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英語の勉強とアニメの感想や日々気になることの日記

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2014年秋アニメ 感想

先週は、現在一緒に仕事をしている米国人技術者の披露パーティーに出席するために某静岡のホテルへ出かけましたので、ブログの更新ができませんでした。その際、いつものお城巡りも行ってきたのですが、そのことをUPするのは後日として、今回は今まで溜まりに溜まってしまったアニメの感想を書いてみようと思います。そういう訳で、まずは2014年秋アニメの感想。(今頃、遅すぎるって...)
それでは、お気に入りの順番から以下に並べてみます。

1.SHIROBAKO
SHIROBAKO20150516.jpg
本作品は、2クール物で、2014年秋アニメが終了した時点では、まだ全ストーリーの前半が終了しただけですので、この作品全体の感想を言える時期では無いのですが、現時点で自分は全話を既に見ていますので、ここでまとめて書いてみたいと思います。また、今まで各話の実況のような感想も書いてきましたので、まだそれを行っていない23話、24話については、いつか時間のあるときにこの実況感想を書いてみたいと思っています。

本作品は、自分にとって、お仕事アニメの決定版と言える作品でした。番組開始当初は、アニメファンに向けた楽屋落ちのような軽い内容の作品なのかなと思っていたのですが、それは良い方向に裏切られました。主人公5人の成長物語を軸に据えて、自分たちが普段見ているアニメが、どのような段階を経て制作され、またそのアニメを作っている人たちが何を考え、どのような情熱を持ってアニメ制作を続けているのかを、本作はしっかり描き切ったと思います。特にうまいと思ったのは、メイン主人公の宮森あおいの役割を制作進行に据えていたことで、これによって、アニメ制作の工程が、新人宮森とともに視聴者側も分かりやすく理解できて、かつ特定の工程(例えば作画)などに過度に傾注することなく、各工程で起こるトラブルや苦労を公平に紹介できたのだと思います。また、宮森を新人で仕事に慣れないながらも有能なキャラにしたのもうまいところで、例えば、宮森が仕事で失敗し、悩みながらも成長していくという話にしたほうがより劇的な内容になったかもしれませんが、その場合、宮森の成長物語がメインになってしまい、他のアニメ制作工程における困難さの描写がぼやけてしまう可能性があります。おそらく、水島監督は、主人公の成長物語の要素を抑えてでも、アニメ制作全体を描こうとして、それは本作において一種の群像劇としてうまく機能したと思います。こういう、感情移入できそうな要素を削ってでも、作品を破掟なく仕上げる水島監督の手腕は、さすがだと思いました。

そして、この作品で更にうまいと思ったのは、現実のシビアさと物語としての虚構をバランス良く上手く描いていたことです。物語のネタの一つ一つは、実際に働いている者にとっては身に覚えのあることばかりで、自分の身に重ねてしまうこともしばしばだと思いますが、現実には、そのトラブルに救いがない場合があるのに対して、この物語では偶然や登場人物の熱意によって必ず危機は回避されます。これは、物語として当たり前かもしれませんが、これは見ている側にとっては大きな救いで、自分はこの救いに何度も癒されましたから。そして、この困難の解決も、アニメらしいネタや無駄なアクションを差し込むことによって、それ程深刻にならずに見れたところも非常にうまいと感じました(例えば、23話で木下監督が原作者に会いにいくシーンは無駄アクションの極致ですが、出版社との押し問答をリアルに描いたら洒落になりません。まぁ、そもそも、あそこまで出版社と揉めることがあるのかどうか判らないのですが...)。また、関口可奈味さんのキャラデザも最近は、ちょっと見慣れすぎてしまっているかなと思っていたのですが、SHIROBAKOに関しては作品内容のシビアさを和らげるような良い効果を上げていたような気がしました。これが、劇画タッチの作画であれば、かなり精神的に負担となる回も作品的にはありましたから。

でも、SHIROBAKOがお仕事アニメとして、ここまで面白く感じられるようになった一番の理由は、アニメ業界を題材に選んだからかもしれません。おそらくアニメ業界というものは、一般の業種に比べてかなり特殊な業界で、物語を制作するというアナログ的な仕事の性格上、そこでは未だに個人の裁量や頑張りなどが仕事にかなり大きく影響を与えることが出来る仕事環境が残っていて、ドラマチックな物語が生まれる要素がふんだんにあったからのような気がします。でも、だからといってこの業界がいい加減だといっているわけではもちろん無く、物語を生み出すというクリエイティブな仕事に対する製作陣のプロフェッショナルな意識、良い作品を生み出したいという夢とそれに対するがむしゃらな熱量、そして必ず仕事を間に合わせるという社会人としての矜持などは、この作品から見ている側に確かに伝わりましたし、宮森の最後のスピーチは、アニメ製作者の心の叫びとして自分の心にしっかり突き刺さりました。

おそらく、自分は今後もこの作品を何度も繰り返し見返すでしょう。そして、見返す度に、これからも頑張ろうという力をこの作品からもらい続けるに違いありません。このような作品を世に送り出した製作陣に感謝です。

以下は、前期SHIROBAKOの実況感想です。
SHIROBAKO 5話
SHIROBAKO 6話
SHIROBAKO 7話
SHIROBAKO 8話
SHIROBAKO 12話

PS1.
Wikiを見たら、P.A.WORKS代表の堀川憲司さんが以下のように述べたと書いてありました。

- 本作のバランスついて「『SHIROBAKO』は、「あるある」50%、「こんなんだったらいいな」20%、「ネーヨ!」10%、「え(゚_゚;)」10%で構成されています。あと10%は?」と発言しており、描きたいこととして、「様々なセクション間の横の繋がりと、ベテランと中堅と新人の縦の繋がり。それらの関係を持って目的を共有することと技術を継承すること。」を挙げている。また、「先人が成し得たことと、これから若手が発展させること。その中継ぎ的な役割として、今の彼らを記録しておくこと」を物語にこめたと語っている

自分の下手な感想などはいらなくて、この堀川さんの言葉が全てですね。

PS2.
SHIROBAKO Blu-rayでは、上記P.A.WORKS代表の堀川憲司さんを含めた製作陣のオーディオ・コメンタリーを聞くことができますが、それがメチャ面白いです。最近は、本編の方ではなく、このオーディオ・コメンタリーの方ばかり聞いています。

PS3.
同じくWikiに、SHIROBAKOは、2011年に放映された『花咲くいろは』に続く「働く女の子シリーズ」第2弾と書いてありました。
ならば、今年の第5回”ぼんぼり祭り”で、SHIROBAKOと花咲くいろはのコラボがあってもおかしくないですよね。
もし、ぼんぼり祭りでSHIROBAKOのオリジナルグッズの販売があったら、2年ぶりに早朝から物販購入の列に並びますよ!

2.Fate/stay night
Fate stay night20150516
Fate/stay nightは、分割2クールもので、2014年冬アニメでは前半が放映されたのみなので、簡単に書くだけにします。

以前も書いたのですが、自分はFate/ZeroからFateシリーズを見始めたので、実は未だにStay nightには違和感があります。何しろ、zeroは、かなりえげつないな命のやり取りの描写がある劇的な内容に加えて、登場人物たちも、日本人の他にケイネス先生やウェイバーなどのワールドワイドな布陣で、かつ、それぞれの陣営の内面にも踏み込んだ、まさに”聖杯戦争”の名にふさわしい骨太な群像劇であったのに対して、、Stay nightでは、登場人物たちの殆んどが主人公の通う高校の関係者で、舞台もその高校と主人公の自宅周辺に限られるという、何かスケールダウンした感じがすることが否めませんでした。また、セイバーを含めて登場する女性陣も妙に萌を強調しているように見えて、どうもなぁといった感じでした。(中国のサイトでもzeroの方が人気が高く、頬を赤らめるセイバーなんてセイバーじゃないなどという意見にはこちらも深く同意せざろう得ませんでした。さすが三国志を生み出した国柄だなと思ったと同時に、中国人の意見に同意する日が来るとは思ってもいなかったので、ちょっと自分でも驚きました。)

ただし、キャラクターの魅力は、stay nightの方が高いかもしれません。先ほど女性陣の萌が強調されすぎていると書いてしまいましたが、主人公の遠坂凛は、気の強さの中に時折見せる優しさや恥じらいのギャップ萌え(まぁ有り体に言えばツンデレ)がやはりとても魅力的でしたし、もうひとりの主人公衛宮士郎も、朴訥としているけれども熱い心を持った良い漢っぷりで非常に好感が持てました。現状の詳しい感想は、以前書いた記事”にわかFate好きのStaynight雑感”と同じですが、今後、この2人を軸に物語がどのように展開していくのかが楽しみです。

以前の記事:にわかFate好きのStaynight雑感

PS.
前期の最終話で、スペシャルエンディング”THIS ILLUSION”で締めたのは、なかなか見事な終わり方でした。
この曲は、ディーン版Fate/Stay nightのOP曲としてカバーされましたが(曲名:disillusion)、その時の歌手は、タイカナサチさんでした。自分は、タイカナサチさんの声は非常に好きなのですが、この頃、昔アニソン歌手と呼ばれた人たちがあまり活躍できていないのがちょっと残念です。

3.神撃のバハムートGENESIS
bahamut-genesis20150516.jpg
2014年秋アニメのダークホースは、やはり本作でしょう。剣と魔法の世界で繰り広げられる冒険談というファンタジー物の王道を行った物語でしたがストーリー展開が巧みで最後まで飽きがくることがありませんでした。
自分は、ファンタジーものがちょっと苦手でしたので、実は本作についてそれほど期待していなかったのですが、アフロヘアで下衆というファンタジーものにおよそ似つかわしく無い主人公ファバロと、敵役なのか仲間なのかなんだかよくわからないカイザルとのドタバタの絡みでいきなり物語の中に引き込まれました。そして、この主人公を取り巻く世界の住人達も、酒場で働く女たちの猥雑さや、市場で働く男たちの抜け目なさなどファンタジーものにありがちな作り物臭さが殆ど無かったので、違和感なくこの世界に入り込むことができました。このファンタジーなのに妙にリアルな感じがする世界で、抜け目無く無頼に生きるファバロの前に、無垢な心を持った「片翼の悪魔」アミーラが現れ一緒に行動し始めることで物語が動き始めます。序盤は、冒険の中でいがみ合っていた登場人物達が徐々に信頼し合うようになるというロードムービー風に話は進行し、最後は巨大な敵に対峙することになりますが、その敵を影で操る黒幕の登場というどんでん返しがあり、それをみんなの協力で機転を利かせて倒すという、こちらの予想を遥かに超える展開を見せて、大いに楽しませてくれました
そして、もちろん本作で目を引くのは、TVシリーズとは思えないような精緻な作画で、背景の美しさだけでなく、登場人物たちの表情や仕草もキャラクターの意志が宿るように丁寧に描かれたのは凄いの一言。さらに、作画の精緻さはそのままに、アニメらしいディフォルメを生かしたダイナミックなアクションシーンも描かれ、それはそのまま劇場版にしてもおかしくないような素晴らしいクォリティでした。いやぁ、やれば出来るものなのだなぁ。

もっとも、このアニメは、所謂製作委員会方式とは異なり、ソーシャルゲームの制作会社が一社で制作を行い、そのゲーム課金で潤った潤沢な資金をつぎ込んで作られたものなのだそうです。以下はネットで拾った、神撃のバハムートGENESISの伝説。

 ・制作委員会に頼らず1社で出資、スポンサーも自社で買い上げ、円盤のCMなどしない
 ・リテイク含めて作画枚数2万枚。深夜アニメ平均で3000、ガンダムクラスで1万
 ・音楽は絵に併せて週に2回管弦楽団呼んで作って貰う
 ・音楽の収録は、収録現場でオーケストラ
 ・僅かなダンスシーンのためにプロを2人も呼ぶ
 ・監督ら主要スタッフが放送前にニコ生で遊んでいる

う~む、話半分としても確かにすごい。でも、金の問題はさておき、この作品では、制作サイドの意欲と志の高さを、視聴している側でも充分感じることが出来ました。当たり前ですが、金さえかければいいものができるというものではありません。これまで当たり前のように行われてきた制作委員会方式と異なる方式で、円盤の売上にこだわらないビジネスモデルが確立できるのなら、自分はこのような制作方式を応援したいと思っています。

最後に、本作に登場する魅力的なヒロイン達について書いてみたいと思います。先程は萌を感じさせない絵柄と行ってしまいましたが、それでもヒロイン達の魅力は非常に高く、2人のヒロインのアミーラとリタのどちらもお気に入りのキャラでした。特に2話はアミーラの魅力が存分に発揮された回でした。以下は、初めてお酒を飲んで呆けた顔になったアミーラ。本作品ではCGが多用されていましたが、人間サイドの作画では手書きが多く、こういう微妙な表情はやはり手書きだなぁと感じました。
アーミラ1アーミラ1_01
そして、ファバロとアミーラのダンスシーン。ヌルヌル動いて素晴らしかったです。
アーミラ4

しかし、個人的なお気に入りはなんといっても、クールなゾンビっ娘のリタの方です。いつも不機嫌そうな顔をして文句ばっかり言っているけれども、情が深いというところが良かったですね。
リタ1_0
実は、バハムートの全話を通じて、一番のお気に入りの回は、リタが初めて登場する3話だったりするくらいです。そんなリタの一番のお気に入りのシーンは5話で、文句を言いながらも、指先を血まみれにしながら必死に船を係留している縄を解こうとしている場面。リタのカイザルに対する思いががよく表されている場面でメチャメチャ萌えました。
リタ2-01
『じっと見てんじゃないわよ!さっきの化物はアザゼルの空飛ぶ城』
リタ2_02
『さすがは200歳。って自分だけ逃げる気かよ?』
リタ2_3
『はぁ?追いかけるのよ』
リタ3_0
負傷したカイザルを介護するシーン。どんなところへもカイザルを助けに行こうとするところが本当にいじらしい。
リタ4

アミーラとリタの他にも、女性ヒロインとしてジャンヌが登場します。このジャンヌの扱いがこの作品では面白かったですね。ジャンヌの元モデルは間違いなくあのジャンヌダルクだと思われますが、本物のジャンヌダルクは魔女裁判にかけられ火炙りの刑で死んでしまうのですが、本作品でのジャンヌは同じく行われた火炙りの刑の最中で悪魔の誘惑に負けてしまいます。そして最後はなんとカイザルの部下になってしまい、それを自ら甘んじて受け入れている様子です。最初は、体して興味あるキャラではありませんでしたが、人間らしい弱い心をもっていることに加え、自分の持っている能力に拘らず、武勲を立てた人物の配下に入ることを厭わないジャンヌにはサラリーマンの鏡としてなんだか愛おしい感情を抱くようになってしまいました。ジャンヌよ、あなたはもっと幸せになるべきだよ、本当に。
ジャンヌ1

しかし、最後にこの物語での大きな不満点を1つ。あの甲斐甲斐しく、カイザルの世話を焼き続けたリタに対して、何で、後日談では一言も触れないのでしょうか?いくら尺が足りなかったとは言え、リタのカイザルを思う気持ちを汲んで、製作陣もちょっとは粋な計らいをして欲しいものです。リタはゾンビなのでメチャメチャ軽いと自ら言っていたので、例えばファバロがリタを背負っていたように、カイザルもリタを背負って旅を続けると化して欲しかったのですけれどもね。
リタ11

でも、ここで朗報が!

ついに、神撃のバハムートの2期が発表されました!おめでとうございます!
二期では、もっとリタを優しく扱って欲しいものです。頼みますよ、本当に!!

バハムートはエンドカードでも楽しませてもらったので、それを載せたいと思います。
来週もバハリMAXという、キャッチコピーはなかなか決まっていましたね。
エンドカード1エンドカード2
         エンドカード1                 エンドカード2
エンドカード3エンドカード4
         エンドカード3                 エンドカード4
エンドカード5エンドカード6
         エンドカード5                 エンドカード6
            総集編はもう嫌だ
            総集編はもうイヤだ!じゃなくて本物は下です。
            エンドカード6_5
                  エンドカード6.5総集編
いきなり差し込まれた謎の総集編。制作側は最初から予定の総集編と言っていましたが、この総集編さえなければ、後半の最終決戦とと後日談にもっと尺を稼げたような気がするので、個人的には非常に残念な総集編でした。
エンドカード7エンドカード8
         エンドカード7                 エンドカード8
エンドカード9エンドカード10
         エンドカード9                 エンドカード10
エンドカード11エンドカード12
         エンドカード11                エンドカード12
最終話のエンドカードで、バハリMAXの代わりにI'll be back!!が使われていますが、ひょっとして2期の話は初めからあったのかもしれませんね。

あと、このバハリMAXネタで、ネット上でWeb漫画を見つけたので掲載させてもらいます。
バハリマックス01
なんじゃコレwww
でも何かわかる気がしますよね。

最後に、本作のED曲が非常に良かったので、その動画を貼っておきます。
【神撃のバハムート GENESIS】EDテーマ『Promised Land』

但し、この曲は残念なことに、円盤の特典でしか入手できません。はっきり言って、ED曲を特典につけて、それが円盤の促販になるとはとても思えませんので、こういうことは本当にやめてもらいたいですね。

4.甘城ブリリアントパーク
甘城ブリリアントパークまとめ感想
本作については、別の記事の中で詳しく感想を書いたので、ここでは割愛して書くことにします。
(詳しい感想はここ)

自分は京アニに対して個人的に思い入れがある方で、特に"涼宮ハルヒの憂鬱"は、自分がアニオタになるきっかけの作品であり、当時精神的に参っていた自分に癒しを与えてくれた作品でもあるので、京アニには興味があるというより感謝をしているといった気持ちの方が多いくらいです。
でも最近の京アニ作品では、特に"けいおん"以降、作画の流麗さがアニメとして、人の心を熱くする”ドラマ”の表現に全く使われていない様に見えるのが個人的に非常に残念に感じていました。自分がハルヒに感動したのは、作画にの美麗さをそのままにサブカルっぽいチープさや、アニメだからこそ見たいケレン味でぐいぐい見ている側を引き込む力を持っていたからです。その当時の自分の病んだ心がそう見せたのかもしれませんが、本当に作中の人物たちが画面から飛び出して動いているように見えたのです。ところが、"けいおん"以降の京アニ作品は、自分にとってはたんなる綺麗な動く絵本風に見えてしまうこともしばしばあって、最近は京アニ作品を最後まで見ない場合が多かったのですよね。(この部分は、あくまで自分個人の感想です。)

でも、この甘城ブリリアントパークで、久しぶりにアニメらしいケレン味と熱い心を感じることができたのですよね。これは、自分が京アニ版フルメタル・パニックが好きで、原作賀東招二氏と武本康弘監督のタッグという本作に、かなり個人的に肩入れしている贔屓目がそのように感じさせたのかもしれません。ただ、個人的には、この甘城ブリリアントパークから、京アニは"かわいい"路線から舵を切るような予感がしています。今期の"響けユーフォニアム"に期待せずにはいられません。(でも、もう既に期の半分近くが過ぎてしまっているのに、未だに一話も見ていないのですよね。まずい...)

5.天体のメソッド
天体のメソッドまとめ感想
本作については、別の記事の中で詳しく感想を書いたので、ここでは割愛して書くことにします。
(詳しい感想はここ)

この天体のメソッドについては、視聴する側の捉え方でかなり評価が分かれると思います。それは、この物語の流れの中で、辻褄のつかない場面が多々あるからで(特に、円盤が去った後の世界で、汐音が乃々香と再会する場面)、自分は、その場面についての解釈で、実際にありえないことが起きるのは奇跡が起きることと同じであり、自分はこういう奇跡が起きる物語の展開を見たかったと書きました。しかしながら、辻褄の合わない描写に対し、ある人はそれをご都合主義と考えられる人も当然いるわけで、見る人ごとに解釈が異なることはしようがないことだと思います。ただ、こういう曖昧な描写が気になる人は気になってしまうと思いますので、この作品は、やはり人を選ぶ作品であることは間違いなさそうです。

6.selector spread WIXOSS
Selector-Spread-Wixoss.jpg
(以下かなりのネタバレを含みます。)
selector infected WIXOSSの完結編。前期でのselector spread WIXOSSでは、都市伝説のようなselectorバトルの不気味さと謎、そして3回負けるとWIXOSSのペナルティがあると分かっているにも関わらず、なんでも願いが叶えられるという"夢幻少女"になるために、WIXOSSの戦いに挑む少女たちの物語にかなり引き込まれて視聴していました。その完結編である本作では、WIXOSSのシステムの謎が明かされると共に、ルリグから"無限少女"として復活した少女や、WIXOSSの真実を知ってもバトルを続けようとする少女など、様々な少女たちが出てきました。おそらく脚本の岡田麿里さんは、色々な少女たちをこの作品の中で描いてみたかたのだと思いますが、少し残念なのは新しく登場してきた少女たちの掘り下げが十分でなく、消化不良で終わってしまったことで、せっかく登場したいろいろなタイプの少女たちの存在が作品に深みを与えるまでに至っていない感じがしたことです。それならば前期から一番強烈な印象を残したアキラッキー改めアキラブリーの話にある程度絞ってもキャラクターの話を深く掘り下げて欲しかったのですが、このアキラブリーの話でさえ、結局尻切れトンボのように話が終わってしまったのは非常にもったいないと感じました。
WIXOSSの仕組みは、システムというよりも繭が作り出した呪いのようなものであることが後から分かってきますが(呪いだから、ルールも結構適当だったなのかもしれません)、最後はその呪いの根本を解決するという綺麗な終わり方をしたけれども、どうもその方法が今ひとつ腑に落ちないという感じで、内容的には劇的なはずなのに今ひとつ盛り上がらずちょっと拍子抜けしてしました。この物語の最後で、るう子は繭とカードバトルで対峙するわけですが、実は作品の途中からカードバトルの意味が殆んど無いのではないかと感じ始めていましたので、それが最後のシーンを盛り上げなかった最大の要因であるような気がします。このアニメがカードゲームの促販をになっていることは、大抵のアニメファンならば知っていることで、カードゲームを絡めたシーンをアニメに入れなければならないこと自体は別に問題あるとは思いませんが、カードバトルのシーンを入れる以上は、やはりカードバトルに意味を持たせるひと工夫があるべきでした。例えば、るう子がなぜWIXOSSのゲームに強いのかについて理由を持たせれば、より話の内容が深まったかもしれないと思うのですがどうでしょう。おそらく岡田さんは、カードゲームに殆んど興味がなかったのではないかと思われますが、そこはカード会社の人を交えて、アニメの中でカードバトルをどのように活かすかをじっくりと話し合うべきでしたね。
でも、こういう細かな不満点はあるものの、アニメの内容的にはよくできた話になっていたと思います。基本的に、岡田麿里さんの脚本は好きなので、次回の岡田さんのオリジナルに期待したいと思っています。

最後に、このWIXOSSは、OP/EDの音楽が非常に良かったですね。一番好きだったのは、前期のOPですが、後期OP"world's end, girl's rondo"もなかなか良かったので、OP動画を貼っておきます。


ED曲も前期/後期を通じて良かったのですが、残念なことに、これらの曲も、バハムートと同じように円盤の特典でしか入手できません。はっきり言って、ED曲を特典につけて、それが円盤の促販になるとはとても思えませんので、こういうことは本当にやめてもらいたいですね。

Comment

[90]

「Fateはstay nightの方が原作、Zeroは二次創作みたいなもの」と知り合いのフェイトオタクが言ってました。
もともと男性向けアダルトゲームが原作なので、stay nightはどうしても萌え要素が強く、後から出されたZeroのほうがスケールが大きくなってしまうという。

私もZeroの方が好きです。
回し者みたいですが、もし暗め・難しめの型月作品がお好きでしたら「空の境界」がおすすめです。ご興味があればぜひ。

[91]

今晩は、藤田いよさん。コメントありがとうございます!
そうなんですよね。zeroの方を先に見てしまうと、どうもstay nightの方にちょっと不満を感じてしまうのですよね。ただ、zeroのことさえ考えなければ充分stay nightも面白いですし、最近のstay nightの展開も中々のものだと思えるようになってきました。何しろ、stay nightは有名なゲームですから、有名になった理由が確実にあると思いますので、後半の展開を楽しみにしています。
空の境界は、劇場版の第7章までみました。最新の未来福音はまだ見れていないので、今期のアニメに追いついたあと、時間があればぜひ見てみたいと思っています。(今期はまだ、stay nightとシドニアしか見れていないのですよね。やばい...)

それでは。

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