は衰退しましました"は、自宅のPS3で再生することができました。(しかし、自宅のSONY製BDW-EZ500では再生することができませんでした。)
一方の強制字幕は問題で、これはどうにもならず厄介ですね。(Amazonの北米版ガールズ&パンツァーの評価欄にPCとPowerDVDを使って強制字幕破りの方法が載っていました。何とも頼もしい限りですね。)でも、このような多くの人(アメリカ側と日本のユーザー)が不利益を被るようなやり方は、最終的に浸透しないと思います(あくまでも希望です...)。
結局、現状では、ユーザー側が、購入前に、国コード、強制字幕仕様になっているかどうかを調べてから購入を検討するしか打つ手はなさそうです。

2.国内版Blu-ray Box
北米版Blu-rayは、きちんとした販売網に乗って扱われている商品で、それを購入することに、なんら違法性はありません。
一方において、北米版Blu-rayを買ってしまえば、その売上は日本へ入らなくなり、Blu-rayの売上によって支えられているアニメ制作にも支障が出るというコメントもNet上ではよく見られます。もしそれが本当ならば、北米版Blu-rayを買う行為は違法性が無いものの、日本のアニメ制作に利するものではないことのようにも見えます。

個人的には、自分がアニメ円盤に払うお金がアニメ制作会社へ入ることで、少しでも日本のアニメ制作に貢献したいと願うので、基本的に日本のアニメ界に貢献しないようなことはしたくありません。それでは、やはり、北米版Blu-rayを購入することは、問題のある行為なのでしょうか。このことについて、ちょっと考えてみました。

1)国内版Blu-rayの販売売上の分配先
そもそも、アニメの制作には、どのようにお金が流れ、Blu-rayの売上などはどのように制作側へ分配されているのでしょうか。
それについて、ネットで下記のような図を見つけました。
DVDビジネス_small

そして、ある監督のツイッターでの以下の発言もありました。
アニメ売上_small

上図については、"例"とも書いてある通り、1つのモデルに過ぎず、全てが当てはまるわけではないと思いますが、実際の監督が、"アニメは作品の売上は関係なく、予算によって作られる"と発言されているので、上図が全く現実からかけ離れているのでは無いのだと思います。では、アニメ制作会社に入るお金が作品の売上と関係ないならば、Blu-rayの売上は何処へ行くのかというと、上図から、おそらく出資者へ出資割合に従って分配されると思われます。結局のところ、Blu-rayの売上は直接アニメ制作会社へ入るものではないということが上図からわかると思います。

今度は、アニメにかかる制作費がどのくらいで、制作会社へはその内のいくらくらいが制作費として渡されるのかを見てみたいと思います。
上図でお金の流れを見てみますと、スポンサー(現在では製作委員会?)が用意した5千万の内、実際のアニメ制作会社へ行く金額は1千万程度で、実は全体の約1/5程度しか制作会社へは渡されておらず、全体の4/5が制作と直接関係のないところに使われていることがわかります。これが果たして正常なことなのでしょうか?。特にスポンサーから広告代理店を介しただけで1千万円ものお金が使われていることになっています。映画なら少しはわかる気もしますが、TVアニメ(しかも深夜アニメ)で1千万円もかけて広告代理店は何をしているというのでしょうか?

もちろん、アニメは制作会社だけで作れるものではなくて、いろいろな人が携わってできており、直接間接を含めてお金が回ることで経済が成り立っているというのも理解しているつもりです。でも、お金が回る仕組みには効率が上がるように努力があってしかるべきであり、余分な部分に支払われるために、グッズやBlu-rayなどにその分を上乗せされてしまうというならば、それは納得のいくものではありません。

では、結局のところ、現在のBlu-rayの価格が適正なのかということなのですが、先月1つのBlu-rayの発売が発表され、価格を下げることは十分可能であることがわかりました。

2)GJ部方式のBlu-rayはBlu-ray難民の救世主となるのか
先月発表された"GJ部りぴーと!でぃすく"は、1枚のBlu-rayに1クール12話を収録して、定価10,200円、Amazon価格7,600円程度で販売されることになっています。
 GJ部りぴーと!でぃすく
画質は「BS放送の画質と通常のBD商品の間くらいの画質」であると公式HPにて発表されています。BS放送は20Mbps程度のビットレートなので、このBlu-rayは北米版と同等かそれ以上の画質で録画されることになります。価格は若干北米版より高いですが、この程度の価格差ならば、自分は北米版よりこちらを買います。
今回のこのDiskの発売でよくわかったのは、ここまで価格を下げても商売で成り立つのだということです。もちろん、ドラマや映画などと違って、アニメはニッチな世界であり、そもそもの購入者人口が少なく、価格を高めに設定せざろう得ないことは理解しますが、それも程度の問題で、今までが高すぎたのだと思います。しかし、北米版という黒船が来て、それに対抗する形でGJ部Blu-rayが発売されることになりました。(北米版が無ければ、このDiskは発売されなかったでしょう。)今までアニメファンは本当によく既存価格に付き合ってきたと思います。しかし、現在、北米版Blu-rayという購入の選択肢が現れ、更にそれに対抗する形でGJ部方式のBlu-rayという選択肢も加わりました。制作現場からかけ離れてマーケットの都合だけで末端価格の安売りが始まれば、その分野は衰退していくことはよくありますが、現在の多様化した購入選択肢がある状況は、自分には健全であるように見えます。この健全性を保つためにも、GJ部スタイルの廉価版Blu-rayには是非頑張ってもらいたいと思っています。

もちろん、価格を半分に下げれば、購入者の数が2倍になるわけでもありませんから、この廉価版だけでは売り上げが減ってしまうかもしれません。しかしそこは知恵を出して、もっと多くの特典を付ける特別版と、この低価格廉価版を併売することも可能だと思います。廉価版よりも十分多い特典を付ければ、廉価版ではなくて特別版の方を購入するアニメファンは必ずいると思います。
(あと、個人的に2話収録のみの単巻販売は、本当にやめてほしいです。価格をもっと上げて良いから最低でも3話、出来れば4話収録して、特典をたくさんつければ普通に多く売れると思うのですが。)

GJ部方式のBlu-ray Boxが増えることを切に希望しています。

Comment

[2]

はじめまして、つかちゃんです

北米版Blu-ray Diskについて詳しく書かれていて凄く興味を持ちました

私も2話で1枚というのが嫌で買ってないんですよね
現状では、BS放送版を録画してクールごとに結合してUSB-HDDに保存していますよ

特に特典に興味がないので、北米版も購入の検討に入るかなと思っています

[4] Re: タイトルなし

つかちゃんさん

コメント頂き、ありがとうございます。

確かに、北米版Blu-rayを買って実感することが、Disk入れ替えの手間が省けることで、これはちょっとした感動ものですよ!?

ただ、北米版Blu-rayの場合、自分の好きなタイトルが発売されるかどうかがわからないところが悩みの種です。(米国人と日本人の感性の違いなどで、米国で売れそうもない作品はそもそも発売されない可能性が高そうです。)

でも、今年の3月には、自分が買いたいと思っていた、"新世界より","PSYCHO-PASS","交響詩篇エウレカセブン"が発売されるので楽しみにしています。特に、エウレカセブンは、現在、オクでまともとは思えない値段が付けられてしまっているので、北米版でのの発売は本当に助かります。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://bonobo777.blog.fc2.com/tb.php/67-3d1c5d38

 | HOME | 

プロフィール

aiuto!

Author:aiuto!
会社員
英語の勉強と日々気になることを日記風に書いていきたいと思っています。


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ

はじめに (6)
英語 (93)
(2013/9月-2014/2月) (35)
(2014/3月-2014/12月) (41)
(2015年) (2)
(2016年) (12)
音楽 (10)
EL&Pの音楽 (1)
King Crimsonの音楽 (1)
広橋真紀子さんの音楽 (1)
音楽雑記 (6)
アニメ感想 (17)
フルメタル・パニック感想 (1)
とらドラ! 感想 (1)
PSYCHO-PASS -サイコパス- 感想 (1)
灰羽連盟 感想 (1)
ゆゆ式 感想 (1)
新世界より 感想 (1)
じょしらく 感想 (1)
男子高校生の日常 感想 (1)
らきすた, みなみけ, 苺ましまろ, あずまんが大王 感想 (1)
Steins;Gate 感想 (1)
とある科学の超電磁砲 感想 (1)
宇宙戦艦ヤマト2199 感想 (1)
ガールズ & パンツァー 感想 (1)
TARI TARI 感想 (1)
花咲くいろは 感想 (1)
今期のアニメ (13)
2016年冬アニメ 感想1 (1)
2015年冬アニメ 感想 (1)
2014年秋アニメ 感想 (1)
2014年秋アニメ (1)
2014年夏アニメ 感想 (1)
2014年夏アニメ (1)
2014年春アニメ 感想 (1)
2014年春アニメ (1)
2014年冬アニメ 感想 (1)
2014年冬アニメ (1)
2013年個人的ベスト10アニメ (1)
2013年秋アニメ 感想 (1)
2013年秋アニメ (1)
今期のアニソン (6)
2014年夏アニメ アニソン (1)
2014年春アニメ アニソン (1)
2014年冬アニメ アニソン (1)
2013年秋アニメ アニソン (1)
個人的お気に入りアニソン(ED編) (1)
個人的お気に入りアニソン(OP編) (1)
アニメ雑記 (57)
趣味 (6)
バイク (3)
車 (1)
時計 (1)
推理小説 (1)
一般雑記 (64)
お城訪問 (22)
旅行 (20)
隣の国の困った人々(特亜3国) (8)

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

検索フォーム


RSSリンクの表示


リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


QRコード

QR

    


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。