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英語の勉強とアニメの感想や日々気になることの日記

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SHIROBAKO5話と"アナログvsデジタル"

SHIROBAKOの5話を見ましたが、本当に面白いですね!

タローはもはや仕事ができないを通り越して、仕事のフリをしたテロというか、もはや喋る凶器のような存在なので、さっさと隔離したほうが無難のように見えますが、まぁ、いくらなんでもこんな奴が実際にいるわけがないし、そもそもこのような制作の進行に重大な影響を与える伝達事項についてこのような口頭だけの連絡で済ませるというのはありえない気がするので、アニメらしいケレン味のある演出だと思っておけばいいのでしょうね。しかし、物語の後半で、このタローが宮森といい感じになるという噂は本当なのでしょうか。だとしたら許さんよ?タロー!!

まぁ、テロリスト・タローの件はさておいて、気になったのはやっぱり、この話の大元の原因となったアナログ(作画)vsデジタル(3D)の件です。これについては、作画に拘る遠藤が、作画の大御所の北野に相談して逆に大御所から諭されるシーンが印象的でした。
アニメーター1
この作画の大御所は、間違いなくマクロスで"板野サーカス"と呼ばれたロケット発射シーンを描いた板野氏でしょうね。SHIROBAKOにも、そのシーンが出てきます。(実は、自分はあまりマクロスを見たことがないので、"板野サーカス"については伝説として知っているだけなのですけどもね)
板野サーカス
この大御所は、遠藤たちからの"3Dなんて時間ばっかかかって、味も情緒もないですよねー。3Dには絵を描く楽しみもない”との言葉に、自分は今3Dの手伝いをしていることを伝え、”彼らは絵は書けないけれど、アニメが好きだから、こちらが教えることを覚えるのが早い”と答えます。(その言葉に対して、なお食い下がる遠藤に、"人のせいにしているようなヤツは辞めちまえ!"との大御所からのキツイお言葉。5話のサブタイトルはタローに言った言葉じゃなかったのか...)
アニメーター3

"アナログvsデジタル"と言ってしまうと、何だか"伝統文化vs技術革新"みたいな構図になってしまって、"技術革新"によって生まれたものは、上記の作画担当者が言うように、味気ないとか感性に訴えるものがないなどというありがちな話になってしまいがちですが、絵画や音楽の場合に限って言えば、既存作業の効率を早めるという効果よりも、今まで特殊な技能を持った人達にしか出来なかったことを、普通の人にも出来るようにしたという部分の方が、自分にとっては、より大きいような気がします。

このSHIROBAKOの5話では、上記のように、デジタル技術によって絵を書けない人にも作画の門戸が開かれる可能性について語られる部分がありましたが、音楽の分野では、デジタル技術の恩恵はもっと早くから一般化されていて、例えばDTMの初音ミクなどはその良い例ですよね。ミクで曲を作っている全ての人が、楽器が弾けないなどということはもちろん無いだろうけれども、それでも初音ミクは間違いなく、楽器を弾けない人にも音楽における創作の道を開いたと思います。

実は、自分も今からもう20年以上昔(!)のDTM黎明期にシンセサイザーをいじって遊んでいたことがあります。
遊んでいたといっても、それは学生時代のことではなく、自分が初めてシンセサイザーを買ったのは就職をしてからのことで、購入した機種は、その当時のベストセラー"KORG M1"というキーボードでした。
KORG M1
このキーボードはPCM音源という実際に録音した生楽器の音をROMに収録し、各音程に割り当てる仕組みを採っていて、シンセサイザーというよりもサンプリングマシンに近いものであり、非常にリアルな音を出す素晴らしいキーボードでした。自分は、高校時代にはEmerson, Lake & Palmer(ELP)のキーボーディストのキース・エマーソンが好きで、進学したら当時大ベストセラーだった"YAMAHA DX7"というキーボードを買って練習したいなどと思っていたものですが、進学後はPC購入のためのバイトとPCゲームに明け暮れて終わってしまうという体たらくで、学生時代は全く楽器に触っていませんでした。そんな楽器の素人が仕事の合間に自己流で練習しても上手くなるはずもなく、このままだと、"けいおん!"に影響されて購入後に放置されたギターのような運命を自分のM1も辿りそうなところを救ったのが、シーケンスソフトを使っての自動演奏でした。学生時代に必死にバイトして購入したPC98VX21にMPU-PC98というボードを差込み、そのボードとM1をMIDIケーブルで繋ぎ、ダイナウエアというところから発売された"Ballade"といソフトウェアで曲を打ち込込んでM1を自動演奏させていました。
Ballade画面
また後で、音源ユニットのローランドCM-64を追加し、ピアノ曲を管弦楽へアレンジしたりして遊んでいました。下は、CM-64の写真。これに追加の音源カードなどを差し込んで音を増やしていました。(この音源カードでオーケストラ音収録のカードは重宝した思い出があります)
CM-64.jpg
"Ballade"というソフトウェアは、音符を貼り付けて曲を打ち込んでいくタイプで、入力は容易でしたが、連符の入力に制限があり上手く打ち込めないことがあったので、そういう場合はカモンミュージックから出た"レコンポーザ"というソフトウェアを使って曲を打ち込んでいました。この当時、ゲームから足を洗ってMIDIばっかりやっていたので、この当時に、初音ミクのソフトがあれば確実にハマっていましたね。

結局、仕事が忙しくなるにつれ、これらに触ることも少なくなり、引越しを境に全く触れなくなってしまいました(おそらく、これらは今も実家の片隅に眠っているはずです)。でも、出来れば、自分の引退後には、もう一度、これらのシーケンスミュージックで遊んでみたいと思っています。その時には、音声合成ソフトウェアも相当進化しているでしょうね。ちょっと楽しみです。(初音ミクという名前も残ってたりして)

上記で、打ち込みミュージックのことばかり書いてしまいましたが、もちろんスーパーテクニックのミュージシャンは今でも大好きというよりも自分の憧れであり永遠のヒーローです。下は、自分の高校時代大好きだったEmerson, Lake & Palmerのキーボーディストのキース・エマーソン。自分がELPの音楽を聴き始めた時には、既にバンドは解散していましたが、それでも超絶早弾きテクとムーグシンセサイザーを自在に操った伝説のキーボーディストとしての名前は健在でした。
キースエマーソン1




上のビデオは、ムソルグスキーの組曲"展覧会の絵"のロックアレンジ版で最終章の"キエフの大門"。下のビデオはELPの3rdアルバムより"ホウダウン"のライブ。
現代の目から見ると、決してスマートという感じではないのだけれども、自分にとってはやっぱりカッコイイですね。(昔のロックは、今と比べて、もっと汗臭くて、はっきり言えば貧乏臭い感じがしたものです。でも、そこが自由な感じがしてカッコよかったのですけれどもね。ダサいけれどもカッコイイ。ダサカッコイイ?)

1970年代は、スーパーテクで有名なミュージシャンがめじろ押して、キーボードでは、前述のキース・エマーソンの他にイエスのリック・ウェイクマンなどが有名でした。ギターでは俗に3大ギタリストなどと言われるエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジなどが活躍していました(個人的には、ツェッペリンのジミー・ペイジのギターが一番好きでした。ギターのテクニック云々というよりも、ジミー・ペイジが弾くギターらしいゴリゴリした感じのフレーズがすごくカッコイイと感じていたので)。

ところが、80年代に入ると、ちょっと様相が変わってきて、ミュージシャン然としたタイプ(70年代は基本ロン毛にTシャツとGパン)だけでなく、色々なタイプのミュージシャン(ダンスミュージックの走りの頃で、基本みんなおしゃれでした)が登場するようになってきました。それは、上述のような、電子技術の発達による音楽の間口の広がりで、殆ど音楽の素人のような人達がメジャーデビューし始めたからと言われていています。例えば、日本のCMにも採用された、ストロベリー・スウィッチブレイドの"ふたりのイエスタデイ"なんかは、チープな打ち込み音に、独特なフワフワ感のあるボーカルで歌っていて、それが素朴なようでいて新しいような、今まで聴いたことが無いような新鮮な感じがしたものです。70年代までの音楽では、テクニシャンによる早弾き街道まっしぐら的なソロパートがあったりして、そのミュージシャンのカリスマ性に熱狂したりしたものですが、80年代はミュージシャン個人のカリスマ性よりも、キャッチーなメロディラインとか曲そのものの方が重視されて、ミュージシャンはぐっと身近に近づいた感じがしたのも、この頃の特徴だった気がします。
しかし、この頃、雨後の竹の子のごとくデビューしたグループは、残念なことに一発屋が多かったですね。やっぱりプロとして継続的に音楽をやっていくには、音楽の専門知識が必要だったのかもしれませんね、

時は流れて、最近では、デジタル楽器を駆使するのが、更に当たり前になってきたんだなと思ったのが、以下のアニメ"有頂天家族"のエンディングテーマ曲"ケセラセラ"のミュージックビデオ。


シーケンサーが発達すると、まず最初に必要なくなるのではないかと言われたのがドラムで、確かにロック以外の一般の歌手のレコーディングには、現在では殆どドラムサンプラーによる打ち込みが使われていると思います。但し、それはあくまで視聴者のいない裏舞台の話で、視聴者が見ている表舞台においては、普通ドラマーが実際にドラムを叩きますし、サンプリングマシンのオペレーターがドラムサンプラーを操作する場面を表に出すことは自分は今まであまり見たことがありません。ところが、この音楽グループfhanaでは、メンバーにサンプラーのオペレーターがクレジットされていて、ビデオの中でも、ごく普通にドラムサンプラーの操作を映しているので、それが何だか今風ですごく新鮮に見えました。今後は、サンプラーもれっきとした楽器として扱われるようになていくのかもしれませんね。
ちなみに、このfhanaという音楽グループは、全員が「CLANNAD」のファンであることがきっかけで結成されたユニットであり、グループ名称は、「CLANNAD」のタイトルがゲール語が由来という説にちなんで、ゲール語の「坂(スロープ)」から取ったものとのこと。うん、正にご同類で、ますます気に入りました。今後の、益々の活躍を期待しています。

最後に、初音ミクを知るきっかけとなった"ワールド・イズ・マイン"のミュージックビデオ。もう、何年も前に公開されて有名になり過ぎたビデオですが、初めて見た時のインパクトは強烈で、その日は十回以上このビデオを見てしまうことになりました。"遂に、日本のテクノロジーはここまで来てしまったか..."などという変な感想を持ちながらこのビデオをビデオを見ていたことを覚えています。

初音ミクは、ただ聞くよりも、自分でやってみたいという気持ちが強いですね。(まだ、全然いじったことがないのですけれども)
面白いのは、このボーカロイドは、色々な国別バージョンが作られたはずですが、日本程多くのユーザーに支持されたくさんの作品が投稿されるに至った国はないということです。同人誌やボーカロイドでの作曲など、基本的に金儲けにならないことにとんでもない情熱を傾けることが出来るオタクがたくさんいる日本という国はやっぱり変わった国なのかもしれませんね。

SHIROBAKO 5話での作画vs3Dの話がとんでもなく脱線してしましました。MIDIの話はいずれどこかで書きたいと思っていたのですが、SHIROBAKOを見ている時に、何となく音楽の話と頭の中でリンクしてしまったので、だらだらと思いつくままにここまで書いてしまいました。ここまで、とりとめない長話に付き合って頂いた方には感謝致します。

PS.
また、もう一度SHIROBAKOに話は戻ってしまうのですが、みゃーもりは表情豊かで本当にイイですね。
みゃーもり1みゃーもり2
特に、みゃーもりの軽蔑顔が、たまりません♡

Comment

[42] シンセですか

こんにちは、真竜です^^

先日はコメント、ありがとうございました!!

「SHIROBAKO」を含め、現在は秋アニメの消化が
停滞しておりやす;;
他も見なきゃいけないアニメが多すぎますw

シンセサイザーは面白いですよね♪
ちょうど僕も最近、気になってるんですよ。
ネタに困ってたので、本日の夜の僕のブログにて
記事のネタとし、シンセを取り上げようかな?

僕はシンセといえば、浅倉大介さんですね♪
T.M.R.、access、Icemanなどはもちろん、
近年のアニメへの楽曲提供も彼が手がけてますしw

では!

[44]

こんばんは、真竜さん。コメントありがとうございます!

アニメの消化が大変なのは自分も判ります。自分も夏アニメは1ヶ月溜め込みましたからね。(ただ、この頃、ちょっとアニメの本数が多すぎるような気がするのですよね...)

真竜さんがシンセを始めてくれると、非常に嬉しいです。なにせ、自分がシンセをいじったのはなんと20年前なので、最近のシンセの性能、シーケンスソフトの種類などを全然知らないので、是非教えて欲しいのですよね。

朝倉大介さんは才能のある方ですよね。自分も就職したての頃、TMRをよく聞いていましたよ。最近では、TMRというと水樹奈々さんとのコラボでVVVのOPで”Preserved Roses”がありました。いい曲ですよね!

それでは。

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