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≫2017年01月

ポッピンQ/ローグワン感想及び2016年映画視聴まとめ 【追記】「君の名は。」小ネタ

今年初めの明けましておめでとうのご挨拶から大分時間が経ってしまいました。
昨年末に会社が終わるとともに、旅行に出発したのですが、旅行の最中にで明けましておめでとうの御挨拶をしたのち、帰宅後必ずUpしようと思っているうちに、ずるずると今月の終盤まで来てしまいました。1か月程放っておいてしまった自分の拙いブログに訪問して頂いた方には、本当に感謝申し上げます。そして、ブロ友様を含めて、こちらから全くブロガ―様のブログへ訪問出来なかったことに対し、まことに申し訳なく思っております。遅くなってしまいましたが、心機一転今年初めの記事を本日Upしようと思います。

例年では、年内最後の更新として、今年見た個人的ベストアニメのような内容の記事をUpしていたのですが、昨年は何と秋期、冬期と2期続いてアニメ視聴0本となってしまった為にそれも書けなくなってしまったので、その代わりと言っては何ですが、昨年は結構映画を見たので、それについてのまとめのようなことを書いてみたいと思います。

その、まとめの前に、昨年米国から帰国した翌週の土曜日に、ポッピンQとスターウォーズ/ローグ・ワンを名古屋109シネマズで見てきましたので、簡単にこれらの映画の感想を書いてみたいと思います。

名古屋109シネマズにあった、ポッピンQとローグワンのディスプレイ。
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1.ポッピンQ及びスターウォーズ/ローグ・ワン視聴
1)ポッピンQ
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東映の60周年記念として製作されたかなり気合の入った映画...のはずだったのですが、どうも観客動員数では苦戦しているようです。自分が視聴したのはレイトショーだったので箱の入りは1/5程度でしたが、封切り二日目であったことを考えると、やはり観客は少ないと言わざろう得ない寂しい人数でした。では、この作品は集客に失敗したと言える程酷い内容であったのかと言うとそれは違うと思います。

以下はネタばれ感想です。

ストーリーの大枠としては、現実世界でそれぞれ悩みを抱えている5人が、あるきっかけで異世界へ連れて行かれてしまうのだけれども、みんなで力を合わせてダンスを踊ることで異世界の崩壊の危機を救い、そのことを通してそれぞれが自信を取り戻し元の世界へ戻っていくというもので、正に王道ストーリーといったところです(世界を救うのが何故ダンスかというのは、そういう仕様になっているということで全く問題ありません)。この王道ストーリーに対しては、特に不満が有るわけではなく基本的に最後まで面白く見ることが出来ました。

ただ、王道で奇をてらったストーリー展開が無いのならば、観客の心を惹きつける為にも、作品に深みを与える何らかの工夫が必要だったのではないでしょうか。実際、取り立てて悪い部分は無かったのですが、逆に印象に残る部分も少なく、あっさりとし過ぎた感じがしてしまいました。

もちろん、一番力の入ったダンスの部分確かに素晴らしく、このダンスを見るだけでもこの作品を見る価値があるといっても良いものでしたが、それだけにその他の部分にあまりインパクトが無いことが残念でした。
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音楽と共に、このダンスの動きは素晴らしかったです。(但し、やはり動きにCG臭さはどうしても残ってしまっていて、もう少し自然な動きをしてくれればとは思ってしまいましたが、予算との兼ね合いではこれが限界かもしれません。)

この作品では、メインの主人公の抱えている悩みは、かなり詳しく描かれましたが、その他の4人については軽く触れられるだけでしたので、4人それぞれの悩みをもう少し深く描いて、かつ、この5人が選ばれたことに理由付けがあれば、もうちょっと作品が印象深くなるのではないかという気がしました。ただ、各人の事情やキャラクターの掘り下げに尺を取り過ぎると作品のテンポが悪くなってしまう可能性があるので、なかなか難しいところです。
実は、この作品はEndingの後に、次作に続くことを彷彿とさせるTV作品におけるCパートのようなものが流れます。もしかすると、続編はTV版で製作されるのかもしれませんね。そうであれば、この劇場版もいっそTV版で作り直せばテンポのことを気にせずにキャラの掘り下げを出来て良くなるかもしれません?(というより、この作品は、そもそもあまり劇場版に向いていなかったのかも?まぁ、それを言ってはおしまいなのですけれども)。

実際のことを言えば、メイン主人公のリレーに関する悩みについても、もっと厳しい現実を経験してきている社会人の目から見ればその程度のことと言えるレベルです。但し、中学生や高校生というまだ社会を知らない狭い世界の中ではそれはとてつもなく大きなことで、独り立ちして社会で食べていくことが出来ない立場では、その世界から簡単に逃げることも出来ず、当人にとっては人生を左右する程の重大事として思い悩んでしまうことは、似たようなことを誰もが体験しているのですごく理解できると思います。しかし、同時に、それが頑張れば乗り越えられる悩みであることを見ている側は体験で知っているので、だからこそ、それを乗り越えて欲しいと応援せずにはいられませんし、それが成長物語を観る醍醐味なのだと思います。ポッピンQは、その成長物語の王道を行く作品だと思いますので、出来ればTV版で丁寧に作り直して欲しいところです。でもそれは無理なのでしょうね。
popinq_640_1.jpg

最後に、ポッピンQの予告編を下へ貼って見ます。

中々良くできた予告編で、自分はこれを見て映画を見に行く気になりました。更に言えば、主人公のキャラデも性格の設定も非常に好みだったところも大きいです。つくづく、映画の興行が失敗に終わってしまったことが残念です。

2)スターウォーズ/ローグ・ワン
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スターウォーズは自分が一番最初に劇場で見た洋画で、だからこそ一番印象に残っている映画の一つです。でも最初のエピソードⅣで大感激したにもかかわらず、それに続くエピソードⅤ、Ⅵと観進めて行くほど、その感激が薄れていき、エピソードⅠ~Ⅲに到っては話の内容も思い出せない体たらくで、どうも自分にとってエピソードⅣだけがスターウォーズと言う作品の全てだったという気がします。それくらいエピソードⅣには、自分が思い描くスペース・オペラという冒険活劇の夢が目一杯詰まっていたのですよね。まず最初のスター・デストロイヤー(楔形の戦艦のことです)の巨大さに度肝を抜かれ、話は一変して、田舎の星で地味な生活をしている主人公のルークが地平線に沈む2つの太陽を見つめているところが、これから始まる大活劇を予感させて実に良いのですよね。そして、このエピソードⅣは物語の最後に主人公の活躍で不利な状況からの一発逆転で勝利するというヒーローものの王道で話を終わらせてくれます。
しかし、続編のエピソードⅤ以降、ストーリーの雑さや反乱軍の甘ちゃんなグダグダぶりが目に余るようになってきて、中でも"フォース"という設定が、大騒ぎする割には話の内容に深みを与えているとはどうも思えず、というより単なる都合のいい魔法のようなものというだけで、何かご大層なもののごとくフォースが連呼される度に鬱陶しく思えるくらいになっていたのです。ところが、このローグ・ワンではそれが違っていました。何と、このローグ・ワンでは、自分にとって都合の良い魔法くらいのものに見えていたフォースを操るジェダイの騎士は一人も出てこないのです。

以下は、ネタばれ感想です。

さて、このローグ・ワンは、エピソードⅢとⅣの間を繋ぐエピソード3.5のような内容で、一種のスピンオフのような作品です。実際に、スターウォーズのメインキャラは殆ど出てきません。しかし、このローグ・ワンは、メインサイドのスターウォーズの物語が、実は多くの無名の戦士たちの壮絶な戦いによって支えられていたことが分かる話になっていたのです。

この物語は、デススターの設計図を奪い反乱軍に届けるまでの戦いを描いていますが、そこに出てくる戦士たちは、メインヒロインを含めて、その多くが脱走者などの地味ななぐれものばかりで、メインサイドのストーリーに出てくるレイア姫やハン・ソロなどの華やかさなどはありません。そんな無名戦士たちが、大した見返りもあるとは思えない戦いに身を投じて必死の戦いを繰り広げます。その戦いも、メインストーリーの方では、あまり人の死に生々しさを感じさせなかったのに対して、こちらの戦いはもっと泥臭く、生理的な体の痛みも感じさせるようなリアルさを出していて、この戦いが、実際に命を賭けた戦いであることを実感させる作りになっていて、メイン側のストーリーとの違いを際立たせていました。

その無名戦士の中でも、その存在が断トツに光るのが、香港の誇るアクションスター、ドニー・イェンが演じる盲目の僧侶にして戦士であるチアルートでしょう。盲目であるのに、操る棒術の素早さ鮮やかさは座頭市のごとく実に見事で、あのジェダイ騎士達のライトセーバーを使った子供のチャンバラのような大味感は全く無ありません。常に「フォースがともにあらんことを」と念仏のように唱え、フォースを信じむちゃくちゃ強いのだけれども、実はジェダイの戦士ではなく、ジェダイに憧れながらジェダイになれないという、なんとも哀愁漂ようキャラクターなのです。しかし、そんなキャラクターなのに惨めさを全く感じさせず、求道家としての威厳と落ち着きが全身を包み、兎に角カッコよかったのです。
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(今までのハリウッド映画では、白人と共演する東洋人は微妙なキャラが多くて、何か人種差別的なものさえ感じることもあったのですが、このドニー・ウェン演じるチアルートは、白人を圧倒するほどの存在感で、同じ東洋人としてとても嬉しかったです。)

もう一人、突出したキャラクターを発揮していたのは、人間ではありませんがK-2SOという戦略ロボットで、これは帝国側から奪い取って再フォーマットした中古品でしたが、人間以上に人間くさいキャラクターで、心を熱くさせてくれる程の奮闘ぶりを見せてくれました。
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このローグワンでは、他のスターウォーズシリーズと同様に、なんでそんなところに敵が操作できるように制御スイッチが置いてあるんだ等のご都合主義は随所に見られますが、全体に漂うリアル感と緊張感がそのご都合主義を凌駕して、わざとらしさをを殆ど感じさせなかったところも凄いと思いました。

実は、この映画では、登場する反乱軍側の全てのメンバーが奮闘の末死んでしまうという悲劇的な展開をします。しかし、最後にこの悲劇が希望につながるシーンが描かれ、エピソードⅣ好きの人には涙なしには見られません。エピソードⅣで語られたデススターの情報を、誰がどのように伝えたのかを描いたこのローグワンは、スターウォーズのメインキャラが殆ど出てこないスピンオフ作品ですが、エピソードⅣが好きな方には、見て損を感じさせない絶対おすすめの映画ですよ!

PS1.
相変わらず、スターデストロイヤーは図体がでかいだけで全く強くなくて役に立たないということを実感させてくれました。形はものすごく好きなのですけれどもね。

PS2.
デススターの攻撃によって惑星の大地が崩壊していく圧倒的な破壊の描写がすさまじかったです。メインのスターウォーズのストーリーではデススターの恐怖を殆ど感じませんでしたが、この映画で初めてデススターを怖いと感じてしまいました。
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最後にデススターが地平の上に顔を出したとき、つるんとしたデススターの表面が地平線に映えて一瞬美しいとも感じる光景なのに、どこへ逃げても助からないという圧倒的な絶望感を感じさせるところが凄かったです。


2.2016年に観た映画のまとめ
去年は夏期、秋期と2期連続でアニメを見ませんでしたから、全くアニメを見なかったと言っても良いかもしれません。ですので、今まで毎年行っていたアニメのまとめのようなものが出来なくなってしまったのですが、その代わりと言っては何ですが、アニメ映画は今までで一番観たと言えると思いますので、TV版アニメまとめの代わりに、この映画版アニメのまとめのようなものをやってみようと思います。(それでも、まとめと言うほど見てはいないのですが...)

それでは、好きだったアニメ映画から順に書いてみたいと思います。実は既に、今までの記事で感想は書いてしまっているので、別な切り口の簡単な感想にとどめます。。

1)君の名は。
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今や知らない人がいない昨年はおろか現在も上映され続けている大ヒット映画。自分も、立川シネマの極音上映で一回視聴し、米国出張の際の行き/帰りの飛行機の中で、それぞれ1回づつ、計3回視聴しました。

確かにこの映画は面白かったですね。作画はとてもきれいで話のテンポも良く、かつ恋愛要素もあって、正に売れるべきして売れた映画なのかもしれません。でも自分にとってこの映画が気にいった一番のポイントは、自然の災厄を防いだ美しいファンタジーであったということです。個人的に5年前の東北大震災の被害は本当にショックを受けましたし、その後の熊本大震災が起きて、次は東京もしくは現在自分の住んでいる名古屋に大震災が起こる可能性も高く、大地震は日本に住んでいれば避けることが出来ない宿命のようなものです。宿命なのですから残念ながらそれを受け入れるしかないのですが、この映画は、そんな宿命もを変えることが出来るのではないかと言う夢を、一時でも見させてくれました。しかもそれは、日本の神様に仕える巫女に伝えられた入れ替わりの能力と恋愛を絡めたとてもロマンチックな夢で、こんな美しい夢を見させてくれたこの映画には感謝するような気持ちも感じているのです。そういう意味では、この映画は自分にとって特別な映画と言えそうです。

ただ、これだけ人気が出た作品ですから、大量のアンチが湧き出たのはいつものことで、好き嫌いは個人の自由ですから別にかまわないと思うのですが、今回今までと少し違ったのは、今までアニメのことなど眼中にも入れなかった文化人などと自称している人たちが、やたらとこの作品を叩く側に回り、しかもその叩き方が、非常に感情的かつ上から目線という気持ちの悪いものだったのは本当にウンザリしました。もしそれを辛口コメントなどと自惚れているならば、売れている作品を卑下するなどという非生産的なことに使わずに、コミック原作の映画を量産しようとしている邦画業界人に向けて、"コミック原作の実写版映画をお手軽に作るなどという低レベルなことをするな!"と叱咤する方が余程効率的なのではないでしょうか。

2)シン・ゴジラ
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怪獣映画なのに、ゴジラの怪物としての恐ろしさは殆ど描かず、一種の災害のように描いて、それに対する対応を、現場目線ではなくトップが如何に有効な指示を出すかに重きを置いた異色作。以前、"事件は会議室で起きてるんじゃない 現場で起きてるんだ!"の台詞で有名になった映画がありましたが、普通の社会人ならば、あのセリフは半分は正しいけれども、現場が全てではないということを理解していると思います。当然、どんな仕事でも役割分担はあって、現場にしかわからないことは現場に任せ、全体の方向性は上からの指示によって行われるものなのです。今までの映画では、例の映画のように、現場の独断から生まれた感動ストーリーが殆どで、上からの指示が決められる部分と、その指示で現場が的確に処理をしていくということを描いた映画は殆どありませんでしたから、その点でこの映画は画期的だったと思います。

そして、上の"君の名は。"でも書きましたが、この映画を見るとどうしても思い出してしまうのが、あの東北大震災における福島原発の惨事です。あの事故が起こってしまったことは仕方が無いことだったのかもしれませんが、その後の被害の拡大は、明らかに司令塔たる民主党政権の不手際から引き起こされたものでした(自民党からの対策提言を退け、マニュアルに沿った対応をせずに、権限が被った新設の委員会を乱立させ、しかも闊達な意見交換を阻害する(つまり発言者が特定されると責任が生じるので、それを回避させる)として"議事録を作らない"などの信じられない対応を行い、あやふやな情報を流したと思えば肝心なデータを隠蔽したり(最後には海外メディアから政府情報は信じられないとして無視されるまでに至った)、風評・実害ともに広げまくりました)。もちろん、どの政権が担当しても、この映画で描かれるような着実な対応を取れるとは言えませんから、この映画も、現実とは異なる理想を描いた一種の夢物語なのでしょう。でも、本作は、"君の名は。"のようなファンタジー路線とは違って、あくまでリアリズムを基調としていましたから、今後大きな災害が実際に起きた時に、映画で描かれたように、各人がそれぞれの立場で全力を尽くせば、被害は最小限に食い止められるのではないかと言う希望の光を、この映画は見せてくれたように感じましたし、そこがこの映画の良かったところだと思っています。

3)この世界の片隅に
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この映画を見てまず感じたことは、"たった70年前のことなのに、自分の御先祖様たちはかくも懸命に生きようとしていたのだな"ということです。この物語は、主人公のすずさんの幼少時代のエピソードから始まりますが、驚いてしまうのは、年頃になったすずさんが、今まで一度も会ったことのない人からの結婚したいと言う申し出に、その人の職業が堅そうだという理由だけで、相手の顔も分からないまま、その家に嫁入りの衣装を抱えて出かけて行き、そこで結婚式を挙げると、次の日からは普通にその家の嫁として炊事洗濯をして生活しているということです。そこには、結婚の選択の自由も無ければ、特に楽しみや希望も無いのだけれども、すずさん自身は、それに特に不満も言わず淡々と物事を進めていくところに、当時の生活第一主義の考えが見えて、その一種の逞しさに少し圧倒されてしまいます。しかし、そんな中にも、毎度の食事にちょっとした工夫を凝らしたりするなどの細やかさも忘れずに、少しでも楽しんで生きて行こうとする当時の日本の御先祖様の姿には、素直に頭を垂れる思いがします。現在の、多くの物に囲まれているけれども充実感をあまり感じない自分の生活ぶりを鑑みると、何とも恥ずかしくなってしまうのですが、この当時の日本の御先祖様達の頑張りを知るだけでも、この映画を見る価値は有ると思います。

この映画は、背景が戦時中ということから反戦映画と受け止められて、また文化人と自称する人々が自分の立場を表現する方法としてこ映画を利用しているのではと勘繰りたくなるような持ち上げ方をしたため、この作品が歪められて伝えられているような気がするのがとても残念です。

4)聲の形
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自分の性格の中には、こじれた部分が有って、自分でも面倒くさいなあと思うのがしばしばなのですが、世間一般に、そういうひねくれ者は暗かったり重い話が好きなんだろうと思われることが多いと思うのですが、それは全くの勘違いで、普通の物語さえ斜に構えてみてしまう人間が、重い話など見たりしたら、容易に持っている許容量をオーバーしてしまい、場合によっては寝込んでしまうほどの精神的ダメージを食らったりすることもあるくらいなのです。面倒くさいですよね、本当に...
そんな人間が、身体障害者への差別といじめを扱った物語などを見たらどうなるかと言うのは、実は最初から判っていました。それでも、恐る恐る見てみようと思ったのは、自分が京アニ信者であることと、原作の評価がすこぶる良く、感動できるとの評判をネットで読んだからでしたが、案の定、精神的ダメージを食らって映画館を出る羽目になってしまったのでした。

もちろん、話の中の小さなエピソードの一つ一つには感動の要素はあったと思いますし、最後のシーンは音響効果と共に非常にドラマチックな演出があったと思います。恐らく、あのシーンでは主人公が閉ざしていた心を開いたことを描いていたのではないかと自分は想像しますが、自分の素直な感想では、主人公がこれから生きていくために世間の全てを受け入れることを決意したとしか思えませんでした。心を開くということと、全てを受け入れるということは似ているけれども、自分の中では全く違うことで、世間のすべてを受け入れるということは、あのレッテルを張った教師の存在も、あの遊園地の売店で働いていた、未だに主人公へいじめの責任を被そうとしていた少年の存在も全てを受け入れ、主人公の周りは変わらないのだけれども、主人公だけがどんな扱いを受けても我慢し続けながら生きて行くということを決意したのだと自分は解釈しました。確かに、傷つくのを恐れて他人と交わらなければ何も始まらないので、主人公の全てを受け入れる態度は、これからを肯定的に生きて行く為の大きな一歩だとは思うのですが、一方的に主人公だけ我慢することを決意して終わるという幕切れに、あまりに主人公がかわいそうで、ちょと自分の精神が耐えられませんでした。(もちろん、映画版は色々な場面をはしょったりしているはずですので、この教師も売店の少年も、原作では、年月の経過とともに変わってきているのかもしれませんが、自分は原作を読んでいないので、その辺は分かりませんでした。)

もちろん、これは自分の個人的な感想というだけで、この映画が、22億円の興行収入を上げた大ヒット作品であることは、多くの方がこの映画を肯定的に受け入れた結果だと思いますから、それは本当に良いことだと思っています。自分が、その中に入れなかったことは残念なのですが、仕方が無いことなのでしょうね。

最後に、この重い物語が、アニメーション作品として成立したのは、間違いなく京都アニメーションの作画技術があったからだと思います。

ちょっと暗い感想で終わってしまったので、お口直しに聲の形のED曲Aikoさんの"恋をしたのは"を貼っておきます。

この曲がEDで流れたのは、自分にとって救いでした。映画のEDにふさわしいとても良い曲だと思います。

その他、ポッピンQときんいろモザイク劇場版を見に行きましたが、ポッピンQの感想に関しては、一番最初に書きましたし、きんいろモザイク劇場版は、あくまで基本的にファンムービーでしたので、ここでは割愛しました。

去年は、多くの劇場版アニメを見ましたが、今年はどうなるのでしょうか?まぁ、最低でも、ガルパン最終章の第一章に関しては今年の冬に観ると思いますが、あの水島監督のことですから、来年までずれ込むのは十分考えられるので、ちょっと今年の劇場版の視聴スケジュールは分かりませんね。それよりも、TV放映の視聴を何とかしなければならないのですが、今期も視聴が難しそうです...。

【追記】「君の名は。」ネットで拾った小ネタ三連発!
やっぱり最後の"聲の形"の感想がちょっと暗すぎたので(結構気にしている)、ちょっと明るい気持ちになるために、「君の名は。」関連の小ネタ三連発を貼ってみます。流石、大ヒット作だけあってネットにネタはゴロゴロしていますが、その中から以下のものを拾ってみました。

1)I(私)の英語4段活用
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なるほど!こうしてみると、日本語は結構奥が深いなぁ。
どうも、これは飛行機内の映画視聴サービスの英語字幕版を写真に撮ったようです。自分の乗った飛行機も「君の名は。」の英語字幕版がありましたから、1回は字幕版を見ておけばよかったとちょっと後悔しています。

2)「君の名は。」へのお誘いツイッター
君の名はLine
何なんだコイツはw。ひょっとしてこれはネタか?

3)「君の名は。」ロス映画批評家協会受賞で唯一アカデミー逃す
「君の名は。」ロス映画批評家協会受賞で唯一アカデミー逃す_2
「君の名は。」は、昨年ロス映画批評家協会受賞を受賞しましたが、結局アカデミー賞にノミネートすらされず、この賞を取ってアカデミー賞を受賞もしくはノミネートされなかった唯一の作品となってしまったとのことです。まぁ、このような芸術畑の賞の権威などは、作品の面白さに何にも寄与しませんから、こうなったら、逆にとことん興行収益を上げて、アニメは面白さで勝負という気概を見せつけて欲しいですね。

新年(2017年)明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます!

昨年は、自分の拙いブログに訪問して頂き、大変ありがとうございました。そして、折角ご訪問してくださったのに、自分の記事を書くことが精一杯で、こちらからの訪問がなかなか出来なかったことにつきましては大変申し訳なく思っております。

ブログは自分が辿った記録の意味も込めて、今後も必ず続けて行きたいと思っています。ただ、年明け2月から新しい装置の据付け作業が始まりますので、1月はその準備、2月から5月にかけては実際の据付け工事でかなり忙しくなると思いますので、今年の春までは、残念がらブログの更新は滞ることになるかもしれません。でも何とか頑張っていきたいと思っています。

現在、四国旅行中で、このブログ記事も徳島県の食音遊(くうねるあそぶ)というゲストハウスから書いています。
今回の旅行もギリギリまで仕事をしていたので、洗濯をする暇もなく、結局洗濯ものと一緒に旅行に出ることになってしまいました。しかし、今回の旅行では、途中で洗濯をするどころか風呂にもあまり入れないまま、明日名古屋へ戻ることになりそうです(相変わらずイマイチです...)。
20170103_DSC02758.jpg
上は、愛媛県松山城址から見た初日の出の写真です。松山城は、初日の出を見ることが出来る場所として松山市内では有名で、多くの人が訪れていました。昨年に続き、今年も元旦は晴天に恵まれ、初日の出を見ることが出来て良かったです。

(例年ですと、年末にその年のアニメのまとめ記事のようなものをUpしていたのですが、昨年は中々記事を書く時間が取れず、そもそも夏期、秋期と2期連続でアニメ視聴0本と言う惨状で、記事を書くこと自体がお流れになりそうな状況なのですが、昨年は映画を結構見たので、映画の感想を中心にまとめ記事を今週終わりまでにはUpしたいと思っています。)

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