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祝!はやぶさ2打上げ成功

小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が3日午後1時22分4秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、探査機は午後3時過ぎに予定の軌道に投入されたことが確認されて、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げは成功しました。まずは、おめでとうございます!!
はやぶさ打上げ
今回のはやぶさ2のミッションは、前回の「イトカワ」より有機物や水が存在すると推測される別の小惑星「1999JU3」に向かい、そこで新開発の装置を使って人工的にクレーターを作り、変質していない地下の物質の採取・回収を行い、6年後の平成32年末の帰還を目指します。
この6年間の航行距離は約52億キロに及びますが、事故がなるべく起きず無事に地球にたどり着くことを心の底から願っています。

さて、今回”はやぶさ2”の打ち上げ成功を祝して、”初代はやぶさ”についての記事を書いてみたいと思います。
”初代はやぶさ”といえば、次々と襲いかかる航行中のトラブルへ、日本人技術者達が総力を挙げて対処して、奇跡の生還を遂げたことはあまりにも有名ですよね。
その日本人技術者たちの奮闘をまとめた、「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」 という動画を以下に貼ってみたいと思います。

この動画がUPされたときは、かなり繰り返し見た記憶があります。このはやぶさを作り上げた技術者たちは本当にスゴイですね。
以下に動画の中で述べられている、はやぶさに起きたトラブルと対処をダイジェストに挙げてみたいと思います。

1)
1度目の悲劇 3基あるリアクションホイールのうち1基が故障。
このままでは姿勢制御ができない!

大丈夫!こんなこともあろうかと...

残り2基と化学すラスタで制御できるように設計していた!

2)
2度目の悲劇 イトカワ到着後、リアクションホイールが更に1つ故障!加えて化学スラスタが全損!
燃料が漏れて、機体内で凍っている!挙げ句の果てに、通信途絶、応答ナシ!!

大丈夫!こんなこともあろうかと...

充電を繰り返しつつ、自動で姿勢を制御するように造ってある!
必ずはやぶさの方から通信が来る!!
信じて待つんだ!!

そして、3ヶ月ぶりに、はやぶさからの通信を受信

3)
しかし、バッテリーは放電し尽くされ、バッテリ11セル中4セルは使用不能
さらに酸化剤も漏洩し残量が0
もはや、頼みの綱はイオンエンジン運転用のキセノンガスのみ

この対策として、まず姿勢制御のためにキセノンの1部を外に放出し、その勢いで姿勢を安定させて、安定後、太陽光を利用して充電を行う方法が検討された。
噴射方向が全く違うので無茶な方法に思われたが...

大丈夫!こんなこともあろうかと...

中和器の向きを微妙にずらして設計していた!

4)
姿勢が安定したけれども、このままでは帰還燃料が持たない!

大丈夫!こんなこともあろうかと...

回転軸が機体の中心を貫くように設計していた!
この構造から、太陽光圧を利用してスピン安定状態にもっていくことで、燃料を使わずに姿勢を安定させた!

5)
その後、バッテリーの充電を開始しようとしたが、通常の充電方法では爆発の危険があることが判明した。
ここで、万策尽きたかに見えたが、古河電工から充電回路には予備回路があるとの情報が伝えられた。
この補充電回路で充電が行われ、2ヶ月後充電終了!はやぶさは地球への帰途へ就いた。
この時点で、イオンエンジンは3基、ホイールは1基の状態。

6)
復路第一期軌道変換後、イオンエンジン1基が寿命。
その後、メモリエラーも発見されたが、問題無しとされ、イオンエンジン再起動を行い地球軌道へ

7)
更にイオンエンジン1基が異常停止!
再起動不能で、残エンジン1基のみとなる!このままでは帰還に必要な推力が足りない!!
正に絶体絶命の危機...

が、大丈夫!こんなこともあろうかと...

エンジン同士、予備回路で繋いでおく設計にしていた!
Aの中和器、Bのイオン源の2つで1つのエンジンにして危機を脱出!

その後、復路第二軌道変換を行い、地球へ到達。

上記は、動画中のテキストのダイジェストですが、この動画も詳しい説明を端折っているので、正確な解説は以下のURLが示すサイトを参照されることをお勧めします。
「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」 | 人生ご縁となりゆきで(http://notserious.jugem.cc/?eid=591
はやぶさ「こんなこともあろうかと!」真田運用の数々(http://d.hatena.ne.jp/hayabusafan/20091124/p2

さて、上記ビデオは、はやぶさの大気圏突入前に作成されたので、大気圏突入シーンが描かれていません。(実は「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」 完全版というビデオもあるのですが、20分以上と長すぎるので、今回は旧バージョンをUPしてみました。)
実際には、はやぶさはご存知のように無事地球に到達し、資料の入ったカプセルを射出後、大気圏で燃え尽きて7年間の長いミッションを終えました。
以下は、はやぶさの大気圏突入の映像です。


しかし、はやぶさがカプセル放出後大気圏突入で燃え尽きる前に、JAXA技術陣は、はやぶさへの最後の指令として、カメラがある側を地球に向けさせて地球の姿の写真を撮り、それを地球へ送信させました。それは、はやぶさに最後に地球の姿をみせてやろうというJAXA技術陣の計らいだったそうです。なんともロマンチックな話ですね。
以下は、はやぶさが見た最後の地球の写真。
はやぶさ地球

そして、この写真撮影の逸話を元にしたすこっちさんのWeb漫画”ごほうび”です。(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=11253581
今までに自分が読んだWeb漫画で一番感動した作品です。
1276517718948.jpg



PS1.
自宅にある大人の超合金"小惑星探査機 はやぶさ"
DSC02381.jpg
超高かったけど、今殆ど半額です(泣)

PS2.
ビデオ「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」 に何度も登場する”こんなこともあろうかと...”という台詞の元ネタは、旧作宇宙戦艦ヤマトの最終回第26話 「地球よ!!ヤマトは帰ってきた!!」で、工場長兼技師長である真田志郎が「空間磁力メッキ」 で、デスラー砲を弾き返した時のセリフであると自分はずっと信じていたのですが、どうやら真田はこのセリフを最終話で実際には言っていないようなのです。そこで、実際に第26話を見て確認してみることにしました。
以下は、旧作宇宙戦艦ヤマト最終話でのデスラー砲発射と「空間磁力メッキ」 発動のシーン。

地球人よ思い知れ、最後に笑うのはこの私だ!
最終回1最終回2
”エネルギー、あと1万キロ!””避けられない!”
最終回3最終回4
(空間磁力メッキ ON!)
最終回5最終回6最終回7最終回8最終回9最終回10最終回11最終回12
”やった、デスラー艦が爆発したぞ!””いったいどうして...”
”「冥王星で見たガミラスの反射衛星砲にヒントを得て、密かに開発しておいた空間磁力メッキが役に立ったよ。 さあ、機関室の補修作業も完了だ、島、ピッチをあげて地球へまっしぐらだ!」”

本当だ、確かに言ってねー。

でもこれは、どういうことなのでしょうね。「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」 の中では、”こんなこともあろうかと”を明らかに真田が作品中で言った言葉であるように使っていましたし、自分もそうだと思い込んでいたのですが、実際には違ったわけです。素直に考えれば、上記シーン以外で使われたのではないかということなのですが、どうも思い当たらないなぁ...。もしかして、”こんなこともあろうかと”という言葉が、絶体絶命のピンチを、冷静かつ周到な準備で切り抜けた時の至高の決め台詞であるとの認識のようなものがまず最初にあって、上記状況がその言葉が使われるにふさわしいので、有りもしないセリフを有ると思い込ませてしまっていたのでしょうか。いや、流石にそれはないなぁ。本当に不思議な感じがしますね。どこから、この言葉が出てきたのだろう...。

でも、自分は未だに技術者の端くれと思っているので、一度は言ってみたいですよね、この言葉。
トラブルで周りが動揺している時に、何気ない顔をしながらサッと解決して、そしておもむろに言うのです。「こんなこともあろうかと...」

Comment

[64] 祝! 打ち上げ成功!!

はやぶさのweb漫画、初めて見ましたが
感動しました。

ほんと、無事、帰ってきて何よりでしたね。

はやぶさ2も、無事に帰ってきて
ほしいものですな!

[65] Re: 祝! 打ち上げ成功!!

今晩は、T×2さん、コメントありがとうございます!

このはやぶさWeb漫画は、何度見ても未だに感動してしまいます。

はやぶさ2も、本当に無事に帰ってきて欲しいものですね!


[66]

拍手コメントをして頂いた方へ、コメント返しの方法がわからなかったので、通常のコメント欄にて返事をさせて頂きます。

拍手コメントありがとうございます!
身近な方がJAXAで働いていらっしゃるとはスゴイですね!ちょっと羨ましいです。
あのNASAでさえ一目置く程の技術を持ったJAXAは日本技術の最高峰であり、多くの技術者の憧れであることは間違いないと思います(単に技術力が高いというだけではなく、あの驚異的な粘りには尊敬の念を抱かずにはいられません)。是非、はやぶさ2のミッションも成功して欲しいですね。
転載させて頂いたはやぶさのWeb漫画は、若い方はひょっとしてご存知ないかもしれませんが、当時随分Netで話題になったものです。
はやぶさがまさに満身創痍の状態で奇跡的に帰還してくることは知っていましたが、大気圏突入直前で、はやぶさに方向転換させて地球の写真を撮らせるというドラマチックなことをJAXA職員がさせたことは、はやぶさの帰還後に初めて知りました。その話を聞いたときはJAXAは何て粋な計らいをするのだろうと思っていたのですが、このWeb漫画はさらにその気持ちを膨らませて、初めて読んだときはものすごく感動したのを覚えています。

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