Aiuto!の穴

≫2015年09月

凪のあすから聖地巡礼(+熊野古道巡り)

"凪のあすから"は、2013年秋~2014年冬にかけて2クール全26話で放映されたP.A worksの作品です。
もう既に1年以上も前に放映された作品ですが、登場人物たちの強い感情の動きや繊細な心情の変化を、背景のファンタジー要素と巧みに織り交ぜて描いた物語として強く印象に残った作品でした。
中でも、背景の美術は素晴らしく、まさに"背景のP.A works"の面目躍如とも言えるような美しさで、是非一度作品の舞台となった場所へ行ってみたいと思っていたのでした。

でも実は、凪のあすからの聖地は、偉大な先達の方々によって既に詳しい聖地巡礼マップが制作されており、今回の聖地巡礼は、その聖地巡礼マップにおんぶに抱っこで行ってきたものですから、残念ながら真新しい発見などというものはありません。でも本人は十分リラックスしてゆっくり楽しめた散策でしたので、そんな雰囲気が伝わればいいかなぁなどと思いつつ、前回の記事の続きから、Upしたいと思います。

宿泊した尾鷲シーサイドビューの朝です。前日と変わって良い天気で、まさに巡礼日和です。
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朝日を浴びるシーサイドビューと目の前の海。
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朝食は、海の幸を中心にした献立。美味しく頂きました。朝食をとって元気が出たところで、聖地巡礼に向けて出発です。

凪のあすからの主な聖地は、三重県南部の以下の3箇所に点在します。今回は、その中で新鹿エリアと波田須エリアにある聖地を探索しました。(造船所のある紀伊長島エリアは、今回残念ながら時間の都合でパスしました。)
新鹿地図_org新鹿地図2_org

1)新鹿エリア
宿泊地の尾鷲からR311をひたすら南下していくと新鹿の町へ到着します。この新鹿町は海水浴場があるので、自分が行った時には、そこそこ海水浴客で賑わっていたのですが、何しろ小さい町なので、あやうく通り過ぎてしまうところでした。

新鹿町へ到着すると、車を道の脇へ止めた後(車の駐車場を探すのにめっちゃ時間を使ってしまいました)、まず、駐車場所の近くにあった紀勢本線の陸橋から聖地巡礼を始めました。ここは、第2話の、まなかを探索するシーンで使われたと思われる場所です。
新鹿1新鹿1_1
どうも、この凪のあすからでは、実際の風景と完全に同じではなく何かしらのアレンジが加えられて作品中で使われているらしく、完全に同じというわけではありませんが、雰囲気は確かに似ています。

この陸橋を川に沿って西側に進んでいくと、以下の風景を見ることができます。
新鹿2新鹿2_2
ここは、第20話の美海とさゆの下校シーンで使われたと思われる場所です。やはりここも、かなりアレンジが加えられているようです。

この後、陸橋を南に下って街の中心部へ向かっていきます。突き当たった道(R311)を西に少し歩くと小さな橋があります。ここは17話で使われたシーン。
新鹿3新鹿3_2

新鹿4新鹿4_2
こちらからのアングルは、アニメで使われたシーンとそっくりですね。

この橋を渡ったところにある魚作商店前の交差点。ここは14話で登場しました。
新鹿5新鹿5_21
ただ、ここのシーンは言われないと気がつかないレベルで、よく見つけたなぁと感心してしまいます。

魚作商店前をR311に沿ってもう少し西の方へ歩くと、サヤマートのモデルになった商店を見ることができます。
新鹿6新鹿6_2
どうやら日曜日は定休日らしく、店は閉まっていましたが外見の雰囲気は似ていますね。

最後にこの風景だけはなかなか見つからず、かなり探すことになってしましました。10話で美海とさゆが座っているシーン
新鹿7新鹿8
新鹿7_2
このシーンは、完全に一致していますね。
(この風景は完全に個人の民家なので、自分の見た聖地巡礼マップには場所が記載されていませんでした。ここを訪れる方は、個人の民家であることに十分注意を払うことが必要です。)

さて、以上で新鹿エリアでの聖地巡礼は終わりですが、凪のあすからでは、非常に印象的な海にかかる橋脚の描写がたくさん出てきます。
新鹿9新鹿10
新鹿には、このシーンの元になった橋脚があるとのことなので次回はぜひそれを見てみたいと思っています。(実は、他者様ブログで、アニメのシーンの参考となった橋脚の写真を見てしまっているのですが、実際に見てみたいのです。)

2)波田須エリア
それでは、次にP311を西に移動し波田須エリアへ向かいます。ここには、波田須駅と天女座という聖地として非常に印象的な場所があります。

まずは、波田須駅に向かってみます。
車のカーナビで、波田須駅がR311から少し離れた場所にあることはわかるのですが、駅までの道が明示されていません。そこで、R311から波田須駅の方へ向かう小さな道の脇に車を止めて、その道を駅の方へ向かって歩いていくことにしました。
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どんどん海の方へ歩いていきます。でも一向に”波田須駅”方面という案内板が出てこないので不安になってきます。
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やっと”波田須駅”方面という案内板がひとつ出てきて、安心するのですが、その案内板に沿って歩いていくと行き止まりになってしまうので注意してください。
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案内板の前のこの道を下っていくと行き止まり。

案内板まで戻って、その後方を見てみると数台の車が止まっており、その奥に海の方に向かう細い道を発見。どうやら、この道が波田須駅に向かう道のようです。メッチャわかりにくい。
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細い道をどんどん下って行きます。遠くに海が見えていい気持ちです。その時、電車の走る音が下からかすかに聞こえてきました。間違いない。この道です。
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小さな橋を渡ってさらに歩いていきます。
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下の方に線路が見えてきました。
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波田須駅に到着。まさに秘境駅という感じです。
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ホーム側に回ってみます。
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波田須駅の駅看板。
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そして、ホームの先に目をやると、アニメに使われたあのトンネルを見ることができました。このトンネルを見るためにここまで歩いてきましたので感無量です。
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そしてこれがアニメに使われたシーン。
波田須1
まさに、このトンネルですね。凪のあすからの聖地は、このトンネルの場所を特定することによって見つけられたとのことです。しかし、このトンネルの形状から聖地を特定するとは、その根気のいる分析に本当に頭が下がる思いです。

さて、駅舎の方へ戻ってみると、その片隅に巡礼ノートが置いてあるのが見つかりました。
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ノートを開いてみると、きれいに書き込みがされていました。
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書き込み日付を見てみると、ほぼ数日おきに書き込みがされていて、結構頻繁に巡礼者が訪れているようです。自分も、巡礼者の一人として書き込みを行いました。でも、以前”花咲くいろは”の西岸駅で巡礼ノートを見たときも感じたのですが、綺麗に書き込まれた巡礼ノート見るのは、なんともうれしくなるものですね!

さて、時間もなくなってきましたので、次の天女座を目指して、波田須駅を後にしました。下は戻る途中に見えた海の景色。
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波田須駅は、本当に最果てにあるという感じの駅でした。この駅をロケ地に選んだスタッフのセンスはすばらしいですね。

波田須駅からR311を新鹿に少し戻ったところに以下の看板を見つけることが出来ます。
天女座1DSC04332.jpg
後期OPの最初に出てくる場面。アニメでは人魚座になっていますが、実際のお店は”天女座”というカフェです。
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なんと、"塩水あります"のステッカーも貼ってあります。
しかし、ここは本当にアニメのシーンとソックリなので、つい頭の中を後期OP“ebb and flow”の”降り積もる粉雪が舞う♪”の歌詞が流れてしまいました。

”天女座”の入口。よく見ると、脇の看板に”凪のあすカレーと塩サイダーのセット”の文字が。こ、これは食べてみたい。
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中に入ってみると広い玄関があって、かなり和風の雰囲気です。
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2階に上がる途中に、凪のあすからのポスター発見。
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カフェの部屋へ入ってみると、かなり広々としていて、窓から見える海が綺麗でした。
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早速、”凪のあすカレーと塩サイダーのセット”を注文してみます。ご主人が、実はついさっきまで、凪のあすからのファンの方が大勢来ていて、ご飯を切らしてしまったのだけれども、玄米のご飯でいい?と聞かれたので、もちろん!と答えました。そして、出てきたのが以下のカレーセット。美味しく頂きました。
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このサイダーはもしや、と思いましたが、やはり湯涌温泉の塩サイダーでした。これはP.A worksつながりのサイダーですね。
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ご主人の許可を頂いて、店内の撮影を色々させていただきました。
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店内にも、巡礼ノートが置いてありましたので、ここにもコメントを残させてもらいました。
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その後、ご主人と凪のあすからの話しを色々させていただきました。ここには、凪のあすからのファンが沢山訪れて、ファンの交流場所になっていて、定期的に交流会も行われているとのことで、もう、一年以上も前の作品ですが、未だに多くのファンが聖地巡礼としてこの地を訪れ、作品について語り合うというのは素晴らしいことだなと感じました。

名残惜しいのですが、時間も遅くなってきたので、天女座さんを後に帰宅の途につきました。

最後に、今回の聖地巡礼の雑感です。
自分は、実は本格的な聖地巡礼を行ったのは、今回が初めてでした(今まで、"花咲くいろは"と"true teras"の聖地巡礼を行ったことはありましたが、両作ともに作品舞台が殆ど観光地のようなところでしたので、聖地巡礼というより観光地巡りのような感じがしていました。ですので、今回のように観光地でもない普通の場所へ聖地巡礼として訪れたのは初めてでした)。最初に述べたように、今回の巡礼は、他者様が作成した巡礼マップに従って巡っただけのものでしたが、それでもすごく楽しかったです。特に、波田須駅で、綺麗に書き込まれた巡礼ノートを見つけた時には感激しました。この巡礼ノートは、純粋にファンの気持ちから置かれたもので、そのノートが大切に扱われているのを見たとき、自分が好きなものをほかの誰かも大切にしてくれているということを感じることが出来て、何とも言えない嬉しい気持ちになりました。また、天女座さんのように、作品を気に入ってファンが集う場所を提供してくれる方がいることも、やはり非常に嬉しい気持ちになりました。

凪のあすからは、花咲くいろはと同じく、自分にとって特別な作品です。その作品の聖地が、綺麗な海と深い山と古くからの神々が住まう熊野という特別な地にあることを知ることが出来たことも、今回の聖地巡礼を良かったと思う大きな理由の一つです。

おそらく、自分は熊野の地を今後も何度も訪れることになるでしょう。そして、その都度、波田須駅や天女座さんに寄ってみたいと思っています。

最後に、凪のあすからの後期OP“ebb and flow”を載せてみたいと思います。

上曲以外でも、凪のあすからのOP/EDは前期/後期共に良曲なので、興味のある方は是非聞いてみてください。

PS.飛鳥神社訪問(+尾鷲熊野古道散策)
尾鷲シーサイドビューをチェックアウトする前に、ホテルの女将さんに前日まで熊野古道ウォークをしてきたことを話したところ、このホテルの近所にも熊野古道は残っており、さわりだけでもそこを歩いてみることを強く勧められたので、出発前にちょっと寄ってみることにしました。

ホテルを出てしばらく歩くと細い小径に出ますが、ここは熊野古道の一部とのことです。
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この小径の途中に、道祖神や古くからの民間伝承が残る首無し地蔵などがあります。
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更に歩くと、この周囲の氏神様である飛鳥神社に出ますDSC04236.jpgDSC04227.jpg
。この神社は、特にガイドブックなどに載っていない地元の氏神様なのですが、神社境内には樹齢数百年を超える樹木が生い茂り、歴史の重みを感じさせます。
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尾鷲シーサイドビューの周りを散策したことで、熊野古道が単に観光の名所というだけではなく、それぞれの地元の歴史と生活ににしっかりと根差したものであることを実感できました。尾鷲に残っていた熊野古道は非常に短いものでしたが、それでも、ガイドフックでは表せない奥深さを持っており、その魅力をもっと知りたいと思うようになりました。

熊野は、自分の住んでいる名古屋とそれ程遠い場所ではありませんので、これからも機会があれば色々な地域に点在している熊野古道を歩いてみたいと思っています。

PS2.
この凪のあすからの聖地巡礼には後日談がありますので、それもUpしたいのですが、現在仕事が忙しく、かつ今月末に引越しがあるので、記事のUpには時間がかかってしまう状況です...。

熊野古道巡り(+凪のあすから聖地巡礼)その2

熊野古道ウォークの2日目。大門坂から熊野那智大社への古道ウォークをメインに、いくつかの寺社巡りと温泉にも入りましたので、それらを以下に紹介します。

1.ホテル浦島温泉巡り(その1)
本当は、万清楼へ投宿した昨夜のうちにホテル浦島へ1回は行っておこうと思っていたのですが、夕食後部屋に戻った途端に爆睡してしまったようで、朝に目が覚めたときは寝過ごしてしまったのではないかと焦りました。でも、何とか6:00amちょっと過ぎくらいの時間でしたので、朝食前に1回くらいホテル浦島へ行けそうなことがわかり一安心。とにかく、急いで風呂へ入る準備をして、宿の外へ出ました。

宿の外には、すぐ桟橋があって、そこを渡ってホテル浦島へ行く連絡線に乗り込みます。ホテル浦島は、日本でも有数の巨大観光ホテルで、名物の温泉が館内に多数あるので、日帰り温泉客のために連絡線が運行しているのです。
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連絡船乗り場からホテルを振り返ります。
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ホテル浦島へ行く連絡船。この連絡船は、朝の6:00am頃から20分間隔くらいで運行を開始して、昼間はもっと運行間隔が短くなるのでホテル浦島へ行くには、この連絡線を利用するのが便利です。乗船時間は5分程度で、すぐにホテル浦島へ着くことができます。
また、ホテル浦島の風呂に入浴するには、宿泊客以外は1,000円の入浴料を支払わなければならないのですが、万清楼宿泊の目印である緑色のタオル入れ袋を持っていれば無料で入力することができます。ついでにこの連絡船の運賃もタダになります。

遠くに見えるホテル浦島。
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実は自分にはホテル浦島に思い出があって、今から約20年以上前、自分がかつて結婚していたとき新婚旅行先として宿泊したのがこのホテル浦島なのですよね。うぅ、トラウマの逆流が...なんてことは全く無くて、何しろ20年以上も前のことですから、今となっては唯の思い出話です。しかし、懐かしいな。

5分の乗船時間の後、ホテル浦島へ到着しました。早朝なので、まだ人はまばらです。
ホテルのエントランスへ入ると、まずは、ホテルの館内案内板を見て、目指す温泉がどこにあるのかを確認します。ホテル浦島は巨大ですので、適当に館内をうろついて目的の温泉にたどり着くことはまず出来ませんので、館内マップのチェックは必須です。
しかし、ここへ到着してから知ったのですが、ホテル内にある全ての風呂へ夜は入れるのですが、朝から昼にかけて順次清掃をしているので、時間によってはお目当ての風呂に清掃で入れないこともあるので要注意です。今回お目当ての玄武洞は朝から入浴できそうなので助かりました。それでは、館内マップの案内に従って、玄武洞を目指します。
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早朝なので、両側の商店はまだ閉じています。
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玄武洞の入口に到着しました。玄武洞は天然の洞窟の中に湧いた温泉をそのまま利用した忘帰洞と並ぶホテル浦島の看板温泉です。
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(上記写真はホテルのブログから転載させて頂きました。)

忘帰洞の外はすぐ海になっており、露天風呂も洞窟の出口近くにあるのですが、台風が近づいていて、海に近い露天風呂への入浴が禁止されていたのが残念でした。

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朝湯に浸かった後は、朝食をとりに宿へ一旦戻ります。先ほど述べた、万清楼へ宿泊すると使用することができる、ホテル浦島無料パス替わりの緑色のタオル入れ袋は、後で返せばチェックアウト後も今日いっぱい使えるとのことなので、大門坂を登った後、再度ホテル浦島へ来る予定です。

2.熊野古道ウォーク3日目(大門坂~熊野那智大社・青岸渡寺~那智大滝)
宿へ帰ると、昨日の広間に朝食の準備が出来ていました。
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那智港の近くなので、お魚中心の朝食です。さすが”料理旅館”の看板に偽らないおいしい朝食でした。

さて、朝食を食べて元気が出たあとは、大門坂を目指して出発です。今日の熊野古道ウォークの予定は、大門坂の駐車場まで車で行って、そこに車を置いた後、熊野古道を歩いて熊野那智大社・那智大滝へ行き、那智大滝からバスで大門坂の駐車場まで戻ってくるというコースです。その後、補陀洛山寺に寄ったあとホテル浦島の風呂で汗を流し、尾鷲に向かう前に熊野速玉大社へ寄るというのが本日のすべての予定です。
熊野古道ウォーク2日目

万清楼から大門坂前の駐車場まで車で30分程度で思ったより近かったです。
駐車場に車を停めると、駐車場の一角に、"2011年FIFA女子ワールドカップ優勝/ロンドンオリンピック女子サッカー準優勝"の記念碑が立っているのが見えましたが、この記念碑を見て初めて、自分は日本サッカー協会のエンブレムに描かれていた鳥が八咫烏であったことに気がつきました。Wikiで調べてみると、八咫烏は、日本神話の「東征」において、八咫烏は瀬戸内海から近畿に進もうとした神武天皇の道案内を務めたとされていて、よくボールをゴールに導くようにとの願いが込められて日本サッカー協会のシンボルマークに描かれたとのことです。
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記念碑の上のサッカーボールに足をかける八咫烏。

1)熊野古道ウォーク(大門坂)
さて、大門坂の駐車場を出て少し登っていくと、大門坂入口の石碑が見えてきました。
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大門坂の石碑を脇に見ながら先に進むと、那智の聖域と俗界を分けると言われる振ヶ瀬橋に到着します。
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この橋を渡ると、推定樹齢800年の"夫婦杉"に迎えられます。
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この"夫婦杉"を超えると、堂々たる石畳が続く大門坂が始まります。
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古来、皇族から一般庶民まで幾多の参詣者が歩いた大門坂は全長約600m、標高差約100mの山道で、鬱蒼とした杉の大木の間をぬって参詣者を熊野那智大社まで導きます。
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石畳の階段が続いていきます。
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更に登って行きます。
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やっと、那智大社が近づいてきました。
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土産物屋の先に、那智大社の鳥居が見えます。

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那智大社の一の鳥居。
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この鳥居を超えても、更に階段が続きます。でも、上に見える2の鳥居を超えると熊野那智大社の境内に到着することができます。

2)熊野那智大社
社伝によると神武天皇が東征の際、那智の海岸から那智山に光が輝くのを見て、滝を探り当てて神として祀ったと伝えられていますが、実際は、那智の原始林の奥深くに存在する高さ133mの那智の滝の圧倒的な大瀑布に対する原始的な自然崇拝が、那智大社の発端と言われています。

仁徳天皇5年、熊野灘を望む現在地に、新しい社殿が建てられ以降、熊野三山の一つとして熊野行幸の皇族も参詣し、平重盛や豊臣秀吉、徳川吉宗などのときの実力者によって社殿の再興や改修が行われてきました。6棟からなる現在の朱塗りの本殿は幕末期の再建と言われ現在、国の重要文化財に指定されています。
主祭神は、第4殿に祀られる熊野夫須美大神(フスミノオオカミ)で、「結び」の神であり万物を生成発展させる神として崇められ続けています。熊野三山として、本宮、速玉大社と同じ12柱が祀られていますが、那智大社では加えて那智大滝を神格化した”飛瀧(ヒロウ)権現”を祀ることから、十三所権現と呼ばれることもあります。

さて、階段を上りきってニの鳥居を潜り、境内に足を踏み入れると、正面に熊野那智大社の拝殿を見ることができます。
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正面の拝殿の左手にある建物は宝物殿で、昭和41年(1966年)に「熊野那智大社創建1650年祭」の記念事業として建てられたものです。内部には国指定や県指定の熊野信仰に係わる文化財が展示されています。
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拝殿の後ろには、6棟の社殿が建てられ、中でも主祭神である熊野夫須美大神を祀る第四殿が一番大きな社殿となっています。

さて、拝殿を左手側に見ながら境内の奥へ進んでいくと、巨大な楠が目に入ります。
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樹齢約850年、胴回り約8.5m、樹高27mにも達するこの楠は、「那智の大楠」と呼ばれ、平重盛が此処に参詣した折に御手植えした物とと伝えられています。実は、この大楠は裏側に回ると根元に人が通りぬけられる程の洞が有って、願掛けの護摩木と共にその洞をとおり抜けると願いが叶うと言われているのです。
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護摩木は一本300円。う~む、どうしよう...。ちょっと考えましたが、せっかくここまで登ってきたので、ちょっと神様にお願い事をしてみることにしました。
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上が、自分が書いたお願い事。ダ、ダサイ...

護摩木に自分の願いを書きながら思い出していたのが、”響け!ユーフォニアム”8話の以下の場面。
香織:オーディション、うまくいきますように。
あすか:そんなのお祈りしてもうまくはならないよ。
晴香:それはそうだけど・・。
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あすか:楽器も音楽も全部自分次第でどうにでもなるのに神様に頼むなんてもったいないよ。
香織:それもそうだね。
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...あすか先輩、全くもっておっしゃることはごもっとも。でも、まぁ何というか、こういうささやかなお願い事を神様にしてみることを、願い事が叶う叶わないは別にして、自分は何となく好きでやっているので、あすか先輩の言うことは気にしないようにします...

さて、護摩木に願い事を書き終えると、洞の中へ入ってみます。
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洞の中は思った以上に広くてちょっと驚きました。中に設けてある鉄製の階段を伝って外に出ます。
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外に出ると護摩木を階段下にある奉納書へ納めます。あとは、このお願いが叶うかどうかは、あすか先輩の言うように自分の頑張り次第です。
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(ちなみに、ユーフォニアムの最終話はまだ見れていません。何か、色々まずい...)

3)那智山青岸渡寺
大欅を過ぎると青岸渡寺の境内に入ります。
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青岸渡寺の縁起は、伝承によると仁徳天皇の時代、天竺(インド)から渡来した裸形上人が那智滝の滝壺で得た金製の如意輪観音を本尊として安置したのが始まりとされています。後に、役行者が行を修める修験の根本道場として隆盛し、平安時代中期から西国三十三箇所観音霊場の第一番札所として信仰を集めました。今でこそ那智大社とは塀で隔てられていますが、江戸時代までは那智大社と一心同体で、那智権現の”如意輪観音堂”でした。しかし、明治時代に神仏習合が廃されたとき、熊野三山の他の2つ、熊野本宮大社、熊野速玉大社では仏堂は全て廃されましたが、熊野那智大社では如意輪堂が破却を免れ、のちに信者の手で青岸渡寺として復興したとのことです。

青岸渡寺の境内から、遠くに那智大滝を眺めることができます。
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ここで、この那智大滝をバックに、売店で買った那智黒ソフトクリームを撮ってみましたが、ソフトクリームにカメラの焦点があってしまい、バックの那智大滝がうまく撮れませんでした。(もっとカメラのことを勉強しないと)
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このまま、那智大滝の方へ進んでいくと、先ほど境内から見えた三重塔のところへたどり着きます。この塔は、天正9年(1581年)に豪族の対立により、焼失してしまいましたが、昭和47年、(1972年)400年ぶりに再建されたとのことです。この三重塔と那智大滝との調和が美しいので現在では有名なツ撮影スポットになっています。自分も、この有名な構図で一枚パチリ。
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4)那智大滝と飛瀧神社
三重塔を過ぎると、那智大滝に向かって下に降りていく道が続きます。
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やがて、飛瀧神社の鳥居が見えてきました。
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鳥居を潜って、進んでいくとやがて那智大滝の下へ辿り付きます。
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以下は、飛瀧神社と那智大滝。
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この神社は、那智大滝そのものが御神体なので、社殿がありません。それにしても、那智大滝の大きさには圧倒されます。遠い日本の祖先たちがこの滝に神性を感じたのもよくわかる気がします。

ここが熊野那智大社の最深部になるので、このまま元来た道を戻り、飛瀧神社の鳥居の前からバスで大門坂駐車場まで戻りました。
熊野那智大社/那智大滝は有名な観光地であり世界遺産にも登録されているので、バスを待っている間たくさんの外国人客を見ましたが、昨日の熊野本宮大社でもそうでしたが、ヨーロッパ系の観光客の方が多く、アジア系の観光客が殆どいなかったのが印象的でした。でも、いつかは大阪のように中国人観光客にとって変わられてしまうのでしょうか。

3.補陀洛山寺
那智駅から熊野那智大社へ向かう熊野古道を数分歩いたところに補陀洛山寺はあります。
今回、時間短縮で補陀洛山寺を飛ばして先に大門坂から熊野那智大社まで歩きましたが、補陀落山寺はぜひ見たかったので、那智大社からの帰り道に車で寄ることにしました。

那智の浜の近く、那智駅から徒歩5分ほどのところに補陀洛山寺はあります。
そして、この補陀洛山寺は「補陀落渡海(ふだらくとかい)」の出発点だったことで知られています。
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「補陀落」とはサンスクリット語の「ポタラカ」の音訳で、南方の彼方にある観音菩薩の住まう浄土のことをいい、そこでの往生を願って、わずかな食料と水を積んだ小舟に閉じ込められて沖に向かったのが補陀落渡海です。自らの身を犠牲に人々の苦しみを救う捨身行で、実際には死出への旅でした。

渡海僧が乗りこんだ船を復元したものがお寺の境内にある建物のなかに展示されています。
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奇妙な形をした小さな船で、船の上には屋形が作られています。それからその屋形の前後左右を4つの鳥居が囲んでいます。渡海船に立てられた4つの鳥居は、渡海船がそのまま葬送の場であることを表わしていると考えられています。展示されている船には帆は掛けられてはいませんが、船出の折には白帆があげられました。

渡海僧は、30日分の食料と灯火のための油を載せて、小さな屋形船に乗りこみます。渡海僧が船の屋形のなかに入りこむと、出て来られないように扉には外から釘が打ちつけられたそうです。渡海船は、白綱で繋がれた伴船とともに沖の綱切島あたりまで行くと、綱を切られ、あとは波間を漂い、風に流され、いずれ沈んでいったものと思われます。

この那智の浜からは25人の観音の信者が補陀落を目指して船出したと伝えられています。 境内にある石碑に、それらの人々の名が刻まれています
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寺の裏には渡海した僧たちの墓が残されており、墓碑には「勅賜補陀落渡海○○上人」と記されています。『平家物語』では平重盛の嫡男 平維盛が補陀落渡海をしており、その供養塔もあります。
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自分が、この補陀洛山寺に寄りたいと思ったのは、以前この補陀落渡海を題材にした小説を読んだことがあって、それが自分に強烈な印象を残したからです。その本は、坂東眞砂子さんの”桃色浄土”です。
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この本は、補陀落渡海をメインに描いた物語ではありませんが、小説の舞台に色濃く残る補陀落渡海の土俗的風習が、作品の中で展開する人間の欲や愛憎劇、そしておどろおどろしい海と死霊の禍々しさに重ね合わされて話しを盛り上げて行きます。興味のある方は、一読をお勧めします。

そして、この補陀落渡海はアニメの題材にもなっています。それは、ノイタミナで放映された深夜アニメ"モノノ怪"の中の一つのエピソード”海坊主”です。
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このエピソードの中で、補陀落渡海はメインとして取り上げられています。上記の絵からも感じられると思いますが、アニメでは現しにくいと思われている人間の奥底の情念のような感情を、あえて生理的に嫌悪感を抱かせるようなキャラデを採用することによって巧みに表現しています。アニメの表現の可能性を追求した実にノイタミナらしい作品で、アニメ好きの方ならば是非一聴をお勧めします。

この補陀落渡海がいろいろな作品の題材に選ばれるのは、やはり捨身行という献身的で美しい行為の名の裏に見える人間のエゴの残酷さと、そのような行為を行わせてしまう現実の苦しさを感じさせるからだと思います。一人の人間の犠牲(特に僧侶は、その当時の最先端の学問を修めた最高の知識人)によって、状況が良いように変わるかも知れないと周りの人が期待することが補陀落渡海を行い続けさせたのですが、そうせずにはいられない苦しい生活が当時は現実にあり、生きるということが現代に比べて如何に過酷であったかということをこの補陀落渡海は実感させずにはいられません。

4.ホテル浦島温泉巡り(その2)と勝浦港周辺散策
補陀洛山寺を離れたあと、熊野古道ウォークでかいた汗を流す温泉に浸かるために、もう一度ホテル浦島をめざしました。今回目標とする温泉は、ホテルの名物風呂”忘帰洞”と山上からの眺めが楽しめる”遙峰の湯”です。

勝浦の公共有料駐車場に車を停めると、もう一度連絡船に乗ってホテル浦島へ到着しました。今回はもう昼を過ぎているので、ロビーにいるお客さんの数も朝と比べてだいぶ増えています。
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館内を歩いて行き、忘帰洞前に到着。
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以下は、ホテルのHPから転載させて頂きました。ホテルの名物風呂だけあって雰囲気のある良いお湯でした。台風が来ていて洞の出口付近にある露天風呂に入れない残念さは相変わらずでしたが。
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忘帰洞の次は山上の建家の中にある”遙峰の湯”を目指します。
この山上の建家へ行く方法は、エレベーターとエスカレーターがあるのですが、今回はエスカレーターを利用してみました。このエスカレーターは別名”スカイウォーカー”と呼ばれていて、その長大さは中々圧巻です。
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上の写真のような長いエスカレーターを三回乗ってやっと山上のホテルへ到達します。
 遙峰の湯
上は、ホテル浦島HPから転載させて頂いた遙峰の湯からの眺め。絶景でしたし、お湯も柔らかくて良いお湯でした。
ただ、このホテル浦島へ注文を付けるとしたら、露天風呂の少なさでしょう。少なくとも、この遙峰の湯は露天風呂を併設するべきでした。この遙峰の湯は、ガラス板を嵌め込んだ内湯のみでしたが、もし大きな露天風呂を併設したら、忘帰洞、玄武洞と並ぶ名物風呂になっていたことでしょう。是非、ご一考を願います。

汗を流してさっぱりしたので、今度こそホテル浦島にお別れです。
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個人的な思い出もあったホテルでしたが、まだ入っていない湯もあるので、また訪れてみたいですね。

連絡船の発着所に戻ったあと、まだ日が高かったので少し那智港周辺を散策してみました。すると、港の周辺のあちこちに足湯があり、いかにも温泉のある港街であることが実感できました。
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魚市場もありましたが、もう昼過ぎなので当然閉まっていました。次は朝訪れたいですね。
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最後に、駐車場へ戻ってみると、駐車像前の公共バス乗り場に、平安時代の旅の服装をした二人の女の子がいました。那智観光のPRで、写真撮影O.Kとのことでしたので一枚パチリ。
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5.熊野速玉大社
本日の宿泊地である尾鷲に向かう前に、熊野三山の一つである熊野速玉大社に寄りました。やはり、ここまで来た以上、熊野三山全てに詣りたいですからね。

熊野速玉大社は熊野三山のひとつで、本宮から熊野川をずっと下った河口、千穂ヶ峰の北東麓に鎮座しています。もともとは、速玉大社から南へ1~2km行った千穂ヶ峰の東南端の神倉山に祀られていたのが、のちに現在地に遷され、そのため神倉山の古宮に対し、ここを新宮と呼ぶようになったということです。
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新宮駅の方から歩いてくると、熊野速玉大社の鮮やかな朱塗りの鳥居のお出迎えがあります。
鳥居をくぐって参道を歩いていくと、左手側に梛(なぎ)の大樹が見えてきます。
この梛の大樹は、平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛(清盛の嫡男)の手植えと伝えられています。推定樹齢1000年で、梛としては日本最大。国の天然記念物に指定されています。
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参道をさらに進むと、正面に朱塗りの神門が現れ、そこを潜ると朱塗りの社殿が横に5棟並んでいるのを見ることができます。まだまだ真新しく見える社殿は昭和に再建されたものです。
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この熊野速玉大社は、先に詣でた熊野本宮大社、熊野那智大社に比べて少し普通過ぎる感じがしていたのですが、ここで痛恨の見落としが発覚。
実は、この熊野速玉大社の飛地境内摂社である神倉神社の御神体で、ゴトビキ岩と呼ばれる巨石の存在を後で知り、それに詣でてこなかったことをかなり後悔しました。でも、少しくらい思い残すことがあったほうが次回の旅にも繋がって良いのかもしれません。ですので、神倉神社へ詣でるのは、次回の旅までお預けです。

新宮を離れる前に、新宮の名物として香梅堂の鈴焼きがガイドブックに載っていましたので、そこへ寄ってみることにしました。
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縁日でよく売っている鈴カステラのようなものなのですが、これが中々甘さ控えめで美味しかったです。この香梅堂の鈴焼きはお勧めですよ。

6.尾鷲シーサイドビュー
本日の最後の参拝地である熊野速玉大社に詣でたので、あとは本日の宿泊先である尾鷲シーサイドビューを目指します。
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暗くなる前に、何とか尾鷲シーサイドビューにたどり着く事ができました。
この宿はちょっと変わっていて、フロント、廊下や各部屋のドアが何となくビジネスホテル風(というより、ビジネスホテルそのもの)なのですよね。でも部屋の内部は畳敷きになっていて、ちょっと面白いです。
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あっという間に暗くなってきましたが、取り敢えず、食事の前にお風呂です!
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風呂から上がると、部屋に食事が運ばれてきました。この宿でも部屋食です(やっぱり贅沢!)
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食事は、海の幸を中心とする献立で美味しく頂きました。特にマンボウの唐揚げの甘酢あんかけは、ちょっと面白かったです。
ここは生ビールが無かったので、つい生地酒を頼んでしまい、小瓶一本空けたらあっという間に眠りに落ちてしまいました。昨日といい、今日といい、宿の雰囲気を楽しむ前に爆睡してしまい、ちょっともったいない気分です。まぁ、しょうがないか。

今日で、熊野古道ウォークは終了で、明日からは凪のあすからの聖地巡礼です。



(最初にUpした時に追加した仕事上の愚痴が生々し過ぎましたので、その部分を削除させて頂きました。
 ご不快に感じられた方へは、大変申し訳ございませんでした。 )

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