Aiuto!の穴

≫2015年06月

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きんモザと天衝監督

6月も終わりに近づき、今は最終回ラッシュの時期ですね。今期、自分の見ているアニメは、響け!ユーフォニアム、Fate stay/night[UBW]、アルスラーン戦記、シドニアの騎士2期、きんいろモザイク2期、長門有希ちゃんの消失の6本ですが、実際に最終回まで見れているのはシドニアの騎士2期だけです。Fate stay/nightときんモザ2期は既に最終回を迎えていますが、まだ見れていません。特にきんモザはまだ5話までしか見れていないのでまずいですね。まぁ、前期の冬アニメは3作しか見れませんでしたので、今期は頑張ってきている方なのですが。

さて、上にも上げたきんいろモザイク2期について、ネットの投稿サイトを見ていたらこんな写真を見つけました。
きんモザ天衝
一人の中年男性が周りを女性に囲まれてキャバクラ状態になっていますが、この方がきんいろモザイクの監督の天衝さんだそうです。自分の中のアニメ監督のイメージはSHIROBAKOの中の木下監督なのですが、見た目がこういう雰囲気の方が、きんいろモザイクを監督しているとしてちょっと驚いてしまいました。Wikiを調べてみると、元々はアニメーターであったけれども、作画担当時から絵コンテの内容を一方的に変更したり、タイムシート・撮影など演出について注文をつけたりすることが多く、ともかく我を通したがるところがあり、2005年のOVA『円盤皇女ワるきゅーレ 星霊節の花嫁』にて演出デビューを経て、『きんいろモザイク』において初めてアニメーション監督を務めるようになったとこのと。ただ、アニメーター時代に多くの失敗を経験してからは、それまでのわがままなスタンスを抑えるようになって、現在は制作スタッフとの人間関係も重要視するようになっているみたいです。また、原作が存在する作品のアニメーションを演出する場合、ヘルプの制作であってもまず作品を熟読し深く理解した上で取り組んでおり、原作を尊重した制作姿勢を重んじているとのことで、経歴を読んでみると、いろいろな経験をされた後に現在のスタイルになっているようで、なかなか面白そうな方ですね。ちょっと、今後の作品にも注目してみたいような気がしました。

(ちなみに、上記写真で、天衝監督の右隣に写っている女性が持っている”あやや”版のうちわは、自分がデイリーヤマザキでGETしたのと同じうちわです。GETの際は超ー恥ずかしかったです。)

この天衝監督はブログも作られていて、そのブログから以下の絵を転載させて頂きました。
きんモザスケッチ
さすが、アニメーター出身だけあってお上手ですね。
また、最近きんモザ聖地巡礼ツアーで有名になった、アリスの家のモデルになったホテルの写真もあったのでこれも転載させて頂きます。
アリスの実家
天衝監督は、実際にこのホテルへ宿泊されたとのことで、その旅行記もブログにアップされていました。
http://tenshohp.web.fc2.com/UK01.html
いいですね~。自分も、海外へは何度か仕事で行ったことはありますが、プライベートではないんですよね。自分も行ってみたいのですが、サラリーマンを現役で行っている間は時間的に無理っぽいですね。残念!

さて、この天衝監督は、アニメ版のグリザイアシリーズ(果実、楽園・迷宮)の監督をやっているとのこと。残念ながら、自分はあまりゲーム原作のアニメについてはあまり興味がないところがあるので、たぶんこれらの作品を見ることは無いと思いますが、このグリザイアシリーズは音楽が良いので、音楽だけは気に入って聞いています。
特にお気に入りは、グリザイアの果実OPの”楽園の翼です”。


また、これはアニメではありませんが、ゲーム板のグリザイアの迷宮のOPムービーです。

これもとても良い曲ですね。OPムービーも良いですが、この曲はFULLの方が気に入っています。

あと、ゲーム原作のアニメはあまり興味がないと言ってしまいましたが、シュタインズ・ゲートなどとても良い作品もありましたから、結局作品しだいですね。一応、自分の中のこれから見たい作品リストの中には”WHITE ALBUM2”というゲーム原作作品もあるのですが、いつになったら見れるのでしょうか。

今回は、本当にとりとめない記事の内容になってしまいました。まぁ、いいか。

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TOEICテストと今後のこと

本日TOEICのテストがあって、予想された如く惨敗だった。

今まで、どんなに勉強しなくとも、TOEICの点数はほとんど変わらなかったけれども、今回はヤバイ。昔、ブログに書いたことがあるけれども、外国人と英語で話せば話すほど英語力が落ちるという不思議な現象(急いでいるのでBroken Englishになり、相手もそれを心得て簡単な英語しかはなさなくなるためだんだん英語力が落ちる)が、この頃如実に現れ始めていて、それを反映するかのようにテストがボロボロだったのだ...

今年に入ってから、仕事が忙しくてほとんど勉強できなかったというのも事実だけれども、ではそれを何とかしようとしなかったのかというと、全く何とかしてこなかったのは間違いない。
また、たまに時間があるときはブログ更新に時間をとってしまい、これも良くなかった。そもそも、このブログは基本的に英語の勉強日記からスタートしたはずなのに、この頃はどうも趣旨を逸脱してしまっててどうもいけない。別に、ブログに趣味のことを書く事は問題ないというより、もはや止められないのだけれども、この頃は記事が大作化してしまって、一つの記事を書き上げるのに1日以上かかるとかどうかしてる。なので、今後はコンパクトに記事を書く事を心がけなければ(更に、書く事を小出しにして溜め込まないこと)。あと、とにかく仕事を家に持ち帰らないために、できるだけ会社で書類仕事も仕上げること(でも現在現場仕事がメインで、日中は現場に出ているので、その現場仕事が終わってからが書類仕事になるので、帰宅が遅くなるのはどうしようもないんだよなぁ...)。また、仕事の効率向上の手段として、睡眠時間を確保するために少なくとも1:30amには就寝すること。なんだか、段々子供っぽい目標になってきたなぁ...。でも、まぁしょうがない。とにかく上記の方針で、この一ヶ月を乗り切って、今度こそ来月のTOEICテストで成果を出さなくては。

以下、箇条書きにするので心得ること!
・コンパクトに記事を書く事(かつ、小出しに記事を書いて溜め込まないこと)!
・仕事を家に持ち帰らないために、できるだけ会社で書類仕事も仕上げること!
・睡眠時間を確保するために少なくとも1:30amには就寝すること!
(ホント、しょうもないことばっかりだな。)

でも、これから引渡しテストが佳境に入っていくし、来週は既存機メンテナンス技術者と現在据え付けている装置にのコントロール技術者として、また2人の米国人技術者を受け入れなければいけないので、バタバタしそうだなぁ。うまく上記のようにおこなえるだろうか。でも、まぁ、とにかく頑張ろう!

旧作アルスラーン戦記と遊佐未森さんの音楽

現在放映中のアルスラーン戦記は面白いですね!

原作付きで、かつ2クールあるからなのかもしれませんが、急がず着実にストーリーを進めているところに好感が持てます。
さて、このアルスラーン戦記は、ネットでの評判や他者様ブログの評価が高いのを見て、今期見ることにしたのですが、実は他の理由もあって、自分はアルスラーン戦記の名前を以前から知っていて、それも今期この作品を見る理由にもなっています。

実は、このアルスラーン戦記は、現在の放映中のTV版に先駆け、1991年から1995年にかけて劇場版2本及びOVA4作が作成されています。
この旧作アルスラーン戦記のキャラクターデザインはシティーハンターなどのキャラデザを担当した神村幸子さんで、奇しくも現在コミック版を掲載されている荒川弘さんと同様に女性の方になっています。(実は、この荒川弘さんが女性であることを、自分は最近になって初めて知りました。いや、びっくりしました。)
ちょっと、新旧キャラデザ対決をしてみると、こんな感じです。

【旧作:劇場版アルスラーン戦記】
旧作アルスラーン戦記5旧作アルスラーン戦記3

【新作:TV版アルスラーン戦記】
新作アルスラーン戦記2新作アルスラーン戦記1

いやー、神村さん版の皇子は美しいですね。でも、自分個人の好みで言ったら、断然荒川さん版ですね。ヒロイン度が断然上ですよ(違う)。まぁ、ヒロイン度は冗談としても、守ってあげたくなる度は、確実に荒川さん版のアルスラーン皇子ですね。この皇子が、今後どのように逞しくなっていくのでしょうか。

前振りが長くなってしまったのですが、この劇場版アルスラーン戦記(1991年版)のEDが「靴跡の花」という曲で、当時自分がよく聞いていた、遊佐未森さんが担当した曲だったのです。現在のTV版のED曲で藍井エイルさんが歌う「ラピスラズリ」もとても良い曲ですが、この劇場版ED「靴跡の花」も現在のTV版と違った趣があってなかなかの感じですよ。以下に、その曲を貼ってみます。


(ちなみに、TV版のOP曲はなんとかならないでしょうか。あの曲が作品の内容にあっているとはとても思えません。)

この曲を初めて聞いた当時、自分はアニオタではなかったので、この曲がアニメに使われていたのは情報として知っていましたが、別にこのアニメを見てみたいなどとは思いませんでした。ただ、今考えてみると、遊佐未森さんの音楽は、結構アニソンに使われてもおかしくない曲がたくさんあって、そのころから自分にはアニオタの素養はあったのだなぁと感じたりしています。

遊佐未森さんは多くのCDを出していますが、外間隆史氏プロデュースによる1st~4thアルバムと、外間隆史氏の影響がまだ色濃く残っている遊佐未森さん自身がプロデュースした5thアルバムが、遊佐さんのアルバムの中では気に入っています。(5thアルバムまでは、シンセサイザーを多用したファンタジックな曲調でトータル的なアルバム作りがされていました。しかし、6thアルバム以降、アコースティックでフォークっぽい曲が増えて行きました。)

以下は遊佐未森さんの代表CDです。
瞳水晶2ハルモニオデオン2モザイク4
1)瞳水晶
  遊佐さんのデビューアルバム。このアルバムの中に、その後の遊佐さんの音楽を特徴づける曲がすべて含まれています。
2)ハルモニオデオン
  遊佐さんの3rdアルバム。ファンタジックな曲調で、トータル的なアルバム作りがされるという、当時の遊佐さんのスタイルが確立されたアルバム。
3)モザイク
  遊佐さんの5thアルバム。このアルバムには、外間隆史氏の影響がまだ色濃く残っています。劇場版アルスラーン戦記のEDが「靴跡の花」が収録されています。

2015年冬アニメ 感想

もう2015年春アニメが終わるというのに、2015年冬アニメの感想です。いくらなんでも遅すぎで、本数的にも視聴本数が少なかったので2015年春アニメの感想と一緒にしてしまおうかとも考えたけれども、それだといつになったら書けるのかわからなくなってしまうので、遅まきながらも現在の春アニメとは分けて書いてみました。

1. SHIROBAKO23話,24話感想
今更とっくに旬は過ぎてしまったSHIROBAKOの感想。本当は、既にSHIROBAKO全体の感想を、2014年秋アニメの感想の中で書いてしまっているのですけれども、どうしても、24話の宮森のスピーチを全文掲載したいと思いますので、23話と最終話に至る経過をダイジェストにして書いてみたいと思います。

23話は、SHIROBAKOの中でも屈指の密度を誇る回でした。

まず、冒頭出版社の一室で、茶沢たちが、ムサニに対して原作者の言葉を盾に最終話のボツを押し付けるシーン。

『出来れば先生と直接…』
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『おたくら、ゴッドにたてつく気ですか?この世界、原作者の言うことが全てなんですよ』
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『ゴッドがNOと言った以上、それはノーなんです』
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しかし、アニメ制作会社に対して、出版社がここまで強く出てくるものなのでしょうか。自分にはちょっと想像がつきません。ただ、小説作家と出版社の編集の間では、作家の作品を編集がチェックし磨き上げて、作品を二人三脚で作り上げていくということをよく聞きますので、作者と出版社の間には一般人が思う以上に強い絆があるのかもしれませんね。おそらくそれは、コミックの世界でも同じで、コミック作品”月間少女野崎くん”の中でも少女漫画家野崎くんが編集の剣さんに絶大な信頼をおいているシーンがありましたしね。
逆に、出版社と縁のないWeb出身の作家が、最初の数作の後、伸び悩んでしまうというのは、出版社の編集の力添えがないからなのかもしれません。ですから、出版社という存在は、作家を育てるという意味において良いもので、だからこそ力が強いのかもしれませんね。
ただ、これはそもそも、茶沢が原作者に確認を取らずに制作OKを伝えたのが原因で、いくらなんでもひどすぎますけどね(この茶沢にも実際のモデルがいたりして)。

次は、原作者からくらったダメだしに対してどう対処するのかをムサニの面々が話し合うシーン。
ゴッドからのメッセージ。
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『書くしかないでしょうね、ありあが飛ばないエンドで』
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『無理だ…私は飛べない』
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いや、これはいくらなんでもダメでしょ。

そこで、実は原作者が以前のアニメ化でひどい原作改変を経験し、アニメ化に不信感を持っているということがわかってきます。
『そういえば野亀先生の原作、アニメ化2度目ですよね?』
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『散々だった…。主人公のキャラは改変。レーサーはなぜか水着で運転』
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『有り得ないことの連続』
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いやぁ、これはちょっとひどい。これでは確かにアニメ化に不信感を持つかも。

それでも、丸川社長は木下監督にこうアドバイスをします。
『監督が目指す場所は、最後に作る人も見ている人も幸せになれる場所じゃないかな』
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『さぁ、テイクオフ!』
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まさに、コレ。作品を見ている側も、制作側がつまらないと思っている作品を面白く感じるはずがありません。当たり前のことかも知れないけれども、煮詰まっている時に、逃げ道を探さないで正論を言いながら人の心に高揚感を与える丸川社長は、やはりすごい。

そして、原作者にコンタクトする方法を見つけ、出版社の妨害をかいくぐった後、原作者と対峙するシーン。
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『最終回の件ですが、直してください。制作側の都合でありあを飛ばすのはやめて頂きたい』
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『それでは終われません。
 第三飛行少女隊のテーマは、少女たちにとって、飛ぶということはどういうことか…なのではないでしょうか。
 どんな苦しい戦いも、仲間がいるから戦えるんです。アリアには絶対飛んでほしい、仲間を信じて!
 それが、僕のたどり着きたい最終回なんです』
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『木下さん、あなたにとっては、制作チームが第三飛行少女隊なのですね。だから、アリアは仲間を率いて飛ばなければならない。 でも、私にとっては違います。
 ありあ達と敵との戦いは、私と私を襲う負のメタファーなのです。』
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『そうか…野亀先生にとって三女はチームの団結ではなく、個人的な死と再生の物語なのかもしれませんね』
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自分の内面を理解してくれる監督に驚いた表情を見せる野亀先生。
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そして、ふたりの間に次々と会話が交わされ、孤高のアリアに夢や希望が生まれる理由、もしくは、それを与えられる存在と会話は弾み、
『妹とか!!』
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『キャサリンの妹!!
 新しい命、純粋な少女、少女の住む美しい故郷
 その全てがありあの守りたい存在となる』
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クリエイター同士の理解と熱い会話。そして、ここへ来て新キャラへずかちゃん投入というウルトラCを繰り出してきました。
この展開はすごい。

そして、特急でキャサリンの妹ルーシィが登場するコンテが作られ、録音の当日。
『失礼します、ルーシィ役で参加させて頂きます。坂木しずかと申します』
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『私、キャサリンの妹、ルーシィです』
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『ありあさん達が戦って守る世界で、私は沢山の子牛を育てるの!!』
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『ありがとう、ありあさん…今私、少しだけ夢に近づきました』
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良かったな、ずかちゃん。苦労が報われて。
アニメで本当に泣けたのは久しぶりでした。

さて、この23話は感動的であったことはもちろんですが、さらに驚くべきはその中身の濃さです。
冒頭の出版社のシーン(実際は、その前に宴会場から監督を拉致るシーンもあります)から、ずかちゃんのアフレコのシーンまでをたった20分ちょっとの中にしっかり押し込めているのです。ここには、水島監督のムダを省く手法が上手く使われています。例えば、野亀先生のアドレスを見つけるシーン。
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ご都合主義と言えるくらいあっさりメールアドレスが見つかりますが、ここで妙なリアルさを追求してメアドを探すシーンなどを入れるとテンポは悪くなりますし、そもそもこの場面でのリアルさの追求は大した意味を持っていません。そうした場合、水島監督は実に合理的に無駄なシーンをカットします。
また、今回ここでギャグを入れてくるか!と驚いた出版社内の攻防シーン。でもここでリアルなやりとりを入れてしまったらそれこそ尺が足りなくなるし、そもそもそんなシリアスは洒落になりません。そこで、敢えてシリアスの真反対のギャグで正面突破しましたが、このギャグセンスこそ水島監督の真骨頂と言えるでしょう(まぁ、このシーンは賛否両論かもしれませんが)。

『とっとと帰れプルテン野郎』
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『波動腹!!!!』
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『困りますなぁ監督』
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『昇竜腹!!!』
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『竜巻旋風腹』
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でも、やっぱり茶沢に正義の鉄槌が下ったのは、やっぱり気持ちがすっとしたかな。
『変な話ではなぁぁぁぁい!!!』
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『君は先生の担当には向いてないようだね』
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出た!サラリーマンの必殺技、手のひら返し!上司に自分の背中を預けるとは、ぬかったな、茶沢!!なんちゃって。

そして、この回のエンドカードは全員でジャンプしている絵で決めました。いやぁ、完璧ですね。
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最終回の24話では、出来上がった最終話の納品です。
『納品目指して…スクランブル!!』
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平岡がみんなと一緒にちょっと手を上げているのが、妙に嬉しい。

しかし、オンエアデータというものが、物理的な方法で運ばれるとは思っていませんでした。てっきりFTPなどのネット経由で送られるものとばかり思っていたので。

無事にオンエアテープを送り届けた後の電車の中で宮森が見る幻覚?
『これからどうしたいか決まった?』
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『このままアニメを作りたいのか、作りたいとしたらなぜなのか』
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『そろそろ、少し高い所から遠くを見る時が来たんだよ』
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SHIROBAKOは、時々ハットするような言葉を突然投げかけたりするので油断なりません。ただ、自分の場合は、このようなことを考える時期をとっくに過ぎてしまっているのですけどね。

電車から降りて三女の打ち上げ会場に急ぐ宮森。そしてお約束の転けて入場。
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そこで、すかさず木下監督の逃げ口上が入ります。
『あ~!それでは将来ムサニをしょって立つ、デスクの宮森あおいが乾杯の音頭を務めさせていただきます。』
ナベPからも催促が。『そんなじゃない、ほら行けエース。』
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『えっと、みなさんお疲れ様でした。デスクの宮森です。あの、...えっと、本当にありがとうございました。当たり前のことなんですけれども、三女に関わってくれた方は、こんなに大勢なんだと知ってびっくりしています。すいません、今更なことを言って...。
でも物語を考えたり、キャラクターを書いたり、さらにそれを生き生きと動かしたり、それから演技や、音楽や・・・もうほんと色んな人のいろんな力、才能が加わって下さって、三女が出来たんですよね。そして、その、...直接的なことだけじゃなくて、間接的なこと、過去からとか、別の作品や会社から受け継がれてきたこともあるわけで、...それを含めたら、何十万人と言う人、何年、何十年という時間がつぎ込まれて、観てくれる人の感想や想いも全部合わさってアニメは出来上がっているんだなと。
なんかそれって、細いロウソクの火みたいなものかも知れないけど、その小さな火が次々に受け継がれて永遠に消える事の無い炎となって世界を照らすものじゃないかって、...だから、これからもずっと人の心を明るく照らしていきたいと思います!どうもありがとうございました!あ・・・これからも、よろしくお願いします!
ぁ・・・乾杯!』
Miyamori speach

アニメ製作者がどのような気持ちでアニメを作っているのかを伝える素晴らしいスピーチでしたね。アニメは、もちろん言葉ではなく絵で語ることも重要だと思いますが、このスピーチのように、はっきりとした言葉で、心に深く刻み込むことも時には必要と思います。そして、このスピーチは自分の心にしっかりと突き刺さりました。この素晴らしい作品を作り上げた制作者の皆様に感謝です。
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2.純潔のマリア
純潔のマリア2
物語は、おそらく中世ヨーロッパの100年戦争とおもわれる状況が舞台背景で、国土が戦争で荒廃し、それぞれの陣営が自分たちの正当性を示すのにお互い神の加護を唱え合い、そして同じく神の加護を唱える戦争を生業とする傭兵たちの軍団が、戦争がなくなれば生活するために平気で近隣の村を襲うような状況が物語の中でかなり克明に描かれています。このようなリアルな描き方をしている一方で、この物語の中では、神と魔女が実際に同居して存在している一種のファンタジー仕立てになっているところが面白いところです。
でも、この物語はファンタジーものによくある魔法による戦いなどには重きを置かず、あくまでこの世界で生活する人間たちに焦点を当て、この乱世を力で生き抜こうとするもの、宗教者、その宗教を信じ敬虔に生きようとする人たちの姿が生き生きと描かれます。中でも、主人公と関わるガルファは、自らの才覚を信じ、力がものをいうこの世界を抜け目なく生き抜こうとする傭兵ですが、悪党のように振舞っているくせに、心根の部分に優しさがあることを垣間見せる妙に魅力のある人物でした。また、そのガルファが率いる傭兵団に一緒についてきている娼婦のロロットは、ガルファ以上に超現実的な思考の持ち主でしたが、現実に合わせていかようにも対応できる柔軟さが何ともたくましく、そのさっぱりとした性格と相まって、やはり憎めない魅力を持っていました。(しかし、この時代の傭兵団が、商人から医者や娼婦まで引き連れる独立した旅団で、その傭兵団の統率者がシェフと呼ばれていたなどというのを、このアニメで初めて知りました。以下は、ジョゼフにぶっ倒された鎧を着たガルファを片手で担ぎ上げてしまうロロット。
『まぁびっくり!』
マリア10
『色々あったんだろうけど、このくらいで勘弁してやってくれる?シェフがいないとさ 依頼主から金もらえない時があるんだよね』
マリア11
サバサバした見事な姉御っぷりに惚れ惚れしてしまいました。)

また、その一方で、力でこの時代を支配しようとする軍隊と対極の存在であり、かつそれに権威を与えることもできる教会の代表として登場するベルナール司祭は、最初、宗教者というよりも裏で政治的な取引をする人物として描かれていましたが、囚われていたマリアと会話する中で、宗教者として「天使も悪魔も必要としない新しい信仰のあり方」という考えに到達した場面が描かれたのは非常に面白く感じました。

この、天使と魔女の力に人間がひれ伏す時代から、それらを必要としない時代へ、人を脅かす魑魅魍魎を人間の理性が追いやろうとする狭間のような時期を、主人公の魔女マリアは、人々の思惑に関係なく、自分の信じることをやり抜こうとあがきながらも全力で駆け抜けていきます。

そして、物語が大きく動くのは、マリアが魔法力を失って囚われの身になった後、マリアの使い魔たちと魔女仲間がマリアを助けようと動き始めてから。マリアが戦争を止めようとするたびに迷惑がっていた魔女たちも、なんだかんだ言いながらもマリアのことを気にかけて、危険を顧みず助けようとする展開はやはり熱いものがありました。そして、助け出されたあとのマリアは、魔法を使えないにも関わらず、今度は自分の方から戦争の只中にいるジョセフに会いにいこうとする場面で物語はクライマックスを迎えます。

この物語で、若干の物足りなさを感じるところがあるとするならば、それは、ここまで中世の戦争と宗教をリアルに描きながら、その大団円はマリアの恋愛の成就で終わってしまったことかもしれません。自分は、歴史や宗教を包括したもっと壮大な終わり方のなるのかなと思っていましたので。でも、そのクライマックスは、アニメらしくストレートな表現で、やっていることは地味かも知れないけれどもものすごく爽快感があって十分満足できました(ちょっと、ストレートすぎて小っ恥ずかしかったけれども。マリアは見事な恋愛戦士ぶりを発揮して、天晴れの”リア充”宣言をかましてくれました)。そして、物語の最後でミカエルがエゼキエルに施したこともなかなか粋な計らいで、大団円の感動に花を添えました。

以下は、ミカエルがエゼキエルに裁定をくだした場面。
《自らの意志を示したそなたは天に遣えることはできぬ。人の世に下り、人としてこの世界を見定めて参れ。それにあたり天上の主より慈悲を与える》《そなたの守ろうとした融和。それを最もそなたに与える者の選択を認める。母を選ぶがいい》
マリア12
『私は…』
マリア13
『私はミカエルより厳しいから生まれてから後悔するんじゃないのよ!元気に生まれてらっしゃい』
マリア14マリア15マリア16マリア17
『待ってますね』
マリア18
これって、聖母マリアの処女懐胎と同じなのかなと思ったところで、ジョゼフ⇒ヨゼフであることに気がつきました。遅すぎ...

聞くところによると、アニメ版純潔のマリアは、大筋は同じであるものの、かなりの改変が加えられているとのことで、特にアニメで活躍したガルファがアニメオリジナルのキャラクターであるとは驚きました。原作ファンにとって、原作改変は気持ちが複雑でしょうけれども、原作未読の自分にとっては、アニメ版純潔のマリアは非常に面白く見れましたし、クライマックスでのストレートだけど感動できるという見せ方はさすが名監督と言われている谷口悟朗氏の面目躍如だなと思いました。

ただ、この作品は、やはり地味すぎたのか商業的には大惨敗だったようで(過去記事参照)、自分としては谷口監督にもっと監督作品を作ってもらいたいので、Boxが出たらですが(弱気すぎだけどマラソンはやっぱりキツい)購入を決めました。

以下に谷口監督の代表作を並べてみたいと思います。
1)無限のリヴァイアス
無限のリヴァイアス
2225年、地球の衛星軌道にあった航宙士養成所が何者かの襲撃によって制御不能になり、養成所の少年少女478人は外洋型航宙可潜艦「黒のリヴァイアス」に避難する。彼らはなぜか自分たちを救助してくれるはずの軌道保安庁から攻撃を受け、戸惑い、混乱しつつもこれと戦い、そして更には密閉された極限状態にある艦内では、艦の指揮権や物資の配給を巡り少年少女同士が陰惨な争いを繰り広げながら、火星圏から土星圏、天王星圏へと当てのない逃避行を続けていく...。

アニメ版「蝿の王」と言われるだけあって、かなりの欝展開で、放映当時はかなりの衝撃作であった聞いています。ですので名作であるという話は聞きますが、どうにも見る踏ん切りがつきません。でもいつかは見てみたい作品です。

2)スクライド
スクライド
21世紀初頭の近未来、神奈川県の一部で突如、横浜を中心に原因不明の大規模な隆起が発生し、本土と隔離された半径30kmの『ロストグラウンド』と呼ばれる土地が誕生した。
日本政府によりロストグラウンドは復興するも、復興した市街の住人「インナー」と崩壊地区の住人「アウター」という特殊な二層社会が形成される。そして何時しかロストグラウンド生まれの新生児の中に「アルター能力」という特殊能力を持つ者達が現れ始め、能力を使った暴力や略奪を行う彼らは「ネイティブアルター」と呼ばれるようになった。
これに対して本土側はロストグラウンドにおける警察機関「HOLD」内に、アルター能力者による部隊「HOLY」を設立し、これに対応した。そんな中、ロストグラウンドの崩壊地区で生まれ育ったアルター使いカズマは、HOLYに所属するアルター使い劉鳳と出会い、物語は動き出す...。

所謂、能力バトル系の作品の名作として名高い本作。本作品では、主人公カズマと劉鳳のそれぞれ違う境遇に身を置きながら、そこで愚直に自分の生き様を貫こうとする男たちの戦いが描かれます。このお互いが譲らない自分の生き様のぶつかり合いこそが、この作品を熱くさせ、そして見る者を惹きつける力となっています。最近の理にかなって合理的な判断をする主人公たちからは味わえない、不器用な生き様を描く作品を、一度ご覧になってみるのも良いのかもしれません。以下は、熱いアニソンとして有名なスクライドのOP/Reckless fireです。


3)プラネテス
プラネテス2
主人公のハチマキは、宇宙のゴミ「デブリ」の回収のため宇宙で働くサラリーマン。いつか自分個人の宇宙船を所有するという夢をもちながら働く彼は、ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩むみ、ついに決断を下す-。

原作コミックが、2002年度星雲賞コミック部門を受賞し、テレビアニメも、2005年度星雲賞メディア部門を受賞という経歴を持つ本作は、前半は原作に沿って、登場人物たちが仕事で日々遭遇する悩みの話や、登場人物たちが持っている複雑な過去を絡めた味わい深い話などが丁寧に描かれていきます。そして後半からは趣が徐々に変わっていき、主人公が木星往還船プロジェクトへ自分の夢を夢託す話へと変わっていきます。この主人公が、夢を追うために今までのすべての人間関係を破棄してまでも夢に突き進もうとする気迫、木星往還船プロジェクトの持つ欺瞞、人の心の弱さにつけ込むテロリストの侵食、そして最後に、自分が語ってきた理想を自分の命を使って試されるヒロイン(ここの描写はかなり衝撃的です)と、人の心の奥底を問いただすような話の展開に息が詰まる思いで見入っていました。実は、このガラッと話の趣が異なる後半が、谷口監督のオリジナルのようなのですが、やはり原作ファンからは賛否両論あるようです。しかし、自分にとっては、この後半があるからこそ、この作品がいつまでも自分の記憶に残る作品になったと感じています。この作品では、宇宙を舞台にしたSF作品によくある戦争もロボットも出てきませんが個人的には、この手の分野の金字塔と言える作品です。
プラネテス1

4)コードギアス 反逆のルルーシュ
コードギアス1
超大国ブリタニア帝国に占領された日本=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。
胸に野心を秘め、目的のためならどんな手段も選ばないルルーシュは「ギアス」の力を手に入れ、妹のナナリーと己の理想のため、その力を行使しようとする。一方、正義を志し正直さと公平さを捨てることなく、その道を進もうとするスザクは、現実の壁にぶつかりながらも世界に理想と真実を求める。
二人の対照的な生き方が、やがてブリタニア帝国とエリア11の住民たちの関係を大きく変えていくことになる...。

言わずと知れた、復讐譚でありピカレスクロマンの傑作物語。
自分は、この物語をリアルタイムではなくレンタルDVDで見たのですが、初めて見たとき、あまりの面白さに途中でやめることができなくなってしまい、真夜中に続きのDVDを借りに行ったのを覚えています。
コードギアスの面白さは、なんといってもこちらの予想をはるかに超える斜め上の展開で、一体この先どうなってしまうんだろうと思うほど支離滅裂な感じで広がる話には、常にドキドキしながら見入っていました。また、強い意志を持って時には人をただの駒のように扱う非情さを持ちながら、しかし内面に悩みも抱えているというルルーシュのキャラクターは実に魅力的で、そして、弱い心も持っているように見せて、実はいざという時に見せるこちらの期待を上回る瞬発力やその時に察せられる名セリフの数々には、カリスマ性を感じずにはいられないものがありました。
しかし、この収集がつかなくなるのではと思うほどの話の展開を見せ、ロボモノから学園モノまであらゆるジャンルを詰め込んだごった煮のように見える物語を、結局はルルーシュの物語として、最後にルルーシュの死の1点に収斂して話の幕を引いたのは見事な監督のお手並みでした。これだけエンターテーメントに振った物語というのも、今後なかなか出てこないでしょう。
コードギアス2

このコードギアスが終わったのが2008年のことで、それから7年たって久々に監督として采配を振るった作品が、純潔のマリアという訳だったのですが、今回商業的に残念な結果となってしまいました。純潔のマリアは作品の内容的には充分面白かったし、これだけの実績を持った監督ですから、次回作も期待したいのですが、果たしてどうなのでしょうか。

3.アルドノア・ゼロ
アルドノアゼロ2
う~ん...、この作品に対しては、どうしてこうなっちゃったんだろうという気持ちで一杯です。

個人的に、一期では、妙なSF設定に凝らずに、サイドキャラの鞠戸大尉のPTSDや、火星人のスパイの娘で、同じ火星人なのに、あまり悩まず堂々としているアセイラム姫に感情を抑えきれずに手を出してしまうライエとか人の気持ちに焦点を当てて物語を進めていこうとするところには好感を持っていました。そして、スレインの、地球人だけれども火星に身を寄せているという微妙な立ち位置は、どちらか一方を悪と決めつけないことで作品に深みを与えているものだと思っていました。

ところが、このスレインが二期ではもう別人となって積極的に火星側に立っているし、そもそもこの火星人があそこまで地球を恨む気持ちも最後までわからず、先に手を出した火星方に、少しでも戦争を開始するしかなかったという納得できる理由があればよかったのですが、それすらないので、はっきり言って2期ではメインで描かれた火星側の描写に感情移入の余地など全くありませんでした。
そして最後に、あの誰が幸せになったのかもはっきりしないぼんやりとした結末に至っては、もうがっくりするしかありませんでした。本当にどうして、こうなってしまったのかなぁ...。


英語の勉強(2015年6月3週目)

今週の予定と結果。
 6/16(火)6/17(水)6/18(木)6/19(金)6/20(土)
ListeningSection1-1Section1-3Section1-5Section2Section3
キクブン1-2021-4041-6061-9091-110

6/20(土)
ほぼ一日かけて、レポート作りに時間がかかってしまった。家で仕事をすることをやめない限り勉強は進みそうもない。まいったなぁ。あと、来週は、TOEICなので記事が書けそうもないので、明日日曜日は、2015冬アニメの感想を書きたいしなぁ。できるだけ早く仕上げて、勉強に時間を振りたいな。

6/18(水)~19(金)
英語の勉強を再開してから、いきなり2日連続で勉強できず。
水曜日は、今まで来ていた英国人メンテナンス技術者が帰国することになったので、飲み会を行い、したたかに飲んでしまった自分は、英語の勉強ができなかったことはもちろん、ちょっとやらかして落ち込みました。まだまだやっぱり、自分は人生一年生なのだなぁとしみじみ。まぁ、同じ轍は二度と踏むまい。それはそうとして、飲み会は結構盛り上がりました。彼は、最終日の後、英国にいるガールフレンドを日本に呼んで一週間日本旅行を楽しみ、その日本旅行の最中にプロポーズをしてリングを渡す予定とのこと。彼のメンテナンス要員期間は、たった三週間だったし、ほぼ全般に旅行気分だったのだろうなぁ。でも若いから仕方がないか。まだ二十歳そこそこだったし。ただ、酒を飲むと彼のイギリス訛り及び早口の癖は加速して、自分にはほとんど何を言っているのかわからなくなってしまいました。自分はヒアリングが全くの苦手で微妙な発音を聞き分けるなどということは当然できないのですが、それ以前の問題として、イギリス英語は、かなり発音が違うところがあって全く別の言葉を聞いているような強烈な違和感を感じることが多々あります。初めてイギリス英語を聞いたときには本当に驚きました。ただ、彼の場合はイギリス訛りの問題というより、その早口の方が問題で、何度も、もっとゆっくり話してくれと頼んで、その都度OKと返事をした後、また早口で喋り始めるので、もうお手上げでした。舐めてんのか、コラ。でも、まぁしょうがないか、若いんだし。しかし、本日金曜日に久しぶりにマシントラブルでハマり、みんなで対策している時に、定時になったからといって、さっさと帰ってしまったのには参った。確か、彼女が来るのは翌日だったんじゃなかったけ。でも、まぁ仕方がないか、若いんだし...(違う)
その代わりにと言ってはなんだけれども、彼の後釜として別の米国人技術者が引継ぎとして今日金曜日から来ていて、彼が残って、一緒に作業をやってくれたからまぁいいか。彼は前任者と違って、米国人なので強烈な訛りもないし、ゆっくりしゃべってくれるので非常に助かります。しかし、今度の相棒は、カッコイイなぁ。初めて見たとき、チャック・ノリスかと思ったよ(古い...)。
新しい相棒へ、これから3週間という短い期間ですが、宜しくお願いします!

木曜日は、ちょっと前から総務課から言われていた精算で、午後から久しぶりに支社へ戻って溜まりに溜まっていたレシート類の精算を行いました。何しろ昨年の10月から精算を行っておらず、しかも今年初めの米国出張の精算すら行っていなかったので、とんでもない精算額が溜まってしまいました。その額約60万円。どうりで働いた割には、貯金が貯らないはずだ。でも、これだけの額が一度にもらえるとちょっとした小金持ち気分?のはずがなく、単に今まで自分が立て替えていただけの話で、しかも今まで仕事利用した高速代明細もWeb上から2ヶ月でなくなってしまうので、今回精算できず、結局損をしてしまっているのだ。でも、今回はそんなことは些細なことで、ここまで溜め込んだことに総務から思いっきり怒られてしまったことのほうがよほどまずい。総務の方曰く、自分が溜め込んだ大量のレシートを、総務担当者がこれから一枚一枚台紙に貼り付けて記録を取っていかなくてはならず、こんな大量のレシートを処理しなければならない担当のことも考えて欲しいとのこと。いや、全くもってその通りです。次からは、このようなことは致しませんです、ハイ。でも、こういうの本当に苦手なんだよなぁ...。

金曜日は、仕事で久しぶりにハマり、家に帰ったのがだいぶ遅くなったけれども、何とか英語の勉強をやり始めたところで、寝落ちsてしまいました。この土日で何とか頑張ろう。

6/16(火)
取り敢えず、本日の小ネタは、英語の勉強の再開を祝して英語ネタ。
きんいろモザイクの英語教本が出るとのことで、早速尼で予約をポチって発売を楽しみにしていたのですが、いざ到着して中身を見てみると、自分が考えていたのとはかなり違っていました。自分はどちらかというと、作品の中の会話を切り取ったものの英訳などが掲載してある、オーソドックスな英語教材を期待していたのですが、これはどちらかというと、アニメを使った英語読本のような体裁の本でした。また、CDが付いていないのが痛かったですね。読んでみると意外にちゃんとしたことが書いてあって(失礼!)、悪くはないのですが自分が望んでいたものではありませんでした。残念!
その代わりと言っては何ですが、リスニング用でちょっと面白そうな本を尼で見つけたので早速ポチってしまいました。内容は中学生レベルの文章で書かれたジュブナイル小説のようなものなのですが、この本の良い点は音声ファイルをダウンロードできるようになっているところです。リスニングが超弱い自分としてはかなりポイント高いですね。本の内容も、数ページ読んでみたのですが、すっかりオタ脳になってしまっている自分にとっては全く問題ありません!!ということで、英語の勉強に飽きたら、これで息抜きしようと思っています。
  金色モザイクで英語   霊感少女リサ

左が、"「きんいろモザイク」と英語レッスン"で、右が"霊感少女リサ (東進ブックス 英文多読シリーズ)"です。

PS:
先ほど、響け!ユーフォニアムの11話を見ました。
8話がMaxかと思っていましたが、このアニメはそんなところで終わるものではありませんでした。

今回は中世古先輩と麗奈のソロ演奏の一騎打ちという形式の再オーディションのお話。
しかし、2人の間で演奏される音楽に圧倒的なレベル差があることを素人ですら分かる描写に驚かされました。音楽の奇跡というのは本当にあるのだなということを実感しました。
また、2人の演奏の良し悪しを聴衆である部員の拍手で決めるはずなのにお互いの友人2人ずつしか拍手しないところにも、そのほかの部員を含め、そこにいろいろな感情が交差していることが感じられて良かったです。演出と作画、それに音楽と全ての面に圧倒されてしまいました。

******************************************
現在6月の半ばだから、もう今年に入ってから半年以上経ったことになる。
しかしながら、いくらマシン据付の仕事でハマっていたからといって、今年に入って殆んど英語の勉強をやらなかったのはいくらなんでも酷すぎる。(恐らく10時間やっていない)
実は、4年前の据付作業でも、今回と同じように仕事しかできない状況になってしまっていたので、似たような状況になることはある程度予想できたのだけれども、あれから4年が経って、もう少し自分で時間をコントロールできるようになっているのではないかと自惚れていたのだけれども、とんだ甘い認識だった。残念ながら見事に進歩していなかったですね、自分は。
でもまぁ、今更こんな自虐をしていてもしょうがないし、最近やっと据付作業も落ち着いてきたので、この辺で仕切り直しをして遅ればせながら英語の勉強を再開することにした。何しろ、今年になって初めて受けるTOEICの試験がもう2週間後まで迫っているのだ。

さて、英語の勉強の進め方は、いろいろ考えたのだけれども、やはり前と同じで、1週間の予定を立てて毎日Updateし、もし何かトピックのようなものがあれば日記風に小ネタを書き込むというやり方でいくことにした。ただ、これは結局やり方ではなく、どれだけ継続してできるのかということなんだよな。何しろ、今までのパターンでは、突発事項が起こって、それに数日かかりきりになると、それ以降グダグダになってしまい結局いつの間にか勉強がストップしてしまうのを繰り返してきたから。今回、何かペナルティのようなものを考えてみるか。

もはや、次のTOEICまで2週間しかなく、新しいことは全くできないと思うので、以前やっていた勉強を踏襲するだけにした。まぁ、次回と、その一ヶ月後の7月のTOEICは、殆んど期待できそうもない。取り敢えず近々の目標は9月のTOEIC試験でそこそこ進化の痕跡を残すことで、ここで足踏みをすると、かなりモチベーションが下がるのは間違いないので頑張らなくては。

大阪訪問(その2)(+fhana live)

大阪訪問(その1)で追記として石田三成について書いてみましたが、真田幸村について書いた時もそうでしたが、人物について書くのは難しいですね。書く前にしらべてみると、いろいろな説があって、自分が今まで聞いていたことと違うことが書いてあったりして、どれが本当なのかわからなくなってしまい、書くのにものすごく時間がかかってしまいました。結局のところ、開き直って自分の好きな逸話を並べるだけになってしまったのですが...

その反動ではありませんが、その2では、大阪での飲食巡りを写真を貼りまくっただけのお手軽更新となっています。

1.難波周辺(なんば自由軒のカレー)
自分は20年近く前に神奈川県横浜市に住んでいたことがあります。その横浜市の新横浜駅近くにカレーミュージアムという期間限定の施設ができたので、自分は結構通ったことがあります。このカレーミュージアムは、日本各地の有名カレー店を集めて客にカレーを提供するスタイルのもので、当時はインターネットもなく、食べ物の情報などは雑誌等僅かなものしかありませんですから、ここで色々な店のカレーを食べられるのは非常にありがたかったですね。そのカレーミュージアムの中に、"なんば自由軒"のカレーがあったのです。
今回、大阪に来るのにあたって、自分にとって懐かしい思い出のある"なんば自由軒"のカレーをぜひもう一度食べてみたいと思っていたのです。

地下鉄の難波駅で降り、難波のアーケードを5分くらい歩くと目的の"なんば自由軒"が見えてきました。店の前に立つと怪しい等身大ポップが。
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店の中に入ってみると、やっぱり等身大ポップのおばちゃんが店を切り盛りしていました。しかも、何となく実物のほうが派手目に見えるところがスゴイ。なんか、大阪へ来たという感じだなぁ~。
さて、それでは早速、なんば自由軒のカレーを頼んでみることにしました。さらに大阪といえばカツレツなので、牛カツレツも注文しました。いや~、豪勢な注文の仕方だな。まぁ、旅行中なのだから、変にケチくさくなるのは止めておこう。
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上がなんば自由軒のカレーと牛カツレツ。カレーは、初めからご飯とカレーが混ぜてあり、食べる直前にスプーンで生卵を割ってカレーと混ぜて食べるという独特のスタイルです。さて、そのお味はというと、見た目と同じ庶民的な味というところです。カレーミュージアムで初めて食べた時の感動に、ちょっと思い出補正が入っていたかも。でも、このカレーは店内の雰囲気を含めて、ノスタルジーに浸りながら食べると一番美味しいのかもしれません。東京や名古屋では、このような雰囲気のお店はもう残っていませんから。下は、レジ周りの写真です。記念写真がいっぱい。
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ちなみに、店内はほぼ満席状態でしたが、その1/3は中国人でした。(マジで)

食事後、ブラブラとアーケードを歩いてみます。名古屋では、大須を除いて、殆どのアーケードは壊滅状態ですが大阪では、まだまだアーケードが健在です。こういうところが大坂のすごいところですね。
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蓬莱551の店発見。大坂のお土産は、定番だけどコレですね。
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2.道頓堀
難波から心斎橋を経て道頓堀へ出ました。徒歩で約15分ほど。思ったより近い感じでした。
例のグリコの看板を見ると、如何にも大阪へ来たという感じですね。また、大阪は水の都と呼ばれるだけあって、遊覧船が多く行き交っていてそれもいい感じです。
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楽団が同乗する遊覧船もあるみたいです。
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橋を渡ってグリコビルの裏に回ってみると、更に大きな賑わいがありました。賑わっているというより、看板などがもうカオスな感じです。すごいなぁ。
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食い倒れ人形発見。というより、食い倒れ人形ってこんな感じでしたっけ?もっと店先に出て人だかりしているものと思っていました。
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この界隈は有名なたこ焼き店がたくさんあるのですが、今回は"くくる"というお店を選んでみました。
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外では、列が出来てしまっていましたが、店内は逆にすいていたので店内で食べることにしました。今回は、スタンダードたこ焼きとネギと山芋の入ったオリジナルたこ焼きのセットを選んでみました。さすが有名店だけあって美味しかったですよ。
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道頓堀には夜も訪れてみました。やはりグリコの看板が点灯するのを見たかったので。
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おぉー、これです。映画ブラックレインの中でこの風景を見た時から、実際に見てみたかったのですよね。
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橋を渡って昼間訪れた飲食街へ行ってみたのですが、夜だというのに人の流れは絶えず、すごい熱気でした。
ちょっと小腹がすいたので、もう一度たこ焼きにチャレンジです。今度は、クレオールという店にしてみました。この店も結構有名なお店です。
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上は、クレオールの変わりたこ焼き。ネギだく温玉マヨネーズかけです。結構美味しかったですよ。追加で、ノーマルのたこ焼きも買いましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。でも、個人の好みでいえば、くくるよりクレオールの方が自分の好みに合っていたかな?(くくるはかなり上品な感じがしましたが、クレオールには勢いがありましたね。そんなところも好きだったかも。)

最後に、少し離れた橋の上から見た、夕暮れの道頓堀。
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写真では、道頓堀の喧騒を離れた静かな風景のように見えますが、実はこの写真を撮ったときは、橋の上に50名は軽く超える中国人観光客がひしめいていて、文字通り彼らをかき分けてこの写真を撮ったのでした。何で、この橋の上に中国人がたくさんいたのかというと、彼らのツアーバスの集合場所をこの橋のたもとにしてあったからのようでした。しかし、彼らが当たり前のように橋の歩道にたむろしているので、写真を撮るどころか、全く人が通れない状態で、自分の後ろに居た大阪のお水っぽいお姉さんが、"これじゃ通れない!(実際はもっとキツい言い回しで)"と本気で怒てっていました。もちろん、日本語がわからない中国人には、このお姉さんの怒鳴りは全く通用しませんでしたが...。

3.新世界
地下鉄御堂筋線を動物園前で下車し、徒歩10分のところに新世界と呼ばれる繁華街はあります。ここは、あの有名な通天閣や多くの串揚げ屋の店があることで有名です。
かつて、飛田遊郭やあいりん地区などでイメージが低下した際、客足が廃れ開発が進まなくなったとことで逆に昭和のレトロな雰囲気が保たれ、今はそれが人気となって再び人気の繁華街になったとのことです。確かに、この繁華街は、レトロな雰囲気だけではなく、ちょっと危ない感じがするのはかつての名残なのかもしれませんね。

以下は、通天閣前の通りに居並ぶ串揚げ屋さんの賑わいです。店構えは強烈の一言!
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今回は、有名串揚げ店"だるま"へ行ってみました。有名店ですから当然列が出来ていました。
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二階から顔をのぞかせる人形がトレードマークのようです。如何にも大阪っていう感じです。
だるま店内3だるま店内1
店の中のお品書き。でも何を頼んで良いのかよくわからないので、とりあえずセットを注文しました。串が揚がるたびに、目の前に並べられていきます。カウンターの下にあるのは、有名な"二度漬け厳禁"のソースだれです。
セットの他にお好みで数本頼んだあと、最後にトマトを注文してみました。これが甘くてなかなかデザート風で良かったですよ。

ここまで来たのだから通天閣にも登ってみました。
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実は、この通天閣は2代目で、初代はかつてルナパークと呼ばれる観光施設がこの界隈にあった頃にシンボルとして建てられたけれども戦時中に解体されたとのこと。

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タワーへのエレベーターの乗り口は地下にあります。
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タワーの最上階。7福神と8番目の神様として黄金のビリケン様がいます。このビリケン様の足の裏を撫でると幸運が訪れるとのこと。自分もぜひ撫でたかったのだけれども、ビリケン様との写真撮影のためにみんな並んでおり、写真撮影しないとビリケン様の近くにさえいけない雰囲気があったのはちょっとなぁ...。結局自分は足の裏を撫でるどころか触ることすらできませんでした。

仕方ないので、最上階からの景色を楽しむことにしました。
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下に見えるのは、たくさんの串揚げ屋があった通天閣正面の通りです。あの派手な通りも上から見ると妙にさっぱりして見えますね。この通天閣正面の通りをまっすぐ行った突き当たりにある建物が、世界のスパワールドで、自分は数回利用したことがあります。
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右手に見えるのが、あべのハルカスです。
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2階にはルナパークのジオラマもありました。初代通天閣はこんな形だったらしいです。

さて、新世界には夜にも訪れてみました。ネオンに彩られた通天閣をぜひ見たかったので。
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夜の通天閣。やっぱりキレイですね。
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昼間見た串揚げ屋さんも更にカオスな感じになっていました。

4.fhana live
昼に難波、道頓堀近辺を散策したあと、てくてく心斎橋まで歩いて戻り、OSAKA MUSEにておこなわれたfhanaのライブを見てきました。
fhana live
OSAKA MUSE前に着くともう人がいっぱい。当然若い人ばかり。やっぱり自分が最高齢っぽいなぁ...。まぁ仕方がありません。
befoe fhana live

さて、ライブの雰囲気ですが、よく言えばファンミーティングの延長のような感じで、こういうのは、如何にもアニソンをメインに作曲しているグループという感じで良かったと思います。
ライブ前に買ったCDの特典に付いていた映像では、オリジナルメンバーのキーボード、ギター、サンプラー(!)、ボーカルの他に、ゲストミュージシャンとしてベース、ドラムを入れているライブシーンが収められていましたが、今回のライブはオリジナルメンバーだけで行われたので、そのほうがfhanaっぽくて良いような気がしました。fhanaというグループは、何しろリズム系のドラムもベースもメンバーにいませんから、ライブのノリを重視するならば、ゲストとしてドラムとベースを入れたほうが音楽的に盛り上がると思いますが、それでは、やはりファンとの一体感が損なわれてしまうような気がします。ここは、サンプラーのケビン君に、打ち込みバリバリでもいいので、ぜひ頑張ってもらいたいところですね。そして、実際のところ、ケビン君はライブで弾けていましたね。メンバーで一番好きなのはケビン君になったくらいです。このノリで、今後もぜひ走り続けて欲しいと思っています。

以下は、liveで演奏されたfhanaの代表曲です。

fhanaのデビュー曲、"有頂天家族"ED曲"ケセラセラ"を最終回特別バージョンで。このデビュー曲は衝撃的でした。この曲がfhanaのデビュー曲でなかったらfhanaをここまで好きにならなかったかもしれません。


"ウィッチクラフトワークス"OP曲"divine intervention"と、"天体のメソッド"ED曲"星屑のインターリュード"。これらの曲はライブでも連続で演奏されてすごく盛り上がりました。

after fihana live
ライブが終わったあとのOSAKA MUSE。
最後に思ったことは、オールスタンディングじゃなくて座って見ていたかったなということです。やっぱり歳だなー。

PS.
DSC03669.jpg
大阪のお土産と言ったら、やっぱり蓬莱551でしょう。しかし、お土産の入れ物に保冷バッグもつくようになったとは、最近のお土産はすごいですね。


大阪訪問(その1)(追記有り)

先週末に、OSAKA MUSEにておこなわれたfhanaのライブを見に行きましたが、一緒に大阪城の訪問も行ってきました。
DSC03647.jpg大阪城航空写真
(上の航空写真は、他者様ブログから転載させて頂きました。)
しかし、その後、現状の仕事に追加で別の現場仕事(そのせいで、今週の土曜日も仕事です)を抱える羽目になった挙句、タイミング悪く風邪をひいて体調がヘロヘロになり帰宅後は即爆睡する日々が続いていました。しかし、2週間以上更新を滞らしたくないので、とりあえず記事をUPしたいと思います。

1.大阪城の歴史
大阪城は大阪府のほぼ中央、大阪市の上町台地の北端に位置し、北は淀川とその支流を背負う天然の要害を利用した地に築城されました。この地には元々石山本願寺(一向一揆の総元締め)という戦国最強の武装宗教軍団が居を構えていましたが、織田信長がこれを足掛け11年にも渡る激戦の末降伏退去させたところで、自らが本能寺で倒れました。その後、豊臣秀吉が信長の後継者たちを実力で撥ね退け、次々と日本各地を平定していく中で、天下統一のために相応しい居を置く地として目をつけたのが大阪でした。大阪という地は、陸海ともに交通の便がよく、広い平野の背後に貯水池としての琵琶湖があり大都市を作るのには絶好の地でした。しかし、それまで何故大阪に本拠を置く大名がいなかったのかと言うと、交通の便が良いということは逆に攻められやすいというセキュリティー上の問題があるからで、大阪の地は本拠を構える地として見られていなかったのだと思われます。しかし、後年の築城技術の発達もあり、このセキュリティー上の問題を、秀吉は高い石垣を持つ大城郭を築くことでカバーしようと考えました。その構想の元に築城された大阪城は当時日本最大の防御力を持ち、かつ豪華絢爛な外観を持って完成されました。当時来日した宣教師であるルイス・フロイスは「城壁は頗る高大にして悉く石を以って畳み…櫓及び城壁は其の高大なること、瓦に金箔を施せることにより遠くより望見し得べく、このほか城内に著名うの建築物多し」と驚嘆したと言われています。しかし、この強固な防備を誇った大阪城も大阪夏の陣の直前に外堀を徳川家康によって埋められてしまい、丸裸になった大阪城は遂に落城し灰燼に帰します。その後、徳川家康は、この豊臣大阪城の上に5~7mもの盛土をし巨石を運び込み新たな徳川大阪城を築きました。ですから現在ある大阪城は場所こそ豊臣大阪城と同じ位置にありますが、石垣や縄張りは徳川大阪城のものです。大阪城と言えば、”太閤”秀吉が造った城のイメージがありますが、その城は現在は徳川大阪城の下に深く埋められてしまっているのです。

1)大阪城の縄張りと天守
以下に、豊臣大阪城と徳川大阪城の縄張りを示します。(この俯瞰図は、余湖様のホームページから転載させて頂きました。)
豊臣大阪城俯瞰図2徳川大阪城俯瞰図3
豊臣大阪城と徳川大阪城の大きな相違点は、豊臣大阪城本丸が大きく3段の構造を持っているところを、徳川大阪城は、盛土を行い平坦に均し一つの廓として再構成しているところです。豊臣大阪城は、この高低差を防御の中に取り込み、格段を塀で囲んで門が備えられていますが、その門は枡形構造を持っておらず、この辺は近世城郭より遅れているように見えます。一方の徳川大阪城は、本丸に続く全ての門が枡形構造を持ち、かつ本丸を囲むように多数の櫓を配置し、それぞれの櫓を多聞櫓で連結することで防御力を増強していることがわかります。また。その櫓も3重櫓が11基もあり(江戸城や名古屋城ですら、ここまで三重櫓の数をもっていません)、おそらくこれは豊臣の城のイメージを払拭する狙いがあるのかもしれませんが、三重櫓が立ち並ぶ威容は、やはり見る者を圧倒する豪華さがあったと思われます。

また、もう一つ、豊臣大阪城と徳川大阪城の大きな違いは、豊臣大阪城時代にあった南側の馬出し状の郭が徳川大阪城では無くなっていることです。しかし、この馬出し状の郭というものは、形状的にそのように見えるというだけであって、実際はその中に御殿のようなものも建てられていたようなので軍事的に意味のある廓ではなかったのかもしれません。いずれにせよ徳川大阪城ではこの廓を無くし、本丸をシンプルにひとつの廓として囲い、南側には枡形を持った門を備えました。おそらくこの方が、守る際には効率よく兵を配置でき、枡形門で防御力も向上したように見えます。

一方、本丸北側下の山里曲輪については、豊臣時代も徳川時代も、それほど変わらないように見えます。基本的に山里曲輪は、城主の憩いの場のような廓で、その部分については変える必要がないと考えられたのかもしれません。
以下に、豊臣大阪城と徳川大阪城の模型の写真も添付致します。
豊臣大阪城徳川大阪城

また、天守の形状も豊臣時代と徳川時代とでは異なります。
豊臣時代の天守は、複合式もしくは連結式望楼型5重6階地下2階であったと考えられており、外観は、黒漆塗りの下見板張りで、漆喰壁部分も灰色の暗色を用いて、金具や、瓦(金箔瓦)などに施された金を目立たせたと考えられています。下図左は、大坂夏の陣図屏風に描かれた豊臣大坂城天守で、実は夏の陣で描かれたものと形状が異なっています。おそらく夏の陣での天守は再建したものと考えられていますが、基本的に形状ははっきりしていません。
一方の、徳川時代の天守は、独立式層塔型5重5階地下1階で、江戸城天守(初代)を細身にしたような外観があり、白漆喰塗籠の壁面だったとみられおり、最上重屋根は銅瓦(銅板で造られた本瓦型の金属瓦)葺で、以下は本瓦葺だったと言われています。下図右は、願生寺指図を元にした、元和期の大坂城天守です。これらの図からわかるように、現在の復興天守は、徳川時代の天守台上に、豊臣時代の天守外観を模した復興天守が築かれていることになります。
 大阪冬の陣天守徳川大阪城天守3

2)大坂の陣と豊臣大阪城の終焉
機動力・知略・戦略と抜群の人心掌握術で天下人となり、難攻不落の巨城"大阪城"を築いた豊臣秀吉ですが、そんな彼も朝鮮出兵中に病の床へ臥すようになり、慶長3年(1598年)8月18日ついに没します。秀吉にとって不幸だったことは、後継者を得たのがあまりにも遅かったことでしょう。秀吉が没した時、後継者秀頼はまだ僅か5歳であり、いくら天下統一がなされたといっても、それから10年も経っていない状況では、天下を掌握するにはまだまだ強力な求心力を持った人物が必要であり、それは5歳の秀頼に務まるものではありませんでした。結局は、日本を二分する関ヶ原の合戦が行われ、それに勝利した徳川家康が征夷大将軍となり武家の棟梁に任ぜられたことによって世の中の流れは完全に徳川になりました。しかし、大阪方は家康が征夷大将軍に任じられたあとも、家康のことを"天下の家老"としか見ておらず、秀頼が成人し関白に任ぜられれば、また元のように豊臣政権の時代になると考えていたのです。家康にとっては、このような他の大名とは異なる豊臣家をそのまま存続させることはできないので、例の"国家安康 君臣豊楽"の銘文で知られる方広寺鐘銘でイチャモンを無理やり付け、秀頼の江戸参勤か、淀殿が人質となって江戸に出るかあるいは秀頼が国替えに応ずるかの三択を迫り、当然これに応じなかった大阪方と、最後の決戦となる大坂の陣が始まるのでした。

2-1)大阪冬の陣と真田丸
慶長19年(1614年)11月に大阪城は20万の徳川勢によって囲まれました。
大阪冬の陣布陣図
大阪城の総大将はもちろん秀頼でしたが、実質的に軍事指揮権を握っていたのは大野治長で、治長は難攻不落と言われた大阪城と、城内の10万余の兵の存在をバックに初めから籠城する作戦でした。しかし、真田幸村(正確には信繁。しかし本文では幸村に統一します)や後藤基次(又兵衛)など、実戦経験のある武将たちは、後詰の援軍のあてがない籠城策には勝ち目がないと判断し、積極的に討って出て徳川家康率いる軍勢を迎え撃つよう主張し、大阪方の浪人衆は賛成を表明しましたが、が秀頼・淀君の意向はあくまで籠城戦術であり、結局受け入れられずに終わってしましました。しかし大坂城への籠城策が決定すると、幸村は真っ先に豊臣秀吉が生前、築城の際に悩み込んだ大坂城の唯一の弱点であったとされる三の丸南側、玉造口外に真田丸と呼ばれる土作りの出城(三日月形)を築き、幸村は自らそこへ入り、真田の兵が固めました。大阪城は、本丸・二の丸・三の丸のさらに外側に総構えと呼ばれる外曲輪があり、幸村はこの総構えをさらに有効に使うために総構えの外側に出っ張るように出丸を築き、大阪城を攻めようとする東軍の横から矢・鉄砲を射かける"横矢掛り"の施設でした。この真田丸はそう大きなものではなく100間(約180m)四方に簡単な櫓をたて、全面と左右の側面に堀を掘り塀と柵を巡らした陣城と言っていいような出丸です。
    真田丸1
    真田丸2
小さな出丸なので、東軍も一斉に大軍で攻めれば簡単に落とせると思ったのでしょう。12月4日に前田利常を中心とした先鋒の大軍が真田丸に総攻撃を仕掛けてきました。ところが、前田利常らの力攻めは返って犠牲者を多く出す結果に終わってしまいました。真田隊が堀や塀に取り付こうとする敵を側面から"横矢掛り"の攻撃をしたからでした。大阪冬の陣の時の戦死者の4/5がこの時の真田丸における攻防戦によって生じたと言われているので、いかに凄まじい戦いであったかということがわかるというものです。この戦闘で真田幸村は、初めてその武名を天下に知らしめることとなりました。

この戦況を見て家康は豊臣方に和議を提案してきました。当初、総大将・秀頼は和睦を拒否しましたが、家康が一晩中、約300門の大筒(大砲)で断続的に攻撃する為、轟音で母・淀君の神経が参ってきてしまいました。しかも一発が居室を直撃、侍女の8名が即死してしまい、その悲惨な現場を見て震え上がった淀君は秀頼を説き伏せ、城の『外堀』を埋めることを呑んで12月20日に和平が成立しました。

そして豊臣方の弱体化を謀る家康は慶長20年(1615年)2月に、使者として幸村の叔父である真田信尹を派遣し、「十万石下さるべく候旨」条件を提示し寝返るよう説得しています 。幸村がこれを断ると、家康は再び信尹を使者として差し向け、今度は「信濃一国を与える」と説得に出てきました。これを聞いた幸村は「この幸村、十万石では不忠者にならぬが、一国では不忠者になるとお思いか」と再びはねのけたと言われています。

冬の陣の講和後、ただちに外堀の埋め立てに取り掛かった家康は、豊臣側が工事を担当したエリアまで「お手伝い」と称してどんどん埋めていっってしまいました。一気に内堀まで埋めようとする東軍に豊臣方が抗議しても、シラを切ったり、とぼけたりで、約1ヶ月後には外堀、内堀、全ての堀が埋まり、真田丸も壊されてしまいました。大坂城は本丸だけの裸城にされてしまい、さらに家康は、秀頼に大坂から別の土地への国替えと、すべての浪人の追放を要求してきました。この卑怯なやり方にさすがに秀頼は激怒し「和談要求は我がドクロの前で言え!」と言い放ったと言われています。

2-2)大阪夏の陣と真田幸村の奮戦
1615年4月28日、夏の陣開戦。兵力は豊臣軍約7万、徳川軍約15万5千。約2倍の徳川勢に、豊臣方の武将は丸裸にされた大阪城から野戦にうって出ました。

5月6日、「道明寺の合戦」。豊臣方は奈良と大坂を結ぶ道明寺付近に布陣して、畿内入りする東軍を各個撃破する作戦をとりました。しかし濃霧の中で豊臣勢は終結が遅れ、先に集合地点に着いて孤立した後藤又兵衛ら有名武将が、伊達政宗の騎馬鉄砲隊1万5千の前に次々と壮絶な戦死を遂げていきました。

幸村が到着した頃には戦線が崩壊しており、幸村は、撤退する大坂方の殿軍(しんがり)を務め、追撃を仕掛ける伊達政宗隊を撃破しつつ、豊臣全軍の撤収を成功させました。幸村は伊達軍に対し、地面に伏した長柄槍隊で波状攻撃をかけ追撃を食い止めました。その時幸村は「関東勢百万と候え、男はひとりもなく候」(「関東武者は百万あっても、男子は一人も居ないものだな」)と徳川軍を嘲笑しながら馬に乗り、悠然と撤収したといわれています。しかし、大坂城に戻った幸村は、木村重成が八尾合戦で討死したことを知ることになります。

大阪夏の陣2
5月7日、幸村は徳川の主力が天王寺方面から進軍して来ると予想し天王寺口(茶臼山)に布陣しました。多くの古参武将が倒れ、疲弊した豊臣方の士気を一気に高める為、秀頼出陣を求めましたが秀頼側近によって出馬は阻止されてしまいました。

正午。幸村の正面の越前松平軍1万3千の後方に、家康は本陣を張ります。それを知った幸村は、狙うは徳川家康の首ただひとつのみと、真っ正面から真一文字に家康本陣のみに狙いを定めて突撃を敢行しました。この突撃は真田隊のみではなく、毛利・明石・大野治房隊などを含む豊臣諸部隊が全線にわたって奮戦し、徳川勢は壊乱して総崩れの観を呈するに至ります。中でも幸村率いる真田隊は、越前松平家の松平忠直隊・15,000の大軍を突破し、合わせて10部隊以上の徳川勢と交戦しつつ、ついに後方の家康本陣に到達します。

本陣前では家康の旗本隊(先鋭部隊)が人間の壁を作り、真田隊の猛攻を受け止め凄絶な乱戦となりました。真田隊は討死が相次ぎますが、戦列を整えて3度本陣への突撃を繰り返し、そしてついに家康の『馬印』(うまじるし、本陣の旗)を引き倒すまでに至ります。家康にとって馬印が倒されたのは、生涯で「三方ヶ原の戦」の武田戦と、この真田特攻の2度だけのことで、真田隊の凄まじさに家康は2度も自害を覚悟したと言われています。

しかし数度に渡る突撃戦により部隊は消耗し、兵力で勝る徳川勢に追い詰められ、ついに四天王寺近くの安居神社(大阪市天王寺区)の境内で、傷つき疲れた身体を休ませていたところを松平忠直隊鉄砲組頭の西尾仁左衛門に発見され、「わしの首を手柄にされよ」と最後の言葉を残して討ち取られたといわれます。享年49歳。

翌日、秀頼・淀殿は自害し、大野治長も秀頼に殉死。こうして大坂夏の陣は終わり豊臣氏は滅亡したのでした。


夏の陣で幸村の武神ぶりを目の当たりにした島津家当主・島津忠恒(家久)は、故郷への手紙にこう記しています(以下抜粋)。
「真田は日本一の兵(つわもの)。真田の奇策は幾千百。そもそも信州以来、徳川に敵する事数回、一度も不覚をとっていない。真田を英雄と言わずに誰をそう呼ぶのか。女も童もその名を聞きて、その美を知る。彼はそこに現れここに隠れ、火を転じて戦った。前にいるかと思えば後ろにいる。真田は茶臼山に赤き旗を立て、鎧も赤一色にて、つつじの咲きたるが如し。合戦場において討死。古今これなき大手柄」。

大坂の陣の後、家康は幸村の首実検の際に、「幸村の武勇にあやかれよ」と言うと、居並ぶ武将達がこぞって遺髪を取り合ったといわれています。そして家康は「幸村の戦いぶりは敵ながら天晴れであり、江戸城内にて幸村を誉め讃えることを許す」としました。このように敵を「誉め称えていい」というのは極めて異例なことです。

兄の智将・信之は、弟の人柄をこう評しています「柔和で辛抱強く、物静かで言葉も少なく、怒り腹立つことはなかった」「幸村こそ国を支配する本当の侍であり、彼に比べれば、我らは見かけを必死に繕い肩をいからした道具持ち。それ程の差がある」。

普段はとても温厚なのに、戦場では無敵の漢に変貌する幸村の人柄が人々の畏敬の念を呼び、各地から集まった浪人衆をひとつに結束させました。それが圧倒的に不利な戦いの中で、徳川に一矢を報い、豊臣という一時代の終わりに花を添えました。戦局不利と見るや身内でも裏切りが珍しくない世に、幸村の家臣は誰も降参せず、これも高い人徳ゆえと諸将は感心し、庶民からも歌舞伎・講談のヒーローとされたました。そして、幕府もこれを禁じることはしませんでした。

戦国期においても時に失われがちな武士の誇りを、身をもって体現した数少ない本物の武士。武士が憧れた武士。武士の誉れとは、まさしく真田幸村の戦いぶりを指して言うのでしょう。

幸村ゆかりの地は、現在の大阪にも数多く存在しています。今回の大阪訪問では、時間的な都合でこれらの地を巡ることができなかったので、次回の大阪訪問では、必ず訪れてみたいと思っています。
三光神社
三光神社。真田丸があったと考えられる真田山公園の近くにあります。(真田丸の正確な所在地ははっきりとわかっていません)
  安居神社
安居神社。幸村が討ち死にしたと言われている神社です。
上記写真は、全て他者様ブログから転載させて頂きました。

3)徳川時代の大阪城
豊臣氏滅亡後の大阪城は、新たに徳川大阪城として再建され、幕府直轄領(天領)に編入されました。幕府直轄の城である徳川大坂城の城主は徳川将軍家の歴代将軍自身であり、譜代大名から選ばれる大坂城代が預かり、これも譜代大名からなる2名の大坂定番と4名の大坂加番と、幕府直轄戦力たる大番2組による大坂在番が警備を担当しました。これを見ても、いかに徳川幕府が大阪城を重要な拠点と見なしていることがわかります。
しかし、江戸末期の慶応4年1月3日(1868年1月27日)、旧幕府軍の鳥羽・伏見の戦いでの敗北によって徳川慶喜は船で江戸へ退却し、大坂城は新政府軍に開け渡されました。
大阪城古写真2
幕末における本丸東側高石垣上の櫓郡。多聞櫓で連結された三重櫓が林立し、見る者を圧倒する景観でした。惜しくも維新の際に消失しました。
大阪城現在
現在の本丸東側高石垣です。上記櫓郡はぜひ復興してもらいたいですね。

4)近代の大阪城
明治新政府は城内の敷地を陸軍用地への転用を行い、東側の国鉄城東線(現在の大阪環状線)までの広大な敷地には、主に火砲・車両などの重兵器を生産する大阪砲兵工廠(大阪陸軍造兵廠)が設けられました。

1928年(昭和3年)に当時の大阪市長、關一氏が天守再建を含む大阪城公園整備事業を提案し昭和天皇の即位記念事業として整備が進められました。集められた市民の募金150万円によって陸軍第4師団司令部庁舎と天守の建設がすすめられ、再建工事は1930年(昭和5年)に始まり、翌年に完成しました。
建築中の再建大阪城
1931年(昭和6年)に復興天守、第4師団司令部庁舎が竣工し、大阪城公園が開園されました。

しかし、城内に設けられた大阪砲兵工廠のため、第二次世界大戦では爆撃の目標にされ、多数の櫓を消失しました。特に終戦前日の8月14日の空襲は、1トン爆弾が多数投下され、近隣の京橋駅も巻き添えとなり、避難していた乗客に多数の死傷者が出たほどでした。このとき毎日新聞大阪本社屋上から撮影された「天守閣の背景に黒煙が濛々と上がる」光景は、後に「大阪夏の陣」などとも呼ばれましたが、天守閣に関しては天守台が損傷したものの破壊を免れました。
爆撃を受ける大阪と大阪城
空襲の火災の中の大阪城。
焼け野原の大阪
空襲によって焼け野原になった大阪城周辺
焼け野原の大阪城2
瓦礫の山となった森ノ宮駅方面から大阪城方向を望んだ写真。右奥に大阪城天守が写っています。

昭和6年に建造された大阪城天守閣は、徳川天守台の上に豊臣天守閣の外観を模した天守閣が建っているということになっており、あまり歴史的事実に即して造られたとは言えない状況です。確かに、これでは模擬天守閣と言われても仕方がないですね。

しかし、上記写真からもわかるように、この天守閣は大阪大空襲という大災厄を焼失せずに耐え抜いた歴史を持った天守閣でもあるのです。
空襲後、瓦礫の山となってしまった大阪の街で、焼け出された人々の目に大阪の象徴である大阪城天守閣が焼け落ちずに佇んでいる姿が映ったとき、まだまだ日本人はへこたれないという気持ちを沸き起こさせたに違いないと自分は思っています。

本天守閣は、1995年(平成7年)から1997年(平成9年)にかけて、平成の大改修が行われました。この時、建物全体に改修の手が加えられ、構造は阪神・淡路大震災級の揺れにも耐えられるように補強され、外観は壁の塗り替え、傷んだ屋根瓦の取り替えや鯱・鬼瓦の金箔の押し直しが行われました。

豊臣時代・徳川時代の天守がいずれも短期間に焼失したのに比べ、昭和の天守は建設後80年を越え、最も長命の天守になりました。そして、1997年(平成9年)9月3日、国の登録有形文化財に登録されました。この天守閣は、単なる観光用ハリボテ模擬天守ではありません。戦火をくぐり抜けて存在する歴史的価値を持った強者天守閣なのです。

2.大阪城訪問(大阪府大阪市中央区大阪城1-1)
今回の大阪訪問では、大阪市内での駐車場探しに時間がかかるのではと思い、車で出かけず、全て地下鉄などの公共機関を利用しました。さらに大阪城内はかなり広いことは間違いないので、大阪城へは途中で貸し自転車を借りて向かいました。
DSC03601.jpg
自転車をこぎ続けて約20分。おおー、やっと大阪城が見えてきました。写真は大手門と6番櫓。
DSC03604.jpg
早速、大手門へ向かいます。大手門の多聞櫓と千貫櫓の向こうに天守閣が見えました。やはり天守を見ると胸が高鳴ります。
DSC03606.jpg
大手門を抜けてそのまま進むと、本丸へ向かう桜門前に到着します。何だか、外国人観光客が多いなぁ。
DSC03608.jpg
桜門を抜けると、桜門横の巨石にご対面。でけぇ!この石は蛸石と呼ばれていて、左下に蛸のような文様があるからこの名で呼ばれているとのこと。

DSC03610.jpg
天守閣前に到着。多くの観光客で賑わっていました。びっくりしたのは、日本人よりも圧倒的に多い外国人観光客で、感覚的にはおそらく6割くらいが中国人、2割くらいが韓国人、その他の国々の人が1割、そして最後に日本人がほんの1割程度のような感じ。とにかく全体の約80%ぐらいが中国人と韓国人で、あんたら日本が嫌いだったんじゃねーのかよ!と心の中でツッ込んでいました。
DSC03613.jpg

さて、時間もないので天守閣の中に入ろうとすると、どこからか"日本人のみなさ~ん、お願いですから来てください!"と妙に気になる呼び込みの声がどこからか聞こえてきました。ちょっとしたことで"人権侵害"だの"ヘイト"だのと取りだたされてしまう昨今、なかなか聞くことができないようなストレートな呼び込みだなと妙な感心をしつつ行ってみると、大道芸のお兄さんが客の呼び込みをしていたのでした。彼曰く、自分は日本語しかできないので、自分のトークで客が盛り上がらないのはキビシイからより多くの日本人を呼び込みたかったとのこと。更に、外国人客のほとんどがツアー客なので、芸がどんなに盛り上がっている時でも時間が来れば大量にさっといなくなってしまうのでそれが一番辛いとのことでした。なるほど、言うことは一々尤もで、納得できましたが、やっぱりちょっと"日本人の人来てください"を連発しすぎるので、こんなところをヨシフ君あたりに聞かれたらクレームを入れられるのではないかと一瞬心配しましたが、考えて見ればヨシフ君に糾弾されたおかげで尼ランで瞬間的に一位になった"日の丸街宣女子"のように、このお兄さんもヨッシーに糾弾されれば、かえって人気が出るかも。ちなみに自分も"日の丸街宣女子"は尼でポチりました。書かれている内容は事実に即したもので、"ヘイト"でもなんでもありませんでしたよ。
DSC03615.jpg
ジャグリングをやる大道芸のお兄さん。トークを売り物にしていると自分で言っていたように確かにトークは面白かったです。
image1.jpg
最後の大技。この状態で短剣のジャグリングを行って拍手喝采を受けていました。

大道芸に見入ってしまい、すっかり時間をとってしまったので、大急ぎで天守閣内部へ。天守閣内は展示館となっていますが、豊臣/徳川時代の大阪城模型以外は結構スルーしてしまったかも。どうやら、黄金の茶室を実寸大で再現したものもあったらしいのですが、全く気がつきませんでした。確かに、この模擬天守は戦火をくぐり抜けた価値ある建造物なのですが、やはりコンクリ天守の内部はあまり面白くないんですよね(;汗)。まぁ、それは仕方がないことなので、さっさと最上階まで上ってそこからの景色を楽しむことにしました。
DSC03619.jpg
最上階から見た、大阪市街の眺望。左下に見えるのは旧大阪市立博物館。もともとは陸軍司令部として建てられましたが、その後博物館となり、その博物館も2002年に閉館になったとのこと。
写真の奥に、ひときわ高く写っている建物が、あべのハルカスです。
DSC03621.jpg
北方向の眺めです。手前の丸い建物は大阪城ホール。一番左はクリスタルタワーです。

天守閣から出ると、大阪城を一周りしてみます。
DSC03636.jpg
極楽橋から見た天守閣。
DSC03644.jpg
本丸北西から内堀を挟んで見る天守閣。やはり、大阪城天守閣は外からの眺めが一番美しいですね
DSC03650.jpg
京橋口から城外へ出ます。京橋口にも巨石がありました。
DSC03653.jpg
京橋口と大手門の間にある乾櫓です。

今回の大阪城訪問はちょっと時間がなくて、あまり城内を見て回ることができませんでした。次回は、豊国神社へ寄ってみたいし、本丸にある庭園にも足を運んでみたいと思っています。

大阪の街探訪とfhanaライブについては、大阪訪問(その2)へ続きます。

追記(2015/06/07)
PS1:豊臣家のために戦ったもうひとりの武将-石田三成
今回、大坂の陣での真田幸村について書いたので、豊臣家のために戦ったもうひとりの武将石田三成についても書いてみました。何とか短く書く事を試みたのですが案の定長くなってしまったので、追記の欄に書く事にしました。もし興味のある方はどうぞ。

PS2:大阪都構想
これは本来、大阪市民にのみ関係するもので、大阪市民でない自分が語るべきものではないのかもしれません。でも、石田三成のことを書いていたら、何となく大阪都構想の投票結果について書いてみたくなってきてしまいました。これは、もちろん三成と橋下氏が似ているなどということではありませんよ。(でも、ちょっと似ている傾向のところがあるかも...)

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