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『閣下、それが韓国の最後の機会でした』における北の核についての予測

北朝鮮の核については、TVでも放映されていて、その危険度は一般に有る程度認知されているとは思います。しかし、それでも往々にして”確かに危険かもしれないけれど、核は1回使ったらお終いで自国の崩壊に繋がるから、使うわけ無いだろう。まして、あの北朝鮮は若い指導者が粋がっているだけで、技術力も低いどうしようもない国だ”程度に考えられていることも多いのではないでしょうか。

しかしながら、日経ビジネスオンラインの鈴置 高史氏の”早読み 深読み 朝鮮半島 ”の中で、韓国の保守運動指導者の趙甲済(チョ・カプチェ)氏の主宰するネットメディアに載せられた「仮想シナリオ・大韓民国最後の日」が興味深かったので、以下に転載させていただきます。

==========================
北朝鮮が核ミサイルを実用化した後の2018年か2019年頃の朝鮮半島が舞台です。要約しながら訳します。

•北朝鮮が軍事境界線付近の白翎島(ペンニョンド)を突然砲撃し、韓国の軍民に数百人の死傷者が出た。韓国軍は直ちに報復、同島の砲撃を命じた北の軍団司令部を空軍機で爆撃した。北朝鮮側も多数の死傷者を出した。
•翌日、金正恩(キム・ジョンウン)自身が直接「我々への攻撃命令を下した国防長官、参謀総長らを処罰しろ。損害を補償しろ。白翎島から韓国は出て行け」と要求したうえ「応じないなら韓国の都市1つに核兵器を使う」と宣言した。
•韓米両国の大統領は緊急に電話会談し「米国は約束通りに韓国に核の傘を提供する」と共同発表。さらに米国は空母と潜水艦を韓国周辺海域に派遣した。

――米国はちゃんと「核の傘」を提供すると宣言するのですね。

鈴置:ええ、そこは「従来の現実」通りです。北朝鮮が核実験するたびに、米国は核の傘を提供すると日韓両国に確認してきました。でも北が核を実戦配備すると、この先の展開が変わってくるのです。以下です。


•北朝鮮は「もし、米国が攻撃してくるのなら米西海岸を核攻撃する」と宣言した。
•そんな中、韓国では「核戦争反対運動」が巻き起こった。大規模のデモ隊が平和を叫びながらソウル市内を占拠。彼らは北の核攻撃の脅威を糾弾するのではなく、米国を批判した。
•多くの国民が「とりあえず核戦争を防がねばならない」と米韓の強硬策に反対した。世論調査では70%以上の韓国人が「平和のために北の要求を聞かねばならない」と答えた。
•韓国の政界でも「北の司令部への攻撃はやり過ぎだった」といった批判が強まる半面、「一戦も辞さず」と主張する声は小さくなった。
•そうした韓国の動きを見て、米国では議会とメディアを中心に「ソウルを守るためにロサンゼルスを犠牲にはできない」との世論が高まった。
•米軍基地がある日本でも「第2のヒロシマに反対する」と、米国の対北報復方針を批判する大衆運動が始まった。米韓両国政府はジレンマに陥った。


――確かに、多くの日本人は「あの不愉快な韓国と北朝鮮の内輪もめに巻き込まれ、核ミサイルを撃ち込まれるなんてとんでもない」と考えるでしょうね。

鈴置:そこです。北が核を持つと日本人の「巻き込まれ」への懸念がぐんと増します。「沖縄や三沢から米軍機を発進させるな」と要求する「平和運動」が起きるのは間違いありません。

韓国人でさえも、このシナリオでは70%強が「核戦争を避けられるのなら、北朝鮮の言うことを聞こう」と言い出すのですから。
北朝鮮は「核」をさらに活用するだろうと趙甲済氏は読みます。記事の翻訳を続けます。


•この状況を見て、中国が6者協議を提案する。だが、北朝鮮は拒否したうえ「我々の要求をまず実行しろ」と韓国を圧迫。北朝鮮の無人島で小型の核兵器を爆発させた。
•潜水艦から中距離ミサイルを垂直に近い角度で撃ち上げる実験でもあった。韓国が持っているお粗末な防衛システムではこうしたミサイルは防げないことが明らかになった。
•ソウル市民は恐慌状態に陥り、仁川(インチョン)国際空港は国外に脱出する人で麻痺した。公務員も会社員も欠勤し、社会システムが動かなくなった。
•将兵の家族は連日、国防部の前に集まり、戦争反対デモを繰り広げた。ついには「こんな危機を呼んだ国防長官らを拘束して捜査せよ」との主張が登場した。
•こうした中、米国の反韓世論がより高まった。


この後、どうしようもなくなった米国政府は北朝鮮との話し合い路線に転換します。待ち構えていた北は、米韓同盟破棄の伏線となる米朝平和条約の締結を持ち掛けます。

この記事の続編である「『閣下、それが韓国の最後の機会でした』」(9月24日、韓国語)では、米副大統領が大統領特使として訪韓し、韓国の大統領に同盟の根本的な見直し――事実上の破棄を通告するのです。

趙甲済氏は、韓国軍のミサイル防衛能力の不足と韓国人の反対により、米国が予防攻撃を決意できなくなると予測しました。
それだけではありません。このシナリオ――近未来小説で、予防攻撃できないことが米韓同盟崩壊の最後の一撃になると指摘したのです。米国の副大統領は韓国の大統領に対し以下のように語ります。要約しつつ翻訳します。


•今から考えれば、2018年が最後の予防攻撃のチャンスでした。我が国の情報機関は、この時までなら北の核ミサイルは実戦配備されていないと踏んでいたからです。
•ただ、米国の情報も完璧ではない。我々の攻撃を受けても北は1、2発の核を維持するかもしれません。
•もしこの時、韓国がTHAADをはじめPAC3や、SM3による多重的な防衛網を建設し、米国のMD(ミサイル防衛)システムと連結していれば、北の核攻撃による被害は最小化できたことでしょうに……。
•閣下(韓国大統領)は北朝鮮への予防攻撃に最も積極的でしたが、その計画が韓国メディアに流れたことですべてが水泡に帰しました。韓国で反戦デモが起こり、核攻撃するぞとの北の脅迫により韓国国会は圧倒的な賛成多数で軍事措置反対を決議しました。
•そうなった以上、米国も軍事的解決を放棄するしかなかったのです。閣下、あれが最後の機会だったのです。


――なるほど、見出しの「最後の機会」とは「予防攻撃が米国を引き留める最後のチャンスだった」ということなのですね。

鈴置:その通りです。THAADをはじめとするミサイル防衛網を韓国が造っておけば、予防攻撃も可能だった。でも予防攻撃ができなかったので、米国は北朝鮮と話し合うしか道がなくなり、韓国は米韓同盟を失った……とのシナリオです。そして北朝鮮と話し合いに入る米国が、その核武装を完全に食い止める保証は無いのです。
==========================

もちろん、これは単なる予測というより、物語に近いものと思いますが、何というか妙に重いリアリティがあります。それは恐らく、本来、北の核のことを最も重要に考えなければならない韓国という国が、色々な事柄について、あまりにも感情的で斜め上の行動を取ってきたことを今までさんざん見せつけてきたので、本物の危機に際して、理性的かつ他人のせいにしない本当の意味の民族としての覚悟を持った対応を取るとは思えないからなのでしょう。

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鍵付きコメントを送って頂いた方へ。コメントありがとうございます!そしてお返事遅れて大変申し訳ありませんでした。しばらく留守にしていて、その間、まったくブログを見ていませんでした...

お城の木造再建については、自分が好きな”何でも言って委員会NP”というTV番組で名古屋の川村市長が、TVパネラー達から、天守の木造復元などしても名古屋の観光には殆ど役に立たないとフルボッコされていました。まいったなぁ...

自分は100名城巡りでよく地方都市へ行きますが、その地方都市にある城が地元の方から町の誇りとして愛されているのを、勝手な思い込みなのかもしれませんが良く感じます。その町に住んでいる人たちが自分の町に愛着を持つことは良いことだと自分は思うのですよね。まぁ、それが木造再建とどう関係するのかと言われるとはっきり答えられないのが残念なところです。

荒川修作氏に関しては、生前のエピソードから単なる変な人とだけ思ってしまっていました。今度、荒川修作氏の天命反転地以外の作品も見てみたいと思っています。御助言ありがとうございます!


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