Aiuto!の穴

≫2014年11月

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SHIROBAKO 8話と今まで見た水島努監督作品

SHIROBAKO8話視聴終わりました。
冒頭

7話の欝展開からどのように進んでいくのかちょっと心配していましたが、8話では派手ではない日常的な会話の積み重ねが描かれる予想外の静かな話の進み方でした。でも、この穏やかな会話の中で絵麻ちゃんは自分を取り戻していくことになります。井川さんの、押し付けがましさが全くない自然な会話が素晴らしかったです。

”私もあるあるー、
煮詰まる時は、みんな一緒だって”
井川さん1
”そういう時はねぇ、散歩”
井川さん2


”煮詰まるっていうのは視野がこうなってるんだよ。”
井川さん3
”だから広い景色が必要なわけ”
井川さん4井川さん5

”私が初めて描いた動物、モグラだったよ”
井川さん6井川さん7

”モグラなんてわかんねっつーの…まぁキャラものだったから何とかなったけどね”
井川さん8井川さん9

”なんとか…それは井口さんが上手かったから”
”上手かったとしたら真似が上手かったんだよ。最初からオリジナルで上手く描けるわけないじゃん”
井川さん10

”昔の原画あさって、”
井川さん11

”真似して、”
井川さん12

”ダメ出しくらって、自分なりの表現できるように四苦八苦して”
井川さん13

”新人は先輩の描いたものを真似して学ぶ。まねぶって言うじゃん?”
井川さん14井川さん15井川さん16

”あ…猫のかかとってここなんだ…”
井川さん17井川さん18

”どう?描けそう?”
井川さん19井川さん20
杉江さんからゴスロリ様、そして井口さんへと受け継がれてきた秘密の散歩道で、井口さんが体験して来たことに素直聞き入る絵麻ちゃん。
あからさまな励ましや叱咤ではなくて、井口さんの体験談が実は全てのアニメーターが歩んできた道であり、自分もこれから歩まなければならない道であることに、自然に気が付いていく過程が丁寧に描かれていました。

井口さんに絵麻ちゃんの面倒を見るように頼んだのはおそらくベテランの杉江さん。
完全に余裕がなくなってしまい、杉江さんの言葉も素直に聞けなくなってしまっている絵麻ちゃんを、それでも気遣って、年齢の近い井口さんへフォローを頼むところは流石ベテランの年の功であり、器の大きさですね。
杉江さん3
GJだよ、杉江さん!

杉江さん、井口さん、絵麻ちゃんのアニメーター達だけでなく、今回は制作側の人たちの会話も、仕事の合間の和やかさを感じさせる会話がありました。
本当はどんな職業をやりたかったのかなんていう仕事の内容とかけ離れた内容の会話は、ギスギスした職場なんかじゃ出来ないんですよね。だから、本田さんとエリカ嬢の会話とかは信頼し合っている人たちの間の気の置けない明け透けな会話っぽくていい感じでした。

”どうだろうねー…、一番なりたいもの…
 ケーキ屋さん…?”
”はぁ?”
本田さん1
”これでも休みの日、作ったりしてるんだよ?”
本田さん2

”え・・・この前のブラウニー…”
本田さん3本田さん4本田さん5
”うわ…複雑…”
本田さん6

そんな中でも、タローは相変わらずのウザさだったけれども、ヤツは基本的に裏表がなく、言うことは内に籠ったイヤミの類ではない単純な下衆発言なので、心に余裕がある時はヤツの発言をスルーするどころか、結構楽しんでしまうことが出来るのかも。つくづく不思議なヤツだ。
タロー
タロ『落合さんカナン行ってブイブイ言わせるんでしょ?あそこ可愛い子多いし』
落合『変わってやろうか?』
タロ『マジっすか!?』
落合『嘘だよ、だいたい一話から当日納品なりそうなんだぞ?』
タロ『はい大変自慢頂きました。忙しい自慢、寝てない自慢』

うん、やっぱりウザイ。やっぱりヤツはとっとと隔離して欲しいですね。

最後に、高校時代の同好会メンバーが集まって、ビールを飲みながら夢を語ります。
”おいちゃん先輩、同好会メンバーで絶対アニメ作りましょうね”
”いいねえ!偉くなって貰って予算もりもりトップダウンでアニメ化決定!”
飲み会1
”写メ写メ!覚悟の記念と人間の記録っす!”
飲み会2
若い時にしか撮れない、夢が詰まったイイ記念写真!いいなー。
飲み会3

でも、今回一番危なかったのは、突然田舎から有給を取ってみゃーもりのアパートへ押しかけてきた、ハイテンションのみゃーもり姉さんの方でした。

”やっぱ東京いいねぇ。色んな人、物、景色!”
ねいちゃん1
”田舎はそじゃない?”
ねいちゃん2
”全っ然!”
ねいちゃん3
ねいちゃん...ちょっとやばい雰囲気。

ねいちゃん4ねいちゃん5
ねいちゃん。目が死んどる...。会話も酷いな。信金ってこんな感じなのだろうか。

でも、みゃーもりの田舎の同級生たちが夢を語るのを聞いて、元気をもらったようです。以下は次の日の早朝にねいちゃんが田舎に戻るシーン。

”あ…姉ちゃんさ、
 もう…いいの?大丈夫…?”
ねいちゃん6
”…まんず、がんばっぺ!”
ねいちゃん7

みゃーもり、ねいちゃんがちょっとおかしいことに最初から気が付いていたんだな。いい姉妹!


8話を見るまでは、7話の欝展開からどのように話を進めるのかが心配でしたが、特別な出来事ではなく日常の延長の中で絵麻ちゃんが壁を乗り越えるのを描くという素晴らしい内容で、面白かったのは当然ですが、それ以上に素直に感動しました。

杉江さんが年の功で自分より年齢の近い井川さんに絵麻ちゃんの面倒をみることを頼むのも良かったし、その井川さんも若い絵麻ちゃんに説教するのではなく、受け継がれてきた散歩道を歩きながら、自分の体験談を話すことで、絵麻ちゃんの壁を乗り越える手伝いをしたのも素晴らしかったですね。また、リテイクを出した瀬川さんも絵麻ちゃんのこと気にかけてくれていてるのも見ていてほっとしました。
そのほか、制作陣の心置きない雑談とか、みゃーもりの高校時代の同好会メンバーによる夢を語った飲み会とか(グチじゃ無いところが最高!)とか、みゃーもりが最初からねいちゃんの様子がおかしいことに気がついていたところとか、派手じゃないけれども細かいエピソードの積み重ねで本当に心が温まりました。なんか、本当にみんないい人たちばかりだなぁ。ちょっと羨ましいかも。(因みに、本作中唯一の異分子タローの存在って、いい人たちばかりだと話に膨らみが出ないから、化学変化を起こさせるための一種の触媒として添加されているのかもしれませんね。)

SHIROBAKOを見る前は、お仕事アニメといっても、オタクの心を引くようなアニメ業界の楽屋落ちっぽい内容なんだろうなと思ったりもしていたのですが、これは自分の予想をいい方に裏切ってくれました(まだ途中だけれども)。この8話で井川さんがアドバイスした、まず先輩の作品の真似から始めて個性を出すのはそれからというのは、サラリーマンにとっては座右の銘である”守破離”(最初は(先人の教えを)守って、次にそれを破って、最後に離れる)を実践したもので、こういうのを真面目にアニメで描いたのを自分は初めて見ました。こういう内容を説教っぽくなくドラマとして描いていて、そしてちゃんと感動させてくれるところが凄いと思います。

今回、感動するだけでなく元気ももらったので、久しぶりにBlu-rayのマラソンをすることにしました。
Blu-rayのマラソンは、化物語、まどかマギカ、宇宙戦艦ヤマト2199、ゆゆ式、ガールズ&パンツァーに続く6作目(アレ、意外と多いかも?)となりますが、途中でおかしな事にならないように頼みますよ、水島監督!!



PS.今まで見た水島努監督作品
久しぶりに、Blu-rayをマラソンすることにしましたので、その記念的意味で、今回購入を決めた水島監督の今まで見た作品を以下に並べてみたいと思います。やっぱり、水島監督は、今自分が最も好きな監督さんですね。水島監督の作品では、登場人物が突然理解不能の行動をしたりしないし、ストーリーが後半駆け足になったり破綻することもないので、安心して見ていられるのですよね。

1)撲殺天使ドクロちゃん(2005年)
撲殺天使ドクロちゃん2
オタクになりはじめのごく初期に見てショックを受けた作品。基本は、暴力&お色気&お下劣ギャグアニメなんだけれども、これら3要素のそれぞれがとにかく突き抜けていて、アニメっていうのは何でもありなんだなとこの作品によって認識しました。
OPは電波ソングの走りとも言うべきもので、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~という謎の擬音は一度聞いたら病みつきになる中毒性があります。以下にそのOPを貼っておきます。


2)おおきく振りかぶって(2007年)/おおきく振りかぶって 夏の大会編(2010年)
おおきく振りかぶって
撲殺天使ドクロちゃんとは全く正反対の正統派青春野球アニメ。当時、このアニメは大人気で、DVDのレンタルもなかなか出来なかったことを覚えています。水島監督の守備範囲の広さを証明した快作。

3)よんでますよ、アザゼルさん。(2011年)/よんでますよ、アザゼルさん。Z(2013年)
アザゼルさん
撲殺天使ドクロちゃん系の下劣ギャグアニメ。でも、確かにお下劣なんだけれどもギャグのキレは確かで、毎回夜中に大爆笑していました。
アザゼルさんOPの「ぱんでみっく!!」は、自分の大好きな曲です。

4)BLOOD-C(2011年)
Blood-c.jpg
これが、なかなかの問題作で、自分は結構面白いと思っているのですが、この作品に対する多くのアニメファンの評価はとんでもなく低く、アマゾンのBlu-ray評価欄は炎上レベルと言っていい凄まじさでした。一番の原因は、結末を劇場版にしてしまったことで、TV版は、映画版のPVというのは酷すぎますが、どうしても中途半端な所で終わってしまった感が否めませんでしたし、さらに言えば、実はこの作品は最後の大どんでん返しネタの一発だけで1クールを勝負してしまったところがありますので、そのどんでん返しが気に入らないとなんとも内容が薄いものにみえてしまったからかもしれません。しかしこの作品は、水島監督の作品らしく物語やキャラクターに破綻はありませんし、最後のどんでん返しが気に入れば、十分ホラーの雰囲気は出ていたので、それ程非難される内容とは自分的には思えませんでした。また映画版(監督はサイコパスの塩谷直義監督)が、作画的には潤沢な予算で非常に綺麗だったけれども(なんと国際共同製作映画支援事業において、製作支援の対象作品の一つに選ばれて国から制作経費として5000万円の補助金が支払われた)、内容的に印象が薄かったのに対し、TV版は良しにつけ悪しにつけ非常にエグく印象に残るものがあったので、自分的にはTV版の方が好きなんですけれどもね。しかし、どちらにしろ、好き嫌いは個人の好みの問題でもありますから、まずは自分で見て判断することをお勧めします。(ただ、相当癖の強い作品なので、誰にでもお勧めはできないかも。(超弱気..))
OPは自分の最も好きなものの内の一つですので以下に貼っておきます。


5)Another(2012年)
Another.jpg
水島監督とP.A worksの初のタッグ。P.A worksらしい非常に美しい作画に加え水島監督が得意とするホラーの演出が光った作品。原作は綾辻行人氏による有名なホラー小説。

6)じょしらく(2012年)
じょしらく
落語ものだから基本的に会話だけで進行する会話劇なのだけれども、全く飽きを来させない演出はお見事。この頃から、自分の中では水島監督は只者じゃないという認識が出来ました。

7)ガールズ&パンツァー(2012年)
ガールズ&パンツァー
言わずと知れた2012年の大ヒット作。しかしながら、あまりに凝った作画の為に、1クールの中で総集編2回挿入及び、11話と12話(最終話)は3ヶ月遅れという前代未聞の事態を引き起こしたアニメとしても有名になってしまいました。でも、この作品におけるレジェンドは、これだけの事態を引き起こしたにもかかわらず、あまりの作画の素晴らしさに、いつもは辛辣なアニオタもそれを許してしまうという奇跡を起こしたことでしょうね。但し、今後、この奇跡は二度と起きないことを、水島監督は肝に銘じておいてくださいよ?

8)ウィッチクラフトワークス(2014年)
ウイッチクラフトワークス3
敵対する魔女のKMM団がとてもコミカルで、いかにも今時のアニメっぽく、見ていて楽しい作品でした。
OP(divine intervention)/ED(ウィッチ☆アクティビティ)も最高でした。

そのほか、未聴作品としては、有名どころとしては”侵略イカ娘”や”ケメコデラックス”などがありますが、自分としては、げんしけんと、その劇中劇である”くじ引きアンバランス”を是非見てみたいですね。
げんしけんクジビキアンバランス


また、おまけとして、ちょっとどうかなという画像も追加してみました。
興味が無い方は飛ばしちゃってください。

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SHIROBAKO 7話と拡散している画像のこと

SHIROBAKO7話は、今までの話と雰囲気が変わり、原画の絵麻ちゃんがリテイクを出され自分の技術に悩む話。胃が痛くなる話だけれども面白い。何だか、このアニメは色々凄いですね。

”リテイク!?全部...”
SHIROBAKO7話0
”私…丁寧に描いてたらいつまでたっても終わらない…
 技術も磨けない…使えないアニメーターになって…食べていけない”
SHIROBAKO7話1

こういう自分の才能に疑問を感じて悩むということは、新人の時ならば誰でも経験するものかも。しんどいけど絵麻ちゃんは自分でそれを乗り越えていくしか他はない。 
すぐに解決する問題ではないけれども何とか頑張ってくれ、絵麻ちゃん!

これを見て、ちょっと自分が若い頃のことを思い出しました。
大学の頃、パソコンでBASICプログラムを組んでいて、会社へ入ってもその経験が少しは役立つと思っていたのだけれども(一応、第二種情報処理技術者という資格も持っていた)、会社へ入って初めてやらされた仕事が、ザイログ社製8bitCPU Z80のアセンブラ言語で温調計との通信プログラムを作ることで、どのようにプログラムを組むのかも、先輩の指示の内容もさっぱり分からず、ショックを受けたことを覚えています。プログラムの組み方を覚えるために、土日も会社へ来て先輩が書いたプログラムを勉強したこともありましたっけ。
(ちなみに、現在、プログラマーの職を離れてしまっているので、今となってはこの時の経験は現在の職業に直接役立っていませんね(え。)

基本的にプログラマーも自分の技術で勝負しなければならないところは、アニメーターと似ているところがあるけれども、なんだかんだ言ってプログラマーがサラリーマンであることが多いのに対し、アニメーターはフリーランサーのようなものだとも聞きますので、立場はアニメーターの方が厳しそうですね。

そんなアニメーターの厳しさを、ベテランアニメーターの方が朴訥な口調で、でも的確かつ含蓄のある言い回しで絵麻へアドバイスします。
SHIROBAKO7話2
「若い時でないと、”手の速さ” は身につけられないからね。
 今が頑張り時だよ。

 ――― 速く描くにはうまくなる

 ――― うまくなるには一杯描く

 ――― 一杯描くには速く描く

 技術とスピードは、実はまったく別の問題でね。
 年取って技術を身につけても、描ける枚数はそうは変わらない。
 むしろ、スピードは落ちていく。

 仕事へのこだわりは、”手の速さ” を手に入れてから少しずつだな。
 演出からOKがもらえる基準はクリアしないと。

 それが出来れば食べられる。
 出来なければ、辞めていく。
 アニメーターはそういう仕事だよ。
SHIROBAKO7話3
 まぁ、僕なんか辞め時を見失った ロートルだけどね。」

甘えがない実力社会であるアニメーターとして何十年も生き抜いてきたベテランの言葉は、静かだけれども説得力のある重さがありますね。

絵麻ちゃんには、この言葉をプレッシャーとせずに壁を乗り越えるアドバイスとして受け取って欲しい。そして、このベテランには、壁を乗り越えようとしている新人に、さりげなく手助けをする存在になって欲しいですね。次回はそのような展開になるのでしょうか。

今回は、ベテランアニメーターの杉江さんの他にも、印象的な会話がありましたね。
それが、演出家山田氏とみゃーもりの会話のシーン。

”良いね瀬川さん、
 一回瀬川さんのオリジナルキャラとか見てみたいなぁ”
山田1
”じゃ、山田さんが監督やるときに”
山田2
”俺は自信ないよ。
 いい見本も、悪い見本も見ちゃってるから”
山田3山田4山田5
監督...。

そして、監督が見ているであう悪夢の正体。ぷるんぷるん天国の衝撃のシーン。
ぷる天1ぷる天2ぷる天3ぷる天4
ぷる天gif
これは想像以上にヤバイwww。ここまでくると、もはやぷるんぷるんを天国見てみたいかも。

”3ヵ月スタジオに泊まり込み”
スケジュール1スケジュール2
”やめよこの話、よそのスケジュールdisってたら絶対ブーメラン返って来るもんなんだよ。これ業界あるあるな”
スケジュール3スケジュール4
いや、これ、アニメ業界だけのあるあるじゃなくて、どこの業界にも通じる話ですよ。

そして、やっぱり最後は監督のオチ。
”13話、本気で監督のケツ叩いた方がいいぞ”
監督オチ1
”監督!絵コンテは”
監督オチ2
”大丈夫…来月までには”
監督オチ3
”来月って放送終わっちゃいます!!”
監督オチ4
監督www。やっぱり、Bパートまだ出来ていなかったか。相変わらず、いいオチを決めてくれるな♡

さて、次回で絵麻ちゃんには復活して欲しいのですが、どうなるのでしょうか。
SHIROBAKOは、この記事で既に3回目になってしまうのですけれども、色々示唆に富んだシーンが多くて、何か語ってしまいたくなります。

PS.
結構この画像拡散していますね。
年収
何がすごいって英語版まで既に作られてしまっているということです。
年収English
この図は、公式ではないので、この図の中の数字を確かなものと考えてはいけないのですが、Net上で流布する証言を集めてみると、正確かどうかはわからないけれども、傾向としては合っているようです。そして、この年収の額については、ソースらしきものもついたようです。

以下ネットからのコピペ。
==========================================

日本アニメーター・演出協会(jANICA)の2009年実態調査の調査票
http://www.janica.jp/survey/JAniCA_Survey2008_questionnaire.pdf
その回答を集計したもの
http://www.janica.jp/survey/2009symposium_rundown.pdf

平均年収のデータ根拠と思われるのは問の13、 回答(2009symposium_rundown.pdf)の方の13ページ目
これだと平均年収が、動画 105.9 [万円、以下同]、動画検査 158.7、第二原画 102.0、LOラフ原 166.2、原画 232.5
となってる(作監以降は画像で別枠になってるから除いた)
どれを計算して「アニメーター」の平均にしたのかよくわからない
全ての平均だと153万になるし動検を抜いても110ではないし

もちろん、元のデータを見ても判るとおり年収が高いわけではないので
「収入少ない」「フリーター未満」といいたいだけなら画像は間違ってはいないが
動画から原画まで受け持つ仕事で大きく幅があるので 一まとめで語るのはとても違和感がある

どう平均とって110万かと眺めてたら「20代アニメーター 110万」ってのは根拠資料の年代別データのほうにあった
110万の根拠を見つけたはいいが ヒロイン安原だけ年代別データを使うのがやっぱり違和感がある。

===========================================
どうやら、アニメーターの110万というのは全ての年齢での平均ではなく、20代の平均年収を取って、殊更低く見せているみたいですね。逆に、声優の7,000万は、全盛期の林原めぐみさんのようで、それでも声優としての収入だけでなくCDその他の売り上げを入れているようで、これはどうも、わざと声優とアニメーターの間の年収差を演出しようとしたようです。

ただ、それでもこの業界全体的に、年収が他業種に比べて低いのは確かなようで、自分のようなアニメ好きにとっては、もっとアニメ業界が報酬的にも魅力的に見えるようになって優秀な人材が集まって欲しいのですけれどもね。

その点、アメリカなどは、クリエイティブな仕事をする業種には、単純労働の業種よりも高い報酬が与えられるという考えが当たり前のようにあるので、この絵が貼られた翻訳サイトでは、この年収額の低さに驚いている外国人が殆どでした。

日本には、”職業に貴賎無し”という言葉があって、自分もそれはその通りと思いますが、もしこの言葉が職業における平等を表しているとしたら、単純に全てが平等であるべきというのではなく、仕事における負荷と報酬のバランスが平等であるべきと考えて欲しいのですよね。つまりクリエイティブな仕事には産みの苦しみがある代わりに、それに見合った高額な報酬が得られ、単純な作業に対しては苦しみが少ない代わりに高額でない報酬が払われるとしたら、それはバランスにおいて平等であるように思えるのですけれどもね。

TOEICテスト受験(Punishment Day)

今日はTOEICの試験日だったけれども、相変わらずの出来だった...。
Hearingが出来ないのと、多読も弱いというのは以前からわかっていたことなのに、全く進歩していない。

この弱点への対策として、HearingとPaperbackを使ったReadingの勉強を進めるはずだったのだけれども、この処、手の空く時間は殆どブログの記事を書いてい過ごしている始末でどうもいかんなぁ...。昨夜も、次の日が試験だというのに夜遅くまでネットで遊んじゃったし。出来るだけネットに触る時間を制限しようと寝る直前に始めているのだけれども、今度は眠る時間を削るほど夜遅くまで続けるようになってしまってどうもうまくいかない。かといって、ブログの記事を書くのは自分の唯一の趣味になりつつあるので、やめることはしたくないので、なんとか両立させることを考えなければならないなぁ...。
とにかく、来年の1月初めから2週間シアトルに出張の日程は確定したので、それまで出来るだけHearingの勉強を行っておこう。

しかし、自分もそろそろこの会社へ転職して9年は経ちそうなのに、本当に英語の力が進歩しないなぁ。というか、最近は殆ど勉強していないのにTOEICの点数は400点台とほとんど変わらないのは、通常的に英語を使う機会があるので、ある程度の力はキープされるということはあるのだろうけれども、根本的にもう頭打ちっていうところなのだろうか。もう歳だし。
そういえば、以前読んだ英語勉強の本の中で、大抵の日本人は例えば商社に勤める人でもある程度のレベルで自己流に固まってしまうので、それを打破するためにはさらに努力する必要がある云々という文章があったのを覚えているのだけれども、それがこの状況のことを言っているのだろうか。って、その本では、その自己流で固まる英語の実力はTOEIC600点台と言っていたので、そもそも、その本が言う状況に200点も足りねーじゃねーか。こんな実力で頭打ちになりたくねー!!

と、とりあえず反省したので(いつものことだけど)、今日これからと明日は、部屋の片付けをしながら英語の勉強をすることにしよう。

PS1.
今週の3連休は、本当にいい天気で、TOEICテストさえなければ、久しぶりにお城巡りをしたかったなぁ。
来週辺り、天気が良ければ岐阜城か犬山城へでもいってみようかな。本当は安土城へも行ってみたいのだけれども、安土城へはもうちょっと気力が充実している時に行きたい気がするのですよね。
ここのところ、休日は殆ど溜まったアニメの消化ばかりやっていて、それはさすがに不健康なので、たまには外へ出ないとね。

PS2.
昨夜、色々な方のブログを見ていて気がついたのが"ブログ村"などのブログランキングというものの存在。というか、そもそも"拍手"ボタンの代わりに、この"ブログ村"クリックボタンを設定されているブロガーさんもいて、何度もこのボタンを押しているはずなのに、じつは、このボタンって何なんだろう?くらいの認識しかなかったのですよね。ところが、昨晩は、たまたまふとこの"ブログ村"調べてみると、ものすごい種類の"ブログ村"の種類があって、その中には"アニメ感想"というブログ村があることに気がつきました。

自分は、アニメを見るとき、その作品が面白い/面白くないということより、なんでそういう風に感じたんだろうということの方に関心が行ってしまう質なので、出来ればいろいろな方のアニメ感想ブログを見てみたいと思っていたのですが、どういうふうにすればアニメ感想ブログへたどり着けるのかという方法がわからなかったのですよね。

でも、この"アニメ感想"のブログ村ランキングに、色々な方のブログが登録されているのが分かったので(但しFC2とは限らないみたいだけれども)、しばらくはその方たちのブログへもお邪魔させてもらおうかなと思っています。

FC2もブログランキングがあるみたいなのだけれども、種類分けが大雑把過ぎるような感じがするのですよね。あと、自分はFC2でこのランキングに登録した覚えがないのだけれども、ユーザー管理画面のランキング項目で自分のブログのランキングを知ることができます。これって、ブログ開設時に自動的にランキングに登録されているということなのでしょうか。どうも、よくワカラン...

SHIROBAKO6話とアニメの製作について思うこと

SHIROBAKO6話、視聴終わりました。
いやぁ、クリエイター同士がわかり合えて、制作が進み始めて本当によかった。
特に、オタクトークで話が弾み、お互い分かり合えるようになるというのは、ベタだけれども、この作品は明らかにオタク向け(なにしろ、エクソダスにイデポンだしね!)の物語なので、やっぱり素直に感動しました。
イデポン展s

みゃーもりの”あれがイデポンの意思ですよ”っていうセリフも良かったし、なにしろ笑顔が最高だったぞ、みゃーもり!
イデポン宮森s2イデポン宮森s3

最後の方で、みゃーもりが、同僚から”宮森は、アメとムチを持っていて、それは誰もが持っている力じゃない”と言われているシーンがあったけれども、サラリーマン生活が長い自分から言わせて頂ければ、これは本当のことで、みゃーもりのような雰囲気や性格を持っている人は、若いけれども人を動かす力を持っていると思います。

一方のタローの"遠藤さんと下柳さんを戦わせて憎しみの心を根絶やしにさせる気だったんだな!イデポン宮森!!"は、やっぱり相変わらず言い方がイタイけれども、今までよりはちょっとだけマシだった。ただ、何にしろお前が言うと何かムカつくので、とりあえずタローお前はちょっと黙っておけ! 
イデポン宮森s1

監督のオチも最高でした!。こりゃBパートは総集編かな?
イデポンオチ1イデポンオチ3イデポンオチ4

最後に遠藤さんが書いた爆発シーンの作画をちゃんと見せるのもよかった。(しかも無音ってところがカッコイイ!)
ケレン味たっぷりの、正に渾身の作画がお見事!
爆発1爆発2爆発3爆発4爆発5爆発6爆発7

爆発gif
おまけ:3D爆発gif

PS1.
自分もイデオンは中学生の頃見て衝撃を受けたことを覚えています。でも子供心に、ロボットを遺跡と言い張るのにかなり違和感も感じていましたっけ。ちなみにキングゲイナーは5話か6話で挫折してしまいました。自分にとって富野作品はハードルが高い...。
しかし、今期の富野監督へのリスペクトはSHIROBAKOだけじゃありません。今期のダークホース神撃のバハムートもしかり。
今期のイデポン

PS2.
なにげにハンバーガーの作画が上手で、めちゃめちゃ美味そうでした。
ハンバーガー
イデポンの富野監督と、上のハンバーガーに引っ掛けて以下の小ネタ。
ガンダムバーガー
都内某所にあるガンダムカフェが、ハンバーガー専門店にリニューアルするとのことです。
ハンバーガーのお値段は以下の通り。
・プレーンバーガー(スレッガーバーガー)  700円
・チーズバーガー(ガンダムバーガー)  780円
・トマトバーガー(シャアザクバーガー)  800円
・アボカドバーガー(量産型ザクバーガー)  800円

ネタ的にはOKだけれどもちょっと高すぎない?
ちなみに、個人的に食べたいのは量産型ザグバーガーだったりします。




(SHIROBAKOに直接関係ないけれども、追加で、実際のアニメの製作現場で起きたことについて考えていたことを書いてみました。興味のない方は飛ばしちゃってください。)

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SHIROBAKO5話と"アナログvsデジタル"

SHIROBAKOの5話を見ましたが、本当に面白いですね!

タローはもはや仕事ができないを通り越して、仕事のフリをしたテロというか、もはや喋る凶器のような存在なので、さっさと隔離したほうが無難のように見えますが、まぁ、いくらなんでもこんな奴が実際にいるわけがないし、そもそもこのような制作の進行に重大な影響を与える伝達事項についてこのような口頭だけの連絡で済ませるというのはありえない気がするので、アニメらしいケレン味のある演出だと思っておけばいいのでしょうね。しかし、物語の後半で、このタローが宮森といい感じになるという噂は本当なのでしょうか。だとしたら許さんよ?タロー!!

まぁ、テロリスト・タローの件はさておいて、気になったのはやっぱり、この話の大元の原因となったアナログ(作画)vsデジタル(3D)の件です。これについては、作画に拘る遠藤が、作画の大御所の北野に相談して逆に大御所から諭されるシーンが印象的でした。
アニメーター1
この作画の大御所は、間違いなくマクロスで"板野サーカス"と呼ばれたロケット発射シーンを描いた板野氏でしょうね。SHIROBAKOにも、そのシーンが出てきます。(実は、自分はあまりマクロスを見たことがないので、"板野サーカス"については伝説として知っているだけなのですけどもね)
板野サーカス
この大御所は、遠藤たちからの"3Dなんて時間ばっかかかって、味も情緒もないですよねー。3Dには絵を描く楽しみもない”との言葉に、自分は今3Dの手伝いをしていることを伝え、”彼らは絵は書けないけれど、アニメが好きだから、こちらが教えることを覚えるのが早い”と答えます。(その言葉に対して、なお食い下がる遠藤に、"人のせいにしているようなヤツは辞めちまえ!"との大御所からのキツイお言葉。5話のサブタイトルはタローに言った言葉じゃなかったのか...)
アニメーター3

"アナログvsデジタル"と言ってしまうと、何だか"伝統文化vs技術革新"みたいな構図になってしまって、"技術革新"によって生まれたものは、上記の作画担当者が言うように、味気ないとか感性に訴えるものがないなどというありがちな話になってしまいがちですが、絵画や音楽の場合に限って言えば、既存作業の効率を早めるという効果よりも、今まで特殊な技能を持った人達にしか出来なかったことを、普通の人にも出来るようにしたという部分の方が、自分にとっては、より大きいような気がします。

このSHIROBAKOの5話では、上記のように、デジタル技術によって絵を書けない人にも作画の門戸が開かれる可能性について語られる部分がありましたが、音楽の分野では、デジタル技術の恩恵はもっと早くから一般化されていて、例えばDTMの初音ミクなどはその良い例ですよね。ミクで曲を作っている全ての人が、楽器が弾けないなどということはもちろん無いだろうけれども、それでも初音ミクは間違いなく、楽器を弾けない人にも音楽における創作の道を開いたと思います。

実は、自分も今からもう20年以上昔(!)のDTM黎明期にシンセサイザーをいじって遊んでいたことがあります。
遊んでいたといっても、それは学生時代のことではなく、自分が初めてシンセサイザーを買ったのは就職をしてからのことで、購入した機種は、その当時のベストセラー"KORG M1"というキーボードでした。
KORG M1
このキーボードはPCM音源という実際に録音した生楽器の音をROMに収録し、各音程に割り当てる仕組みを採っていて、シンセサイザーというよりもサンプリングマシンに近いものであり、非常にリアルな音を出す素晴らしいキーボードでした。自分は、高校時代にはEmerson, Lake & Palmer(ELP)のキーボーディストのキース・エマーソンが好きで、進学したら当時大ベストセラーだった"YAMAHA DX7"というキーボードを買って練習したいなどと思っていたものですが、進学後はPC購入のためのバイトとPCゲームに明け暮れて終わってしまうという体たらくで、学生時代は全く楽器に触っていませんでした。そんな楽器の素人が仕事の合間に自己流で練習しても上手くなるはずもなく、このままだと、"けいおん!"に影響されて購入後に放置されたギターのような運命を自分のM1も辿りそうなところを救ったのが、シーケンスソフトを使っての自動演奏でした。学生時代に必死にバイトして購入したPC98VX21にMPU-PC98というボードを差込み、そのボードとM1をMIDIケーブルで繋ぎ、ダイナウエアというところから発売された"Ballade"といソフトウェアで曲を打ち込込んでM1を自動演奏させていました。
Ballade画面
また後で、音源ユニットのローランドCM-64を追加し、ピアノ曲を管弦楽へアレンジしたりして遊んでいました。下は、CM-64の写真。これに追加の音源カードなどを差し込んで音を増やしていました。(この音源カードでオーケストラ音収録のカードは重宝した思い出があります)
CM-64.jpg
"Ballade"というソフトウェアは、音符を貼り付けて曲を打ち込んでいくタイプで、入力は容易でしたが、連符の入力に制限があり上手く打ち込めないことがあったので、そういう場合はカモンミュージックから出た"レコンポーザ"というソフトウェアを使って曲を打ち込んでいました。この当時、ゲームから足を洗ってMIDIばっかりやっていたので、この当時に、初音ミクのソフトがあれば確実にハマっていましたね。

結局、仕事が忙しくなるにつれ、これらに触ることも少なくなり、引越しを境に全く触れなくなってしまいました(おそらく、これらは今も実家の片隅に眠っているはずです)。でも、出来れば、自分の引退後には、もう一度、これらのシーケンスミュージックで遊んでみたいと思っています。その時には、音声合成ソフトウェアも相当進化しているでしょうね。ちょっと楽しみです。(初音ミクという名前も残ってたりして)

上記で、打ち込みミュージックのことばかり書いてしまいましたが、もちろんスーパーテクニックのミュージシャンは今でも大好きというよりも自分の憧れであり永遠のヒーローです。下は、自分の高校時代大好きだったEmerson, Lake & Palmerのキーボーディストのキース・エマーソン。自分がELPの音楽を聴き始めた時には、既にバンドは解散していましたが、それでも超絶早弾きテクとムーグシンセサイザーを自在に操った伝説のキーボーディストとしての名前は健在でした。
キースエマーソン1




上のビデオは、ムソルグスキーの組曲"展覧会の絵"のロックアレンジ版で最終章の"キエフの大門"。下のビデオはELPの3rdアルバムより"ホウダウン"のライブ。
現代の目から見ると、決してスマートという感じではないのだけれども、自分にとってはやっぱりカッコイイですね。(昔のロックは、今と比べて、もっと汗臭くて、はっきり言えば貧乏臭い感じがしたものです。でも、そこが自由な感じがしてカッコよかったのですけれどもね。ダサいけれどもカッコイイ。ダサカッコイイ?)

1970年代は、スーパーテクで有名なミュージシャンがめじろ押して、キーボードでは、前述のキース・エマーソンの他にイエスのリック・ウェイクマンなどが有名でした。ギターでは俗に3大ギタリストなどと言われるエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジなどが活躍していました(個人的には、ツェッペリンのジミー・ペイジのギターが一番好きでした。ギターのテクニック云々というよりも、ジミー・ペイジが弾くギターらしいゴリゴリした感じのフレーズがすごくカッコイイと感じていたので)。

ところが、80年代に入ると、ちょっと様相が変わってきて、ミュージシャン然としたタイプ(70年代は基本ロン毛にTシャツとGパン)だけでなく、色々なタイプのミュージシャン(ダンスミュージックの走りの頃で、基本みんなおしゃれでした)が登場するようになってきました。それは、上述のような、電子技術の発達による音楽の間口の広がりで、殆ど音楽の素人のような人達がメジャーデビューし始めたからと言われていています。例えば、日本のCMにも採用された、ストロベリー・スウィッチブレイドの"ふたりのイエスタデイ"なんかは、チープな打ち込み音に、独特なフワフワ感のあるボーカルで歌っていて、それが素朴なようでいて新しいような、今まで聴いたことが無いような新鮮な感じがしたものです。70年代までの音楽では、テクニシャンによる早弾き街道まっしぐら的なソロパートがあったりして、そのミュージシャンのカリスマ性に熱狂したりしたものですが、80年代はミュージシャン個人のカリスマ性よりも、キャッチーなメロディラインとか曲そのものの方が重視されて、ミュージシャンはぐっと身近に近づいた感じがしたのも、この頃の特徴だった気がします。
しかし、この頃、雨後の竹の子のごとくデビューしたグループは、残念なことに一発屋が多かったですね。やっぱりプロとして継続的に音楽をやっていくには、音楽の専門知識が必要だったのかもしれませんね、

時は流れて、最近では、デジタル楽器を駆使するのが、更に当たり前になってきたんだなと思ったのが、以下のアニメ"有頂天家族"のエンディングテーマ曲"ケセラセラ"のミュージックビデオ。


シーケンサーが発達すると、まず最初に必要なくなるのではないかと言われたのがドラムで、確かにロック以外の一般の歌手のレコーディングには、現在では殆どドラムサンプラーによる打ち込みが使われていると思います。但し、それはあくまで視聴者のいない裏舞台の話で、視聴者が見ている表舞台においては、普通ドラマーが実際にドラムを叩きますし、サンプリングマシンのオペレーターがドラムサンプラーを操作する場面を表に出すことは自分は今まであまり見たことがありません。ところが、この音楽グループfhanaでは、メンバーにサンプラーのオペレーターがクレジットされていて、ビデオの中でも、ごく普通にドラムサンプラーの操作を映しているので、それが何だか今風ですごく新鮮に見えました。今後は、サンプラーもれっきとした楽器として扱われるようになていくのかもしれませんね。
ちなみに、このfhanaという音楽グループは、全員が「CLANNAD」のファンであることがきっかけで結成されたユニットであり、グループ名称は、「CLANNAD」のタイトルがゲール語が由来という説にちなんで、ゲール語の「坂(スロープ)」から取ったものとのこと。うん、正にご同類で、ますます気に入りました。今後の、益々の活躍を期待しています。

最後に、初音ミクを知るきっかけとなった"ワールド・イズ・マイン"のミュージックビデオ。もう、何年も前に公開されて有名になり過ぎたビデオですが、初めて見た時のインパクトは強烈で、その日は十回以上このビデオを見てしまうことになりました。"遂に、日本のテクノロジーはここまで来てしまったか..."などという変な感想を持ちながらこのビデオをビデオを見ていたことを覚えています。

初音ミクは、ただ聞くよりも、自分でやってみたいという気持ちが強いですね。(まだ、全然いじったことがないのですけれども)
面白いのは、このボーカロイドは、色々な国別バージョンが作られたはずですが、日本程多くのユーザーに支持されたくさんの作品が投稿されるに至った国はないということです。同人誌やボーカロイドでの作曲など、基本的に金儲けにならないことにとんでもない情熱を傾けることが出来るオタクがたくさんいる日本という国はやっぱり変わった国なのかもしれませんね。

SHIROBAKO 5話での作画vs3Dの話がとんでもなく脱線してしましました。MIDIの話はいずれどこかで書きたいと思っていたのですが、SHIROBAKOを見ている時に、何となく音楽の話と頭の中でリンクしてしまったので、だらだらと思いつくままにここまで書いてしまいました。ここまで、とりとめない長話に付き合って頂いた方には感謝致します。

PS.
また、もう一度SHIROBAKOに話は戻ってしまうのですが、みゃーもりは表情豊かで本当にイイですね。
みゃーもり1みゃーもり2
特に、みゃーもりの軽蔑顔が、たまりません♡

2014年夏アニメ アニソン

もう秋アニメの視聴を開始し始めてしまいましたが、遅ればせながら自分の気に入った夏アニメのアニソンを紹介していきたいと思います。夏アニメのアニソンでは、前期に比べてちょっとお気に入りが少なかったかもしれません。

1.2014年夏アニメお気に入りOP曲
1)heavenly blue(アルドノア・ゼロ OP)
アルドノアゼロOP
作詞・作曲・編曲 - 梶浦由記 / 歌 - Kalafina
夏アニメの中ではOP/EDを通して一番気に入った曲です。重いリズムに併せ篭ったようなeffectのかかった声で力強く歌う前半から一転、曲の中盤からはeffectを外し美しいコーラスで歌い上げる緩急の付け方がうまいと感じました。梶浦さんの幻想的で美しい曲とKalafinaさんの歌のコンビネーションは、相変わらず素晴らしいですね。
アルドノアOP1アルドノアOP2
OPムービーの出来も素晴らしかったですが、気になるのがこのOPの最後のシーン。上記カットを連想させるようなシーンは、結局本編中には現れませんでした(アセイラム姫は地球側の伊奈帆達と行動を共にしていたので、火星側に銃口を向けたとも見れるのですが、基本的にアセイラム姫の立ち位置は中立だったと思うので)。もしかして、行方不明とされた姫は実は生きていて、2期で、上記シーンを連想させるような展開が起きるのでしょうか。

2)花ハ踊レヤいろはにほ(ハナヤマタ OP)
ハナヤマタOP
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 田中秀和(MONACA) / 振付 - 中村信幸(天空しなと屋)
歌 - チーム“ハナヤマタ”[関谷なる(上田麗奈)、笹目ヤヤ(奥野香耶)、ハナ・N・フォンテーンスタンド(田中美海)、西御門多美(大坪由佳)、常盤真智(沼倉愛美)]
”♪パーッとパーッと 晴れやかに 咲かせましょう 花のように♪”
冒頭の歌詞が、ものすごく印象深くて、OPムービーの出来も最高でした。
ハナヤマタOP1ハナヤマタOP7ハナヤマタOP5ハナヤマタOP4

3)君じゃなきゃダメみたい(月刊少女野崎くん OP)
月間少女野崎くんOP
作詞・作曲・編曲 - 大石昌良 / 歌 - オーイシマサヨシ
月刊少女野崎くんは、曲も良いのだけれども、OPムービーも良かったですね。特に千代ちゃんが筆をおおきく振りかぶってたぬきをぶん投げるシーン。
野崎くんOP1野崎くんOP2野崎くんOP3野崎くんOP5
野崎くんの前担当者の前野に対する、千代ちゃんのイライラ感情がうまく表現されていますよね。前野が要望するたぬきを作品に素直に登場させる都先生はドM過ぎ。

4)Trigger(残響のテロル OP)
残響のテロルOP
作詞 - 尾崎雄貴 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - Yuuki Ozaki (from Galileo Galilei)
相変わらず、菅野よう子さんが作る曲は多彩で素晴らしいですね。

5)夏の日と君の声(グラスリップ OP)
グラスリップOP
作詞・歌 - ChouCho / 作曲・編曲 - 渡辺拓也
すごく素朴で初々しい感じがする曲で、作品の内容に良く合っていると思います。
今年のぼんぼり祭りの中のジョイントフェスティバル in 北陸に行った際、ChouChoさんが歌う生演奏を聴くことが出来てとても感動しました。

6)Next Chance to Move On(Persona4 the Golden ANIMATION OP)
Pelsona4 golden ANIMATION
作詞 - Benjamin Franklin / 作曲・編曲 - 目黒将司 / 歌 - 平田志穂子
相変わらずおしゃれな感じがするペルソナ4ゴールデンアニメーションのOP。ただし、このOPは、Blu ray/DVD1巻の特典でしか入手できません。OP/ED曲をBlu ray/DVDの促販として扱うのは本当に止めてほしいですね。

7)grilletto(魔法科高校の劣等生2期 OP)
劣等生2期OP
作詞 - メイリア、toku / 作曲 - toku / 編曲・歌 - GARNiDELiA

8)ENAMEL(黒執事3期 OP)
黒執事OP
作詞 - マオ / 作曲 - 御恵明希 / 編曲・歌 - シド

2.2014年夏アニメお気に入りED曲
1)ウラオモテ・フォーチュン(月刊野崎くん ED)
月間少女野崎くんED
作詞・作曲・編曲 - ヒゲドライバー / 歌 - 佐倉千代(小澤亜李)
やっぱり、EDも作品の内容によくあったおしゃれな感じのする曲でした。背景の絵もいい感じ。
野崎くんED1野崎くんED3

2)花雪(ハナヤマタ ED)
ハナヤマタED
作詞・作曲・編曲 - ゆうゆ / 歌 - smileY inc.
EDにふさわしいちょっと抑え気味の曲。背景の絵は、止め絵だけれどもうまく使っていると思います。
ハナヤマタED1ハナヤマタED2

3)透明な世界(グラスリップ ED)
グラスリップED曲
作詞 - きみコ / 作曲 - 佐々木淳 / 編曲・歌 - nano.RIPE
最初は作品のエンディングに合っていないような気がしていましたが、SDキャラがこちょこちょ動くのを見るのが段々楽しくなってきて最後には欠かさず聴く曲になってしまいました。特にSDキャラの透子が走りながらクルクル回って花火になって打ち上がるーシーンが好きでした。
グラスリップED1グラスリップED2グラスリップED3グラスリップED4
              グラスリップED5
グラスリップED6グラスリップED7
https://33.media.tumblr.com/8bc71623589528006ab98c1045242c8f/tumblr_n85b75y0dN1slv5gyo1_500.gif

4)こんな世界、知りたくなかった。(アカメが斬る! ED)
アカメが斬るED
作詞・作曲・歌 - 沢井美空 / 編曲 - TATOO

5)誰か、海を。(残響のテロル ED)
残響のテロルED
作詞 - 青葉市子 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - Aimer

6)Dazzling Smile(Persona4 the Golden ANIMATION ED)
Pelsona4 golden ANIMATION
作詞 - 小林鉄兵 / 作曲・編曲 - 目黒将司 歌(第2話 - 第9話) - 平田志穂子
この曲もBlu-ray/DVD1巻の特典でしか入手できません。この手の促販がBlu-ray/DVDの売上に貢献するとはあまり思えないのですが...

7)ふたりのクロノスタシス(まじもじるるも ED)
まじもじるるもED
作詞・編曲 - 宮川弾 / 作曲 - 山口優 / 歌 - 遠藤ゆりか
このエンディングは背景の絵が良かったですね。
るるもED1るるもED2るるもED3るるもED4

【追記】
以下を忘れていました。

未来少女たち(普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。ED)
ろこどるOP1 ろこどるOP2
作詞 - Mio Aoyama / 作曲 - 松浦勇気 / 編曲 - 宮崎誠
歌 - 宇佐美奈々子(伊藤美来)、小日向縁(三澤紗千香)、三ヶ月ゆい(吉岡麻耶)、名都借みらい(水瀬いのり)
作品の内容にあった、前向きな感じの歌でいいですね。
この曲はOP/EDが入ったマキシシングルと、挿入歌及び未来少女たちの別バージョンが入ったミニアルバム版の2種類で聞くことができます。個人的には、”魚心くんソング”と”あぁ流川”が入ったミニアルバム版をお勧めします。

英語の勉強(2014/11/4-11/6)

前期のアニメ感想と今期のアニメ初見感想を書けたので、やっと心の中に支えていたものが取れて、これからは英語の勉強に力を入れていけそうです。しかし、好事魔多し。火曜日は何事もありませんでしたが、水曜の夜に、久しぶりに現場から電話がかかってきて半分徹夜となり、今日はメチャクチャ眠くてで半分死んでいました。

それでも、何とか英語の勉強を行って、以下がそのResultです。(実は、その半分以上が、火曜日の結果です。)
 11/4(火)11/5(水)11/6(木)11/7(金)11/8(土)
Listening1.5hours3hours4.5hours6hours7.5hours
SuspectX45678
 11/9(日)    
Listening9hours    
SuspectX9    

とりあえず遅れは、日曜日に取り戻そう。(土曜日は休日出勤が決まってしまいました...)

PS1.
今期のアニメの現在の視聴状況は以下の通り。

・Fate/Stay night 4話まで視聴済
・SHIROBAKO 4話まで視聴済
・甘城ブリリアントパーク 3話まで視聴済

いや~、今期は何を見ても面白いからうれしいですね。特に甘ブリの主人公の可児江やSHIROBAKOの主人公の宮森も、若いに関わらず、高スキル振りを発揮し見ていてテンションが上がります。(見た目は地味だけど、実は特殊なスキル持っているんです的なものじゃないところも、好感度高し。)今後の展開が楽しみです。
明日から週末にかけては、WIXOSS,チャイカ及びバハムートの集中視聴予定です。

PS2.
さっき、ネットで見つけて驚いた本の表紙が左下の”アンソロジー太宰治人間失格”。これは、基本的には太宰治の小説の萌えパロディ作品らしいのだけれども、さすがに著者の太宰治も自分の小説が、後世にこんな風にパロディ化されてしまうとは夢々思わなかったでしょうね。ちなみに、この表紙絵は、人間失格の入水自殺のシーンで、女体化した主人公・葉藏が、黒ウサギのぬいぐるみと共に自殺しようとしているところを描いているらしい。うーむ。
一方、本家の小説”人間失格”の表紙も負けてはいません。右下が、その表紙で、この”DEATH NOTE”風の表紙にした途端に、この古典の売上が跳ね上がったとのことです。まぁ、こういう試みは大歓迎ですので、どんどんやってください♡。
人間失格萌え人間失格2

ただ、萌え絵が必ずが良いかというと、そんなことは無く、例えば左下は、あの筒井康隆の名作”時をかける少女”の萌え絵表紙で、絵はあの”ハルヒ”で有名ないとうのいぢさんが描いていますが、個人的には右下の表紙の方が正統派青春モノという感じがして好きです。
時をかける少女萌え時をかける少女



ちなみに、時をかける少女文庫版のオリジナル表紙が以下です。
               時をかける少女オリジナル
                  萌え絵のほうが100倍良いわwww!


ただ、思い返してみると、今より昔のほうどぎつくグロい表現のものが普通にあったような気がします。これも時代の変遷なのでしょうか。


2014年秋アニメ

2014年秋アニメが始まって既に1ヶ月が経ってしまいました。今まで溜まりに溜まっていた夏アニメをやっと見終わりましたので、遅ればせながら(本当に遅い)秋アニメの視聴を開始しました。

一応、視聴予定すべての作品の少なくとも1話は見たので、簡単に初見感想を、気に入った作品順に書いてみたいと思います。

1.甘城ブリリアントパーク
甘城ブリリアントパーク4
1話視聴。
個人的に京アニ作品は、"境界の彼方"から約1年ぶりの視聴となります。最近の京アニ作品の中で特に見たいものが無かったから、京アニ作品はしばらくご無沙汰していたのですが、その間他のアニメ工房による作品を見てて、作画における京アニのアドバンテージはもう無くなったようなものかななどと思ったりしていました。でも久しぶりに京アニ作品を観て、やっぱり京アニの作画はすごいと思いました。あの肉体派美少女萌え絵がグリグリ動く動く。アニメーションの絵が動くってことは見ていて気持ちがいいものだなと改めて感じました。しかし、自分にとっての一番のポイントは、この作品が賀東招二氏原作で、武本康弘氏が監督を行っているということです。自分がアニオタになり始めた頃、この両氏のタッグによる"フルメタル・パニック! The Second Raid"を観て、そのクォリティーの高さに圧倒されました。今回、再び両氏が手を組んでの作品ですから、やっぱり期待せずにはいられませんね。

2.Fate/stay night[Unlimited Blade Works]
Fate stay night
0話、1話視聴
自分はスタジオディーン版のFate/stay nightを知りませんが、Fate/Zeroを観て以来、Ufotableによる他のFateシリーズを見てみたいと思っていましたので、Ufotableがディーン版とは異なるFate/stay nightを制作すると発表して以来、この作品を見るのを楽しみにしていました。
0話はともかく1話までもが1時間SPであることには驚きましたが、物語の最初は、その背景説明だけでバトルなどの山場無しで終わってしまう可能性もあるので、こういうやり方はうまいと思いました。そして、そのバトルですがやはり流石ですね。サーバント同士の戦いは基本夜間となるのですが、暗闇の中で月明かりに煌く剣や、その剣同が交わることによって発する火花、そして宝具自身が発する妖しい光など、うまく光の効果を使っているなと感じました。まだ、最初の2話までしか見ていませんがこれからの展開が楽しみです。 (ちょっと気になるのが1点。Fate/Zeroでは、ランサーはもうちょっと騎士然としていたような気がしますが、今回のランサーは普通のあんちゃんみたいな感じで、なんだか雰囲気がずいぶん違いますよね。これは、契約するマスターによってサーバントの性格も変わるということなのでしょうか)
Zeroの時のランサーがStay/nightのランサーと同じサーヴァントであると勘違いしていました。 T×2様、ご指摘ありがとうございました。

3.SHIROBAKO
SHIROBAKO.jpg
1話視聴
現場の裏側全部見せます的な、お仕事アニメ。その仕事の舞台をアニメ制作会社へ据えたのは、もちろん視聴者の興味を引きやすいからだろうけれども、それだけではなく、(自分の勝手な思い込みかもしれませんが)アニメ制作会社は人間関係が密でドラマの舞台にはふさわしいように見えました。作品冒頭で、主人公の学生時代の熱意あふれる自主アニメ制作場面の描写から入って、実際のアニメ制作現場との落差を見せるのは、ベタだけれどもつかみとしてはOKと感じました。
監督は、あの”絶対外さない”水島努監督。そこに自分が今イチオシのP.A worksとタッグを組んだのですから、これは期待せずにいられませんね。(ただ、あの車のバトルはアニメにしてもちょっとやりすぎかな。サラリーマンにとって車の免停になることは、最も避けたいものの一つですからね。何しろ免停になったらそれこそ仕事になりませんから。)

4.寄生獣 セイの格率
寄生獣2
1話視聴
自分は、コミック原作をあまり持っていないので、この作品は自分にとって、初めて、原作を知っている作品のアニメ化になります。
主人公のキャラデザが原作とかなり異なり、初めて見たときには、これはちょっとなぁと思ったものですが、実際に見てみるとそれほど違和感はありませんでした。また、ミギーのCVの平野綾さんも、ちょっと"こなた"っぽかったけれども個人的に全く問題なしでちょっと安心しました。これは1クール作品なのでしょうが、1話を見た限りテンポも良く、後は後半駆け足にならないようにちゃんとペース配分を間違えないように進めて欲しいですね。今後に期待します。

5.PSYCHO-PASS サイコパス 2
サイコパス2
1話視聴
前作では、主人公の常守 朱は公安局刑事課へ配属されたばかりの新人で、先輩達を追いかける立場でしたが、本作では、部下たちを従える立場へ変わっています。こういう世代交代がしっかり描かれている作品は基本的に好きですね。部下である霜月監視官が、基本的に排除の論理で動いているのを朱がどのように抑えていくのかというのもドラマのポイントの一つである気がします。(個人的には執行官に落ちた宜野座が朱をしっかりサポートするところを見てみたいですね。ただ、前執行官である狡噛程のインパクトには欠けてしまうのですが。)
1話を見た限りは、新しい敵も見えてきて上々の滑り出しのように感じました。この新しい敵が前期の槙島並の強敵であることを期待します。また、前期で見送られた、シビュラシステムとの最終対決が今期で見られるのでしょうか?それとも、それは劇場版でとなってしまうのかな。基本的にTV版はTV版で完結して欲しいので、結論は劇場版では止めてほしいのですけれどもね。

6.selector spread WIXOSS
Selector spread WIXOSS
2話まで視聴
2話にてあのアキラッキーの登場です。あの内に籠った毒が吹き出る様が堪りません。そして、ウリスの台詞の通り、やっぱりアキラブリーじゃなくて毒を吐きながら尖りまくるアキラッキーの方が魅力的なんですよね。岡田磨理さんは、本当にこういう女性を描かせるとうまいと思います。今後、このアキラッキーはどのようになってしまうのでしょうか。そして、このWIXOSSのシステムは何を目的として存在しているのかを今期で明かして欲しいですね。

7.四月は君の嘘
四月は君の嘘2
1話視聴
これは、本当にノイタミナっぽい感じの作品ですね。芸術系というところで、”ハチミツとクローバー”や”のだめカンタービレ”を連想させるからなのかな?でも、これらの作品が大学生を主人公としていたのに対し、本作は中学生だから大分若返って、ちょっと眩しいくらいですね。まぁ、こういう真面目な青春ものは大好物なので感動的なフィナーレを迎えることを期待しています。

8.棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
柩のチャイカ3
1話視聴
相変わらず、チャイカは安定して地味に面白いですね。綺麗に終わることを期待しています。

9.神撃のバハムート GENESIS
進撃のバハムート
2話視聴
Netで面白いという評判で見たのですが、これは自分にとっての今期のダークホースかも。
萌えなど全然感じられない劇画調のキャラ造形に加えて、骨太で王道な感じのするファンタジーもの。実はファンタジーものはちょっと苦手なところがあるのですが、この物語に登場する人々が、酒場で働く女性達などみんな妙に生生しいのですよね。そこにファバロとカイザルという敵同士なのかコンビと言って良いのかわからない変な関係の二人が絡んで、荒々しくもテンポよく話が進んでいくので、ファンタジーにありがちののんびり感などありません。ただ、この物語の登場人物たちは、みんな自分の欲望に忠実というか、内に籠った感情などというものを殆ど見せないので、なんだか見ていて痛快な感じがします。このまま最後の大団円まで突っ走って欲しいですね。

10.天体のメソッド
天体のメソッド3
原案・脚本が”Kanon”と同じ人とくれば、当然Keyの”泣きゲー”と似た雰囲気の作品になることは見る前からわかっていました。今回は、しばらくぶりに、その”泣きゲー”の世界に浸ってみようと思っています。

番外編:繰繰れ!コックリさん
繰繰れ! コックリさん
1話視聴
自分のことを「人形」というボッチ少女こひなの印象が強烈で、そこにベタなノリツッコミをするこっくりさんという組み合わせが変わっていて、なんだか最後まで見てしまいました。爆笑するような内容ではないのですけれども、何となく気になるので、ちょっと様子見です。

さて、今期視聴予定の作品は10作品+1で全部で11作品となりました。
おそらく内容から見ても、前期より豊作と言えるのではないでしょうか。できれば、全ての作品を最後までみたいですね。

2014年夏アニメ 感想

2014年秋アニメは既に始まって1ヶ月が経ちますが、やっと夏アニメの感想のUPです(遅っ)。
前期の夏アニメは、仕事の関係であまり十分な視聴時間を確保できず、かなり脱落もしくは視聴を延期する作品が出てしまいました。また、この感想も以前UPしたことのある記事をそのまま転載もしくは加筆補正でお茶を濁したものも結構あって、ちょっと手抜きをしています(汗;ちょっと時間がなかったものですから...)。

それでは、以下に気に入ったものから順番にちょこっと感想を述べていきたいと思います。前期は残念ながら面白いと思えるアニメの本数は、他の期に比べて少なかったかもしれません。

1.アルドノア・ゼロ
アルドノアゼロ3jpg
本作は分割2クールものの為、途中までの感想しか書けないのだけれども、それでも今期の中では圧倒的に面白いと感じました。

最初に見たときは、以前に起きた火星との戦争のために軍事教練が実施されている世界で、主人公である少年少女達が否応なく戦争に投入される描写にはリアルさを感じていたのですが、その後の戦いの中で、敵となる火星カタフラクトは、バリヤーからビームサーベル、そしてロケットパンチ(!)から最後に最強合体ロボというベタな強さのインフレを見せてくれて、これではリアルさどころか、逆に古典的なスーパーロボもののようで、ちょっとアレッという感じでした。しかし、そこはやはり新しいアニメらしく、この強さのインフレに対して古典的必殺技返しをするのではなく、貧弱な装備から知恵を使ってその戦力差をひっくり返す戦い振りはなかなか痛快で、見ていて非常に楽しかったです。しかし、この作品においてロボによる戦闘はあくまでストーリーの中の一つの要素に過ぎず、やはりこの作品を面白く感じさせているものは刺激的で派手なストーリー展開であり、各話の引きのインパクトなのだと思います(特に最終話の引きは、超ド級のインパクトでした)。ここで面白いと思うのは、通常のロボものならば、戦いを通しての主人公の成長物語になるはずなのに、何しろ地球側主人公の伊奈帆君はクールで寡黙な天才肌タイプで殆ど感情を表に出さないために全くそのようになっていません。逆にもうひとりの火星側主人公であるスレインは、地球人であるにも関わらず火星に身を寄せているという境遇のため悩み苦しむので、感情移入しやすい対象になっています。というよりも、今までは地球での戦闘が主な状況だったため伊奈帆君が主人公にも見えましたが、この物語の中で地球側と火星側という狭間の立ち位置で悩み苦しむ心を持っているスレインこそが最初から最後までこの物語の主人公であるように思えます(個人的に地球に対する憎しみの感情を持つザーツバルム卿も、PTSDに悩む鞠戸大尉も自分が所属する立ち位置についての悩みを持ってはいなかった)。特に印象深かったのは、揚陸城の地球侵攻に対して、それへ乗り込みアルドノアシステムを停止させようとする伊奈帆とアセイラム姫を、スレインが助けようとするシーン。この状況で、結局地球側と火星側の両方を知っているスレインは、その優しい性格故にどちらに対しても銃を撃つことが出来ませんでした。そして衝撃的な最後のシーン。倒れているアセイラム姫に重傷を負いながらも這って近づこうとする伊奈帆は、背後のスレインに振り向きざまに軽蔑を込めて"蝙蝠"と言い放ちます。この言葉は、アセイラム姫に忠誠を尽くすというスレインが自身が絶対に信じて疑わない彼の根幹の信念を粉みじんに打ち砕いたに違いありません。そしていくら蔑まれようと、スレインの姫に対する忠誠心が本物であることを認めてくれたのは皮肉にも火星人のクルーテオ伯爵でありザーツバルム伯爵だけだったことに気がついたはずです。一時期、姫を守るという大義の元に、共同戦線を張ったことのある伊奈帆からすら拒絶された彼は、彼自身の尊厳を守るためにも、今後は火星側に立つしか選択肢は無いでしょう。しかし、この選択は、姫に忠誠を尽くすという彼本来の気持ちから、彼自体の尊厳を守るという歪んだ形に変わった故の選択であり、今後彼は、自分の犯してしまった過ちを正当化する為に感情を排し徹底的に冷徹になろうと試みるでしょうが、その欺瞞に最後まで悩むことになるのではないでしょうか。
アルドノアゼロ2

上記感想の最後の部分は、自分の単なる思い込みなのですが、たとえ2期目が自分のこの思い込みと異なる展開を見せようと、2期目を早く見たいという気持ちが変わることはありません。本当に2期目が楽しみです。

アルドノアゼロ予告2
上は2期の新しいキービジュアル。やはり、スレインは火星側に残り、しかも爵位をも手に入れるようです。スレインの新しい部下はどう見てもスレインを裏切りそうな予感...

2.月間少女野崎くん
月刊少女野崎くん1
最初見たときは、スタイリッシュでセンスがいいのだけれども、あまりに少女漫画っぽく過ぎてちょっとキツイかなと思っていました。でも、慣れてくるとそれも気にならなくなり、大笑いするということはなかったけれども、テンポもよくて普通に面白かったですね(特に、美少女千代ちゃんがツッコミ役に回っているところが個人的にツボでした)。最終話では、千代ちゃんの可愛さMaxでニヤニヤ出来たし、話も綺麗にまとまって非常によかったです。(下は最終話の花火のシーン。タイトルの"この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。"もよかった。)
月刊少女野崎くん7

3.目玉焼きの黄身いつつぶす?
目玉焼きの黄身いつつぶす2
食べ物のグルメに関する作品は数多くありますが、これはその食べ方に拘るという異色作です。
食事の食べ方というと、個々の些細な違いを取り上げてあるあるネタにしてしまいそうですが、この作品では、何故その人がそのような食べ方をするのかという理由まで掘り下げ、結局それはその人が生まれ育った環境の流儀だったり、自分で不便と感じてきたものを少しづつ改良してきた結果だったりと、その人個人が持っている歴史が、実はその食べ方に現れているということを、変に大上段に構えて語るのではなくコメディ風(というよりユーモラスな劇画風?)の物語に仕立てているところがよかったです。最終話では、些細なことにすぐ驚愕する主人公の二郎ちゃんが、恋人のみふゆのショートケーキのイチゴを最後まで残す理由が自分と違うということを知ってしまい、いつもはそこで変なブチ切れ方をしてしまうのだけれども、食べ方は人それぞれなのだということをちゃんと受け止めるという、ちょっとした成長を見せたところで話は綺麗に終わります。人の食べ方はみんなそれぞれという結論は当然のことなのだけれども、個人にとって食事をどのように楽しく食べるかというのは非常に大事なことであり、その拘りの理由を知るということは、その人をより深く知るということにつながるような気がします。まして、それが自分の恋人ならば尚更で、最後に二郎ちゃんがみふゆの食べ方の自分との違いを受け入れましたが、それは確かにバカバカしいことなのだけれども、決してくだらない事ではないということを、この作品では笑いのオブラートに包みつつ解らせてくれたと思います。全4話と短いけれども非常に面白い作品でした。
最後に、ヒロインのみふゆはやっぱり魅力的でした(若手女性漫才コンビ”魑魅魍魎”の魍魎役という設定には笑ってしまいましたが)。自分の中で、今期のベストヒロインであることは間違いありませんね。

4.グラスリップ
グラスリップ2
さて、この作品はネット上ではかなり不評のようでしたが、確かに、全体の印象としては、物語の起伏も乏しかったし、描きたい事柄がはっきりと伝わってこない感じがしたのは間違いありません。それはこの物語が、登場人物たちの恋愛模様を主軸に展開しながらも、メインテーマはもっと幅広く思春期の未来に対する不安やあこがれなどの心の揺れを描こうとしようとしていたからかもしれません。

物語の初期では、微妙に安定していた男女混合グループに、一人の転校生が関わることで、それぞれの思いが大きく動き出す緊張感が良く表されていて、そこはさすがP.A worksだなと感じさせました。ちょっと軽めに見えるカチューシャ君(祐)の、自分とは明らかに異質に見える薄幸メガネ文学美少女(幸)に対するあこがれにも似たような恋愛感情、またその文学美少女の内にこもった性格が、主人公透子の明るい天然な性格に惹かれる気持ちや、カチューシャ君から発せられる恋愛の気持ちを戸惑いながらも何とか受け止めようとしている様を丁寧に描いていました。
また、それ以上に感心したのが、やなぎと雪哉の関係の描写で、親の再婚によって同居せざるを得なくなってしまった状況や、最初透子に向いていた幸哉の気持ちを、やなぎが愚痴や意地悪なことをするのではなく、自分の節を曲げずに相手のやりたいことを真摯にバックアップすることで相手の気持ちを徐々に振り向かせていく過程を、セリフによる説明無しに丁寧に描いていました。このやなぎというキャラクターの立ち位置は、ともすれば主人公のライバルになる嫌われキャラになりがちですが、自分にとっては優しさと心の気高さのバランスが絶妙の、一番のお気に入りキャラクターでしたね。

さて、これらサブキャラたちの描写は素晴らしいものがありましたが、どういう訳かメインキャラである透子と駆の関係の描写が一番わかりにくかったのが、この作品の問題点だと思います。何しろ天然娘キャラと不思議君キャラ(男の不思議っ子というのはちょっとなぁ...)ですから、二人の間に明確な恋愛感情はおそらく無く、その代わりにお互いが持っている"未来のかけら"が見えるという秘密を共有することで、そこから生まれる連帯感のようなものが擬似恋愛的な感情を生んでいたのかもしれません。しかし、この"未来のかけら"と彼らが呼ぶものがもし、思春期特有の未来に対する怖れや憧れを漠然とした形にしたものならば、このようなファンタジーのような形にせず、もっと具体的なエピソードで描写したほうが、作品が意図することをより明確にできたような気がします。

どうもこの作品は、この"未来のかけら"とか、妙なタイミングでやたらと入る止め絵とか、ダビデくんの分身の術など、どうも演出過剰なところが有り、しかもそれが作品の内容を理解するのに殆ど役に立っておらず、どうもちぐはぐな感じがしてしまうところがちょっと残念でした。
ダビデ脳内会議
(これがダビデ君の分身の術、もとい脳内会議。こういう演出は判らなくもないけれど、例えば、映画などでは、主人公が焚き火をじっと見つめて物思いに耽っているとき、主人公の向こうにもう一人の自分が同じように焚き火を見つめながら話しかけてくるとか、もうちょっと視聴者が納得いく状況を整えてから行なわれるものです。初めてこれを見たとき、爆笑したと同時に、実はこのダビデくんは、多重人格の心の病気を持っていて、それが作品の内容に関係してくるのかと一瞬考えてしまった程で、演出としては大失敗ですね)

最後に主人公の透子は、自分に"未来のかけら"という幻影を見させるガラス玉をたくさん作り、それをダビデ君と一緒に流星群が流れる夜空に流星になぞらえて放り投げます。それは、未来は不安に怯えたり憧れたりするものではなく自分で掴み取ろうとするものという気持ちの現れと自分は解釈しましたが、それは考え過ぎかな?

この物語は、"未来のかけら"とは何かということに明確な説明を行っておらず、解釈は視聴者に任されているので、ある種の文芸的な作品と言えるかもしれません。自分は、結構高齢であり、気が長くなっているので、こういう作品もある程度楽しめますが、やはり人を選ぶ作品であることは間違いないと思います。この作品中では、透子やダビデ君が見る幻影を"未来のかけら"と名付けているので、自分は最初、てっきりタイムリープものの作品だと勘違いしていましたが、SF風の大どんでん返しを期待していると最後に壮大な肩透かし感を味わう羽目になるのは間違い無いので、そういうことを期待している人は早めに視聴を撤退したほうが無難かもしれませんね。

最後にもう一つ。先ほど、演出がちぐはぐしているように見えると言いましたが、EDも妙にテンションが高く、最初は作品の静かな雰囲気に対して、ものすごい違和感感じたものですが、回を追うごとに、作品の内容があまりに平坦なので、このEDが良いアクセントになって見るのが楽しみになってきました。特ににSDキャラの透子が走りながらクルクル回って花火になって打ち上がるシーンが好きで、毎回必ずEDは見るようになっていました。やっぱり、このグラスリップという作品は変わった作品でしたね。
グラスリップ透子花火

5.残響のテロル
残響のテロル2
自分は、この残響のテロルには本当に期待をしていました。爆弾設置の緻密な描写から来る圧倒的なリアル感。あれだけの爆破をしておいて死亡者0というのはちょっとなぁとは思いましたが、それに目をつぶっても、これだけのことをしでかす犯人の真意とそこから展開するであろうドラマに期待せずにはいられませんでした。でも、回を重ねていくうちに、なんとなくおかしいなと感じ始めたのはハイヴが登場し出した頃から。このハイヴがめちゃくちゃなことをやった割には、事件の核心とはなんの関係も無さそうで、しかも回を重ねた割には爆弾を使ったテロという糸口から事件の核心に近づく感じもなく、ひょっとして爆弾そのものが、犯人が事件を起こした理由と特に関係無いのではないかと感じ始めたのも、この頃から。結局この心配は、残念ながら、杞憂に終わってはくれませんでしたが、それでもなお、視聴初期に期待したリアル路線ではなかったけれども、アニメらしいケレン味のあるエンターテイメント(爆破テロをエンターテイメントとは言ってはいけないけれども、死者を出さないようにしている描写があるのでギリギリセーフと勝手に判定)としてアリかなと思っていました。

でも、物語の終盤で主人公が起こす最後の爆破(というか爆発)だけは、いくらアニメでも絶対に容認出来ません。(自分は、いくらなんでも主人公はその爆弾を起動させることに躊躇し爆発を起こさせないと思っていました。)

いくらその爆発で直接の死者が出ないといっても、その後の被害が圧倒的に大きすぎます。この爆発によってかなりの電子機器が広範に渡って機能停止に陥れば医療機器や交通機器の動作不全によって、直接でなくても間接的な被害によって相当数の死者がでることは容易に想像できますし、産業機器や通情報信機器の停止は産業や証券、銀行業務に大打撃を与え、目に見えるわかりやすい被害だけでなく長期にわたっても再起には長い時間がかかるような悲惨な状況へ日本は陥ることになるでしょう。このような大惨事が、不幸な境遇に同情するとは言え、主人公2人の個人的な私怨に引き合うとはとても思えません。しかし、この作品では、普通の人には容易に想像できる上記のような大被害に全く触れず、いきなり1年後にワープして、しかもこの大惨事を引き起こした主人公2人は日本を壊滅させたことについて全く意も介さない態度をとり続け、あまつさえ電子機器が止まって廃墟となった街を、さまざまなしがらみから解放された一種のユートピアのようにこの作品は描いていたので、見ていてかなりイライラしました。さらにイライラを募らせたのが最後に出てくる米軍で、この米軍="悪"という、一部の人の頭の中にあるテンプレ的な描写には本当にがっかりさせられました。

また、そもそも、この作品の中での米軍は、基本的には主人公たちによって奪われた原始爆弾を取り戻そうと動いていた側なので、最後の首都高での犯人奪還はともかく、大きく非難されるようなことはしていなかったはずです(というより、ハイヴがめちゃくちゃなことをやってしまったため米国の介入の意図が何だかがわからなくなってしまいました)。
そんなことよりも、日本政府が関知しているところで原爆が製造されたとしたら、これは明確な核不拡散条約に対する違反であり、あまつさえ、その爆発を防ぐことができなかったとしたら、国際社会は日本を絶対に許さないでしょう。それは、米軍の陰謀などは霞んで見えるほどの圧倒的に大きなスケールでもって日本は世界から非難され、その信用を回復させるには長い時間が必要となることでしょう。
こんなことにすら、想像が及ばない(というより、確信犯的にスルーをしているのかも)などとは、この製作陣は本当にどうかしています。

しかし、この結末部分を除けば、この作品は個人的には良いと思う部分をたくさん持っていて、菅野よう子さん作曲のOP/EDの素晴らしさはもちろん、作品のバックに流れるBGMは申し分なく、作画の緻密さと共に作品の持つ緊張感をうまく支えていたと思います。
また、この作品に出てくるヒロインは、主人公2人の足を引っ張るだけの、何も出来ないポンコツヒロインだったけれども、危険を冒してもツエルブがそのヒロインを救いに行く場面では、やはりちゃんとドラマがあったと思います。

だからこそ、この作品の結末は残念でした。もし、制作側が、一昔前の左翼が持っているような、"文明社会の否定+米軍は悪”のような”脳内お花畑満開”思想をアニメに持ち込もうとしているのならば、本当にそういうことは止めていただきたいですね。

6.普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。
ろこどる3
Netで評判が良かったので、追加で視聴した作品。
自分は、殆どアイドルとかには興味が無いものの、こういう地域活性化の町おこし企画には大賛成なので(例えば、石川県で行っている"花咲くいろは"をモチーフにした花色旅歩きとかです)、どういうアイデアを出して町おこしをするのかをちょっと期待しながら見ていました。
最初は、ロコドル・グループを結成して、地域イベントの司会などを行うという着実だけれども地味な展開でしたが、俄然面白くなってきたのは、ゆるキャラの"魚心くん"が出てきてから。この魚心くんは、最初はイマイチな造形と思っていたのだけれども、実は設定がすごいことになっているのです。この魚心くんが背負っている魚は、オイカワという種類の市内の川で取れた淡水魚で、ムルデル君というちゃんとした名前を持っている(ムルデルは、利根川運河を設計した実在の外国人技師)。そしてこのムルデルくんを背負っているのは水滴の精霊で、水魚の交わりの名札を付けて、それに引っ掛けて三叉の銛を持っている。しかし、実は本体はムルデル君で着ぐるみの部分の精霊は依代という、誰が考えたのかなんだかすごい設定なのです。この設定を知ってからは、このゆるキャラの変な造形も、何だか良いものに見えてきて、作品中の挿入歌"あぁ流川"と共に"魚心ソング"も耳から離れなくなってきてしまい、これもみんなあの妙に凝った設定がなせるものなのかもしれません。(ちなみに、魚心くん好きが高じて、つい下の写真のような"魚心くんのもふもふスマホケース"をAmazonでポチってしまいました。何やってんだ自分...。)
ろこどる2
物語の後半では、ゆるキャラ大運動会、ろこどるフェスタと堅実に盛り上がるイベントも用意され、その合間にろこどるらしく地方イベントをきっちり行うエピソードも挿入されて、全体に王道かつ丁寧な作りで見ていて安心かつ癒されましたね。また、流川ガールズの縁が、実はグループ結成前から奈々子を知っていたというエピソードも、心温まる話で非常によかったです。でも一番気に入ったのは、ろこどるフェスタが終わった後、必死に地方イベントへ駆けつけ、そこでイベント参加者と一緒に"あぁ流川"を歌う描写で物語の幕を引く終わり方です。自分達を輝かせるイベントも大事だけれども、地方イベントで、そこに集まるお客様を楽しませることも大事と考えていることが良くわかるエピソードで、地元愛に満ちた”ろこどる”らしさをよく表した非常に良いエンディングだったと思います。今まで自分を輝かせたいという個人の目標を追求するアイドルもの作品はありましたが、このようにアイドルの活動によって周りを幸せにすることで自分も輝くという作品は、ありそうで今までなかったのではないでしょうか。この作品が先鞭となって、このようなジャンルの作品も今後色々出てくるかもしれませんね。
PS.
敢えて、この作品で気になる点があるとしたら、以下のようなものです。
1)タイトルの、"普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。"は、ちょっと前に流行ったラノベのタイトルみたいで、最初ちょっと抵抗がありました。最初に、見もせずに視聴候補から本作を外したのは、このタイトルのせいです。普通に"ろこどる!"でも良かったのではないでしょうか。
2)劇中歌のCDを買ってみたいと思ったら、"あぁ流川"及び"魚心ソング"と"流川ガールズソング"が別CDだった...。これと、OP/EDのCDをいれると、CDは全部で3枚にもなってしまうので、少なくとも挿入歌は1枚のCDに収めたほうが良かったのでは?まぁ、これは作品の内容と全く関係ないのですけれどもね。

7.人生相談テレビアニメーション 「人生」
人生1
理系、文系、体育会系というテンプレな分類で人生相談をするというのは、いい加減そうで結構的を得ていたかも(気のせい?)。初回での、相談者に対する最もらしい回答のあと、結局、体育会系女子の"勝つしかないんだ!"という投げやりな言葉で締めくくったりするところが、個人的にツボでした。
でも、後半美術系女子を追加したのは余計だったかな?そのせいで、文系女子がただ、常識的なことしか言わない普通の子になってしまったのでインパクトが無くなってしまった気がしました。(因みに、初回レビューでは、文系女子を腹黒いなどと言ってしまいましたが、それは間違いで、普通にいい子でした。また主人公(なのか?)の赤松も、実は結構いいヤツで心優しく時には若者らしくエロを発動するし基本的に理系女子一択というところが好感度高かったです。初めの初期レビューでは自分の目が色々曇っていました...)
全体に最後までバカバカしさを貫き通してよかったと思います。ただ、作品の性格上、物語の展開で視聴者の興味を引っ張っていくということが難しく、そのため後半ちょっと飽きてきてしまったというのも事実で、自分的には、15分枠くらいで1クールやってもらった方が良かったかもしれません。


もう今期が始まって1ヶ月経ってしまっているので、これ以上視聴を遅らすことができないという理由で以下の作品の一部は脱落せざろう得ないと思っています。
1)まじもじるるも
 おそらく7話まで視聴済。雰囲気は大好きなアニメでしたが、もう視聴に費やす時間がありませんでした。残念。三森すずこさんが低い声でるるもを演じており、その声が結構好きでした。

2)東京グール
 多分2話までしか視聴していません。でも、普通に考えれば、捕食する側とされる側が理解し合えるはずもなく、主人公を人間を捕食する側に据えた時点で、おそらく納得がいく結末を迎えることは難しいのではないかと思えました。でもできれば最後まで視聴したかったです。

3)ばらかもん
 5話まで視聴したのだけれど、残念ながら脱落です。
いい話というのは解るし(というより露骨にいい話過ぎ)、”なる”をはじめ島の子供たちの描写はものすごく魅力的なのだけれども、どうしても主人公が甘ったれすぎて相容れませんでした。もちろん、この作品は、主人公が島民との交わりの中で人間的に成長していくことを主題としているのだから、主人公が最初ある程度ヘタレているのは当然なのかもしれないのだけれども、この主人公の職業はサラリーマンではなく芸術家なのだから、他のことがダメでも、その道に関してだけは、ある種の凄みのようなものを見せて欲しかったですね。でもまぁ、これも後付けの理屈で、個人的に合わなかっただけなのかもしれません。

4)スペース・ダンディ2ndシーズン
 この作品は、視聴を冬休みまで延期しました。やっぱり、ダンディは見てみたいです。

5)化物語シリーズ 花物語
 この作品も、視聴を冬休みまで延期です。この作品を見ないわけには行きません。

6)ヤマノススメ2ndシーズン
 そのまま視聴継続です(見ていないけど...)

その他、ハナヤマタは、OPは良かったのですけれども、1話であまりに絵が動いていないように見えてしまたので、そこで視聴を切ってしまいました。
しかし、後でNetでも評判が良いようですので、視聴切りをしたのをちょっと後悔しました。でもやっぱり、時間的に視聴は無理でしたね。

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